ドラゴンクエスト日記 -147ページ目

014.ラダトーム 遠南西部---岩山の洞窟 冷やかし編  on ドラゴンクエスト I

どこまで行っても森が続き、どこまで行っても山しかない。
襲い掛かってくるモンスターも、ラダトーム近辺で出現していたものよりレベルが一つほど上がっているようだ。



こんぼうを振り回してもろくなダメージを与えることもできず、逆に受けるダメージはがんがん僕の体力を奪っていく。
こんぼうと普段着という装備にも限界が見え始めたようだ。というよりは、もともと限界とかそういう次元ではなく、そんな格好でこんな山深いところまできている僕がおかしいわけだが。



しかし財布を覗いてもろくな装備を整えられるお金がたまっていないので、メインの攻撃をギラに頼り、地道に戦闘を繰り返すしかないのだ。
数回戦闘をしては、マジックポイントが底を尽きる前にラダトームのじいさんの所に帰って光アレをしてもらい、ホイミで体力を回復。



そして人目につかない軒先で一眠りしては武者修行の戦闘をかねて散策を繰り返すという、ホームレス同様の生活をここ最近はずっと続けている。
苦労が多い割りには成果があまりないけど、せめてくさりかたびらと銅の剣ぐらいは装備できるまではと、一人がんばっている今日この頃。



その二つを装備しただけでも、ぐっと冒険者らしく見えるのに。
どこかに落ちてないものかなぁ。



薄暗い山道を進んでいくと、ときおり木陰や岩場の向こう側に、そこで人生の終幕を迎えてしまった冒険者の亡骸が、物言わず朽ち果てているのを目にする。
いまの僕よりもよっぽどいい装備品を装着しており、生唾を飲み込んで思わず周囲に誰もいないことを確認してしまう自分がいるのだが、さすがにそれは人としてやっちゃいけないことだろう。



装備品を盗むだなんて死者を冒涜するにもほどがあるし、それを着るのも嫌だし、万が一剥がしているところを誰かに見られたりなんかしたら、勇者の末裔としての信用度を回復するのは困難極まりないことになるだろう。



ということで、そういった場合はただ黙礼してその場を通り過ぎている。


できれば土に返してあげたいが、一人旅でそんなことをしていたらあっという間に背後から襲われ、僕もここで朽ち果ててしまうことになるだろう。
申し訳ないけれども、その旨了承願いたいところだ。



そんなことを考えながら岩山の周囲を散策していると、洞窟の入り口を発見することができた。


おお、こんな人里離れたところにも洞窟があったのか。
いったい何のためにあるんだろうか。



もちろん誰も教えてくれないので、僕が自分の目で確かめてくるしかない。
さっそく洞窟の中を覗いてみようと腰の道具箱を探り、たいまつを・・・探すと・・・あり?
アリ?(.. ) ( ..)オヤ?



し、しまった!
Σ(゚д゚lll)ガビーン!!



たいまつを買い忘れてた!!
ロトの洞窟で使ったっきり、買うのを忘れてしまっていた。


これじゃとても洞窟に入っていくことなんでできるわけがない。



遠路はるばるやってきたというのに、これじゃ意味ないじゃないか。
がっくりと肩を落とし、僕は何も得るものなく町へと引き返していった。
あぁ、無情・・・。


===今日のリューン===
レベル 6
HP   19
MP   4
お金  555
経験地 277

道具  やくそう×3
武器  こんぼう
鎧    なし
盾    なし
==================