ドラゴンクエスト日記 -145ページ目

016.ラダトーム西部---鉄の斧  onドラゴンクエスト I

全財産が5Gになってしまったので結局防具は何も買えなかったが、ずしりと重量感のある鉄の斧は銅の剣なんかよりもよっぽど本格的な武器だ。
いよいよ僕も冒険者らしくなってきたかなぁ。



そうなると気になるのはこの新兵器の威力だ。


男子たるもの、新しい武器を手にすると何かしら心ときめくものを感じてしまうのが世の常というものだ。

仮にも斧と名がつくだけあって、所詮はただの木の塊であったこんぼうなんかよりはよっぽど振りやすい。


ひゅんひゅん振り回すと、なんだかちょっと勇者に近づけたような気がした。
というよりは、どちらかというと勇者よりも戦士っぽい気がしないでもないけど。



そんなことを考えつつ、ニヤニヤしながら何もないところで斧を振り回していた僕は、傍から見ると変質者以外の何者でもなかったのだろう。
スライムベスが遠くから僕を見つめていたのだが、襲い掛かってくるべきかそのまま立ち去るか悩んでいるようだった。
ミテタノ...( *゚Д゚*)   (゚∀゚* )ウン...



しかしそんな視線に気づいた僕が、真っ赤な自分よりももっと赤く赤面しているのを見て取ると、スライムベスは勢いきって僕に襲い掛かってきた。
ふん、望むところだ。斧のサビにしてくれるっ!



近寄ってきたスライムベスよりもさらに鋭く踏み込み、脳天めがけて迎撃の一撃を放つ。
喰らえ! 勇者の一撃を!!
タリャ≡( ゚Д゚)ノ (゚∀゚ )ベスッ



勢いののった会心の一撃が、無防備なスライムベスの脳天を襲う・・・はずだったが、思わずこんぼうの間合いで踏み込んでしまい、近寄りすぎてうまく振り下ろすことができなかった。



そんな僕の無様な攻撃をひらりとかわしたスライムベスは、なぜだか憐れむような視線を残してその場を去っていった。

な、なんだよ。そのまなざしは。


ちくしょう。なんだかとってもくやしいぞ。。。


===今日のリューン===
レベル 6
HP   37
MP   19
お金  5
経験地 285

道具  やくそう×3、たいまつ×2、りゅうのうろこ
武器  てつのおの
鎧    なし
盾    なし
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