ドラゴンクエスト日記 -159ページ目

002.ラダトーム城---城内視察  on ドラゴンクエスト I

ラダトーム王は僕に竜王を倒し、その手から光の玉を取り戻すようにと命じた。
その引き換えに心ばかりの贈り物をくれたのだが、たった120ゴールドとたいまつ1本というのは、一国の王として少々しみったれのような気がしないでもない。



しかし、竜王征伐隊が惨敗し続けたことで遺族への保証金などがかさみ、王国の財政も逼迫しているという話だ。
そのことにはあまり触れないのが、勇者の末裔としてのたしなみというものだろうか。



それにしても、と思う。
近衛兵たちに旅の基礎知識を聞いて回ったのだが、みんな僕よりもずっと強そうだ。それに旅慣れていそうな感じがする。
こんな兵士たちが大勢でかかって倒せなかった竜王を、全財産が120ゴールドの僕が本当に倒せるだろうか。



あぁ、考えれば考えるほど絶望的になってきた。_| ̄|○ムリポ...


ダメだダメだ。今はまだちっぽけでも、明日の僕は今日よりもビッグ。
ポジティブシンキングでいくしかないな。。。



それに、半年前にモンスターにさらわれたローラ姫のことも気になる。
いったいモンスターが何を思ってさらっていったのかはわからないが、半年間も音沙汰なしということは・・・。
((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル



不吉な想像しか浮かばないが、ラダトーム王がじっと堪えている中で僕がそんなことを口に出すわけにはいかないし、なんとか手がかりを見つけるしかない。たとえそれが、どのような結末になっていようともだ。



さて、部屋を出よう。
ん? 鍵がかかっているみたいだ。そういえば、さっきの宝箱に鍵が入っていたな。これを使うのか。



この魔法の鍵は、限られた場所でしか販売されていない。
それに一度使うと壊れてしまうので一般市民は簡単に手に入れることはできず、おかげで安全性は抜群にいい。ただし、その分費用がかさばるという致命的な欠陥もある。僕のような貧乏冒険者にとっては、特にだ。



扉を開けた先にあった階段で一階に降り、ラダトーム城を一巡りした・・・のだが。
うーん、実に暗いムードだ。
あまり掃除も行き届いていないのか、城内自体もどこかくすんだ印象を受ける。
そしてみなモンスターの脅威におびえ、ローラ姫の行方を案じている。楽観的な人間は誰もおらず、みな絶望に打ちひしがれている。



こんな雰囲気だと掃除どころじゃないのもわかるけど、もうちょっと活気があってもいいように思えるな。
とはいえ、活気が生まれるだけの話題がないことが一番の問題なんだろう。



奇妙なじいさんは、「古き言い伝えの勇者に光あれ」なんて言ってくれたけど、言い伝えに残ってるのは僕じゃないんだよなぁ。残ってるのは僕のご先祖様なんだ。
うぅ、どんどん僕への期待が大きくなって、なんだかみんな変な勘違いまでし出してるようだ。
ヒカリアレッ!(ノ゚д゚)ノ ミ☆ (゚д゚;)ド、ドウモ...



しかしまぁ、できる限りはがんばろうじゃないですか。
ここで逃げ出したんじゃ、昔がんばったご先祖様に顔向けできないからな。
やるしかないっす。



それはそうと、場内にあったつぼの中に薬草が落ちているのを見つけてしまった。ずいぶんくたびれているので、ここに保存しているというよりは、誰かが落としていったんだと思う。

うーん。。。
(゚_゚;≡;-Д-)ダレモミテ...ナイネ



しばらく迷ったが、このまま放っていくと、この薬草は誰の手にも渡ることなく腐っていきそうな気がする。
どうせ腐らせるなら、古き言い伝えの勇者に使ってもらったほうが、薬草も本望なんではないだろうか。

といった感じでネコババする理由を自分の中ででっち上げ、人目が途絶えた瞬間にささっとつぼから薬草を拾い上げ、足早にその場を立ち去った。


勇者というよりは盗賊っぽいなぁ。なんだか。


===今日のリューン===
レベル 1
HP   15
MP   0
お金  120
経験地 0

道具  やくそう、たいまつ
武器  なし
鎧    なし
盾    なし
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