ドラゴンクエスト日記 -157ページ目

004.ラダトームの町---旅支度  on ドラゴンクエスト I

ラダトームの町では、普通の一般人が多く生活していることもあり、ラダトーム城ほど打ち沈んだ雰囲気ではないようだ。
しかし誰もがモンスターにおびえて日々を暮らしていることだけは間違いないようだった。



旅の戦士たちに話をする機会があったが、僕のあまりに貧相な身なりを見て勇者ロトの末裔とはとても信じてもらえなかった。
信じてくれる人もいるにはいたが、「お前を死なせたくないものだ」なんて気遣われたりと、誰も僕が竜王を倒せるだなんて信じていないようだ。



もっとも、僕もあまり信じてはいないけど。



その点、町の住民たちはもっと素直で、「モンスターたちを倒して欲しい」という実にわかりやすい要望を伝えてきたりする。
できる限りお答えはしたいが、なかなかにそれも難しいことだということも理解してもらいたいものだ。



町の端っこで、ローラ姫の捜索隊が全滅したという耳寄り情報も入手した。その捜索隊のメンバー自身から聞いた情報なので、信頼性は高いだろう。
その兵士は話が終わると「私はもうだめだ、ぐふっ」なんて言うものだから、慌てて近所の人を呼びに行った。
モウダメ、グフッ.._| ̄|○  エエッ!?Σ(゚□゚;≡;゚д゚)エ、エライコッチャ!!



しばらくしたあとで様子を見に行ったらまだ同じ場所にいて、やっぱり「私はもうだめだ、ぐふっ」なんて言ってたので、とうぶんは大丈夫なんだろう。



行方不明になっているローラ姫のことも確かに気になるが、その前にまずは自分の旅支度をしなくては。
十字に大通りがわたる町の北西に武器屋はあり、看板娘が声も高らかに客引きをしている。



町の活気の半分を担っていると思われるその看板娘だが、最近は客も少ないのだろう。僕の姿を見ると飢えたドラキーのように近寄ってきた。

「いらっしゃいませ。中に進んで、カウンター越しに話しかけてくださいな」



こんなひどい客引きがよくもあったものだが、今の僕には選択の余地がない。とにもかくにも、まずは装備を整えないといけないのだ。

看板娘の言うがままに、僕は店内へと進む。



仮にも城下町の武器屋ではあるのだが、店内の様相は田舎じみていて、地方の武具屋を感じさせる。
様相どおり一昔前の装備が並んでいるが、そこから選ばなければ僕の未来はないのだ。

今の予算で買える武器は、竹ざおとこんぼうだけ。



竹ざおを振りかざす伝説の勇者の末裔というのも迫力に欠けるので、ここは奮発してこんぼうにしよう。
となると、防具は布の服しか買えないな・・・。

ぬーん、布の服かぁ。



今来ている服よりはマシだけど、所詮はただの服だしなぁ。
うーむ、ここは当面の生活費を節約するためにも、しばらくは今の服で我慢しようか。
よし。じゃあ、次は道具屋だ。



町の南西にある道具屋に移動し、店内を物色する。
品揃えはそれほどよろしくなく、薬草とたいまつ、そしてちょっとした防具の代わりにもなる竜のうろこだけだ。

さっきこんぼうを買ったから、残りはあと60ゴールドしかないな。竜のうろこは20ゴールドだし、薬草は10ゴールド。今の僕の懐事情からすると、どれも結構高級だな・・・。


そんな僕のぼそぼそ声が聞こえていたのだろう。



薬草薬草と言っていたら、店長が「はいよ、薬草二つ」とカウンターの上に二つの薬草を出してきた。
い、いや、違うんですよ。。。と言いたかったのだが、えらくガタイのいいその店長が鼻息も荒く僕を見下ろしているのを見ると、僕の口から出たのは「はい、買います・・・」というなんとも情けない言葉だけだった。
20Gネ!( `Д´)b (´Д`;|||) エエッ!?



いいのか、伝説の勇者がこれで。
_| ̄|○ダメダロ...


===今日のリューン===
レベル 1
HP   15
MP   0
お金  40
経験地 0

道具  やくそう×3、たいまつ
武器  こんぼう
鎧    なし
盾    なし
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