ドラゴンクエスト日記 -158ページ目

003.ラダトーム城 近辺--たどり着けるか、城下町  on ドラゴンクエスト I

そもそも、冒険向きの旅支度をしてから王の御前に立つべきだった。

王の名の下に竜王討伐に出発するのだから、それなりの装備品や軍資金は用意してもらえるだろうと勝手に思い込んでいた。



そのため、お世話になった地元の人たちへのささやかなお礼として、それまでに蓄えてきたなけなしの全財産をはたいて「よさこい勇者祭り」を開催したのだが、こんなことなら皮の盾の一枚でも買っておけばよかった。
ヨイヨイヽ(´ー`ヽ)(ノ´ー`)ノアソーレ   ヽ(゚Д゚ヽ)タノシンデクダサレ



勇者ロトの時代以降、決して表舞台に立つことのなかったわが一族は、日々の暮らしにもキュウキュウの清貧生活を送ってきた。
今日のこの服だって、普段着とはいえ僕の大切な一張羅だ。



とてもじゃないが、これまでは腹の足しにもならない剣や盾などを買う余裕はなかったわけで、なおさら「よさこい勇者祭り」の余計な出費が惜しまれる。。。
そもそも、送り出されるべき僕がどうして祭りを催さないといけないんだ。
普通逆じゃないか?
ブツブツ...(ー盆ー )



とはいえ、先ほどラダトーム王にわずかながらも路銀をもらっているので、これで最低限の装備を整えなくては。
ラダトーム城に店はないので、一度外に出て城下町であるラダトームの町に行く必要がある。



その前に大問題。



モンスターが跳梁跋扈し、数歩歩くごとに襲い掛かってくる危険極まりないこの世界。素っ裸同然のこの身で外に出て、いきなりモンスターなんかに出くわしたりしたら・・・。
永遠に語り継がれるべき僕の英雄譚は、始まって三分で終了してしまう。



モンスターがいそうにないタイミングを見計らって、なんとか町にたどり着かねば。

ラダトーム城の城門を出て、怪しく周囲の気配を探る僕。


とんだ勇者がいたもんだが、僕だって人間。
死んだらそれっきりなのだから、一つしかない命を大切にして何が悪いって言うのだ。
^(゚Д゚;≡;゚Д゚)^ イ、イケソウカナ...



そうして僕は、海を挟んで不気味にかすむ竜王の城を横目に見ながら、なんとか駆け足でラダトームの町に滑り込むことに成功したのだった。


===今日のリューン===
レベル 1
HP   15
MP   0
お金  120
経験地 0

道具  やくそう、たいまつ
武器  なし
鎧    なし
盾    なし
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