ドラゴンクエスト日記 -154ページ目

007.ラダトーム城 近辺---ホイミ  on ドラゴンクエスト I

迫りくるスライムベスの体当たりを左にかわし、無防備になったその背中にこんぼうの一撃を振り下ろす。
わずかずつではあるが戦闘のコツを体に叩き込み、偉大なるご先祖様、勇者ロトに近づくことができているようだ。



とはいえ、その道のりははるか遠い。


言い伝えによれば、かの勇者ロトは強靭な戦士であると同時に、魔法にも長けていたという。
僕にはまだこんぼうを振り回すだけの能力しかなく、魔法を唱えることなどは思いも及ばない。



そう思っていたのがほんの一分前。
しかし、スライムベスを倒したあとで、脳裏になにやらひらめくものがある。



回復魔法「ホイミ」。



僧侶が使う癒しの魔法で、戦闘で磨り減った体力を復活させる魔法だ。
本来であればそれなりの術者から詠唱の術を教わる必要があるのだが、これが「ロトの血」なのだろうか。


ついさっきまでイメージすらわかなかったホイミの呪文が、いまははっきりと理解できる。
確かに僕は、魔法が使えるようになったようだ。



残念ながらいまはマジックポイントがカラッ欠なので、呪文を唱えても両手がかすかに光るだけで、体力までは回復しない。


しかし、宿屋に泊まるか、ラダトーム城にいた「光あれ」のじいさんに光をおすそ分けしてもらうことで、マジックポイントも回復できるだろう。
ホイミッ!(*゚Д)/'`*:;,。・★



これもご先祖様からの贈り物ということで、ありがたく受け取っておこう。
これからもっと経験を積んでいくことで、もっと多くの魔法を身につけることができるかもしれない。



敵は最強のモンスターだ。
僕も最強の人間にならなければならず、その道は遠い。旅はまだ始まったばかり。



こうなりゃ、どこまでも行ってやろうじゃないですか。



===今日のリューン===
レベル 3
HP   18
MP   0
お金  85
経験地 24

道具  やくそう×3、たいまつ
武器  こんぼう
鎧    なし
盾    なし
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