ドラゴンクエスト日記 -58ページ目

037.竜王の城---ロトの剣  on ドラゴンクエスト II

勇者ロトやその血を引いたご先祖様は、どんな思いでこの城を見上げていたのだろう。
海と険しい山岳、そして来るものを拒む毒の沼地に囲まれたこの城のふもとで、何を思っていたのだろう。



俺たちの体に脈打っているロトの血は、常に世界に仇なす存在と敵対すべく宿命を与えられている。
そのご先祖様たちの最終目的地は、常にこの城だった。

しかし今はもはや見る影もなく、野良モンスターが巣食う廃墟と化している。
俺たちはその城を前に、妙に感慨深いものを感じていた。



半ば導かれるかのように、俺たちは城内へと入っていく。
当然出迎えのファンファーレなどは鳴らず、崩れた外壁の影から襲ってくるモンスターたちだけが歓迎のうなり声を響かせる。



昇ったり降りたりを繰り返す難解な迷路のような地下迷宮だが、かつてご先祖様たちもこの狭い通路を歩いていたのかと思うと、それだけで何か不思議な力がわいてくるような気がする。



そうして進んでいくなかで、俺たちは小さな小部屋へと続く階段を下りていった。無機質な石壁とほこりにまみれた床であることはほかの場所とさほど変わらない。
しかしこの小部屋の床には神聖な装飾が施されており、長い間手入れされていないはずなのだが、それでもなおそのあまりのまばゆさに目がチカチカするほどだった。



その部屋の奥に、丁重に祭られた宝箱が設置されてあるのが一目で見て取れた。
そして俺たちは同時に気づいていただろう。その宝箱に描かれた、ロトの紋章の存在に。

一体全体、どうしてこの廃墟と化した竜王の城にロトの紋章が描かれた宝箱が設置されているのかは見当もつかない。
だがこの城で過去に起こったことを考えれば、それも不思議なことではないようにも思えた。



俺たちはゆっくりと宝箱に近づいていく。
巧妙に仕掛けられた罠かもしれないし、落とし穴が仕掛けられているかもしれないからだ。
だが何事もなく宝箱までたどり着き、俺は大きく息をついてからその宝箱のふたを引き開けた。
そこに納められていたのは・・・一振りの剣。



世界中の剣士がいつかその手にと夢に見る、伝説の剣。
かつて勇者ロトがその手に携え、魔王を打ち破ったロトの剣がそこに納められていた。



大きさの割りに信じられないほどに軽いその剣は、悠久の時を超えてなお刃から滴るような輝きが放たれている。
この剣を構えて目を閉じれば、ご先祖様たちの想いが伝わってくるようだ。



この剣を装備したい。かつて勇者ロトがそうしていたように、俺もこの剣でハーゴンを打倒したい。
しかしその想いはパルスも同じはずだった。

俺がロトの血を引く者であると同様、パルスもまたロトの血を引く者なのだ。
シーナは剣を使えないので興味深そうに見ているだけだが、魔法剣士であるパルスも俺と同じ想いを抱いているに違いない。



ある程度膂力のある俺は鋼鉄の剣を振り回せるが、魔法剣士のパルスにはそれができない。しかし、このロトの剣であればパルスでも装備できる。
そういえばもう長い間パルスには鉄の槍で我慢してもらっている。
魔法剣士であるにもかかわらず、だ。



そう。今ここでこのロトの剣を装備するのはパルスなのだろう。
俺が装備するよりも、パーティ全体の攻撃力が向上するだろうしな。
みんなと相談してそう決まったときのパルスの喜びようといったら、それはもう見ているこちらが嬉しくなるほどだった。



そういえば、ロトの名を冠する装備には他にも鎧や盾、兜もあったはずだ。
世界のどこかで俺たちを待っていてくれるのだろうか。
いつか、それらを手にする日が来るのだろうか?


===============今日のリュースたち=================

      LV  HP  MP   GOLD   Exp
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リュース  16  70   0   5271   19802
      はがねのつるぎ(E)、みかわしのふく(E)、はがねのたて(E)、まよけのすず(E)、やくそう、どくけしそう×3、キメラのつばさ


パルス   15  40  45    -    19485
      ロトのつるぎ(E)、みかわしのふく(E)、かぜのマント(E)、キメラのつばさ、やくそう、いのりのゆびわ、てつのやり


シーナ   11   36  54    -    18522
      まどうしのつえ(E)、みかわしのふく(E)、どくけしそう、やくそう、ぎんのカギ

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