北海道のオートバイ乗りにとって今はまさしく「雌伏の時」です。
ライダーによってこの時期の管理は様々だとは思いますが、私の場合は同じく冬眠中のFDと共にオイル下がり防止のため少なくとも月イチでエンジンだけは掛けてあげる対応。
なのですが・・・
1月のルーチンでFDは問題無く(実はそうでも無さそう)始動したのですがゼファーのほうは「セルは回るが点火してくれない」状況になってしまいました。
現在使用中のバッテリーですが、実は「10年間無交換」でしたw
2016年12月にジェネレーターからのワイヤー端子が錆びて充電不良を起こしていたという記事を書いているのですが、その時のバッテリーを今まで引っ張っていたんですね。
文中で「半年間過放電を続けていた」としておりますのでこの年の初夏頃に交換したものと思います。さすがに詳細は憶えておりませんが・・・
12月はさほど苦労無く掛かっていたので油断しておりました。
シーズン中も月イチの乗車ですので動かす前には必ず補充電をしているのですが、昨シーズンより「随分と短時間でフル充電になるなあ」とは思っていました。これが劣化の明確な兆候だったようでして。
状態を確認するためにバッテリーを下ろし、室内で充電器に繋いでみる事にしました。
何と言っても最高気温マイナスの世界ですのでねw バッテリーにはキビシイ状況。
純正指定の古河製です。オートバイ用としては最大クラスの容量ですね。
ぶっちゃけゼファーに関しては過去3回しかバッテリー交換しておりません。そのうち1回は前述のケーブル不良の際それに気づかず「当たりが悪かったのかな?」と1年で交換しています。
なので事実上22年で2個しか使っていないことになります。
上面に製造年月日の刻印が「19046A」とあります。
6Aの意味が正直確信持てませんが、当時の私の記述から推察するに「2016年4月19日製造」だと思われます。これが正しければ9年9か月程継続使用していた事に。
さすが信頼の「MADE IN JAPAN」!
肝心の電圧ですが・・・
ホムセンで販売されている一般的な充電器の表示ですので厳密では無いかもしれませんが、8時間充電の結果で「12.4V」・・・低い。
所説ありますがこの電圧だとエンジン始動には少々手こずるパワーですね。夏のオイルが柔らかい時期ならセルを回すのは楽なので余力があったのかもですが、厳寒期のガチガチになったオイルに負けず十分に火花を飛ばす事は出来なくなっているものと思われます。
因みに容量なのですがこちらも全く上がりません。
大雑把な表示ですが「60%」から上昇してくれない。限界なのは明らかですね。
さて、こうなると当然バッテリーは交換しなくてはなりません。
ですがここでどんなバッテリーを買おうか?と逡巡してしまいました。
まずもって遠軽町には(マトモな)バイク屋がありません。よって在庫には期待できません。
つか北海道のバイク屋さんは冬には除雪機屋さんに業態チェンジしてますしw
店頭買いしようと思ったら札幌の2りん館とかまで出て行かないと難しいかな?
となると通販にならざるを得ないので色々と調べてみたのですが・・・今はこんなに高いの!
前回2016年の交換の際には近場のホムセンでも販売していて価格も7,000円台だったのを良く憶えているのですがこの10年でここまで値上がりしているとは。
カーバッテリーと違って生産数が少ないでしょうからコストがかかるのは理解できますがそれにしても・・・標準的な売価が2万円を超えていました。マジか・・・
ここで改めてどうしようかと考え、以下のパターンから選ぶ事にしました。
① 高価だが今まで通り古河製品を購入する
② 他の国内ブランド同等品に切り替える
③ 寿命に関するリスクが高い事を承知の上で安価な国外生産品を購入する
と書くまでも無く皆さん同じ事を考えるのではないのかな~とも思いますがw
さて、上記3点について私の判断は・・・
① 2003年以降3回の交換で済んでいる事からブランドへの信頼は間違いない。
ただし現在生産がタイへ移行しているようなのでその点がイマイチ不安。
② オートバイ用としては古河よりも著名?なユアサ製品にしてみる。
ただGSユアサには同等品が見当たらず、台湾ユアサの製品になってしまう模様。
但し価格は古河よりも安く済む。1万円台前半らしい。
③ 密林で検索しただけでも沢山出てくる。思わず笑ってしまうw
価格よりも信頼性を重視したいのでレビューを参考にしたが、直近の投稿日のそれには
「性能問題ありません」「一発でエンジン始動しました」「コスパに優れてます」といった
コメントが並ぶが、そこからさらに下っていくと「〇〇ケ月で終了」といったモノが増え
始め、耐久性に関しては相当リスクがありそうと思われる。
結論として月並みですが「古河製品を購入してなるべく長持ちさせるかアジアンバッテリーを購入して短めの頻度で交換する」かの2択となりました。台湾ユアサについて、台湾はメモリなどの精密電子機器については一流でしょうが電池となると・・・中国並みの品質?良く分からないトコロなので今回はアジアンバッテリーに含めて検討することに。
何でバッテリーごときでここまで悩んでいるんだろうとは思いましたが、我が家の大蔵省(すなわちヨメ)にふと「どうするべか?」と話を振ったところ一言、
「いくら安くても中華製だけはヤメておいたら?大事な部品は日本製でなきゃ」
パア~~~~っと視界が開けましたw
かかる費用に目を奪われてバッテリーに関する肝心な性能要件を忘れていましたわ。
あとは即決です。今まで通りに古河製品を搭載する事に決定!
ならばやることは通販サイトで各社比較、リーズナブルと思われる某社に発注するだけです。
注文したのは5日、到着は7日。古バッテリーの回収も頼めて文句無しでした。
届いたモノがコレです。
純正指定のFTH16-BSは廃番になっていましたので、より強力なFTZ16-BSになりました。
箱デザインが何時の間にかオシャレ?になっていましたw
バッテリー本体です。
性能表示を見るとCCAなどあくまでカタログスペックですがFTHを上回ります。
あとは「MADE IN THAILAND」の信頼性がどうかですね。これは使ってみないと・・・です。
通販で怖いのが長滞品が届く事が一定数あるということなのですが(その点密林は結構ヤバいというお話も)、製造年月日の表示を見ると「210126」。2026年1月21日製造。マジか?
タイから船便だとしても順調なら数日で日本に到着しますのであり得る事とは思いますが、それにしても2週間チョイでエンドユーザーに届くとは。かえって心配www
念の為車載前に補充電。5分もかからず満充電になりました。
電圧は13.1Vの表示。バッチリです。流石のド新品バッテリー。
早速ゼファーのルーチンエンジン掛け作業を実施しましたがセルモーターの暴れっぷりに笑うしかありませんでした。あんた、こんなに元気よく回れたんだねw
旧バッテリーは還暦の私、新バッテリーは中坊の頃の私ってカンジ(男子なら判る例えで)。
まあヘタりかけたバッテリーで回されるセルの勢いに慣れ過ぎていたというコトなんですがね。
これで当面ゼファーの心配は無くなりましたが問題はFDのほうです。
今のところエンジンは掛かっているのですが、今まで8時間充電でフルだったものが前回は容量80%までしか上昇していなかったんですよ。今回の経験から考えると「そろそろヤバくね?」。
こちらの交換は21年5月。ほぼほぼまる5年になるので良く持っているほうだとは思えます。
4月の本格始動まで持ってくれれば御の字ではあるのですがさてどうなりますか。
ゼファー以上に選択肢がありますので、きっと優柔不断な私はまたヨメに助けを求める事になるんでしょうねw
それではまた!













































