なおなおの模型(とそれ以外の趣味的)ブログ

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所謂「出戻りモデラー」の悪戦苦闘を赤裸々に綴る日記

遠軽町から約50km、北見市のオホーツク海寄りの東端にある常呂(旧常呂町)は日本における

カーリング競技のメッカです。冬季オリンピックなどでカーリングを観戦した事のある方には

聞き覚えのある地名かと思います。

 

ここではカーリング専用施設が通年で運営されており、「もぐもぐタイム」や「そだね~」が

変に注目されてしまいましたが2大会連続メダリストの「ロコ・ソラーレ」の拠点にもなって

いたりするのです。ロコだけでなく他チームにも常呂出身者って多いんですよ。

 

クルマで1時間あれば到着する場所ですので、大会などがあれば観戦をと考えていたのですが

昨日から表題の「アドヴィックスカップ2024」が始まりましたのでこれを機会に初観戦して

みようと思い、会場のアドヴィックス常呂カーリングホールへレッツラゴー!です。

 

アドヴィックスはネーミングライツによる命名ですが、この企業は旧アイシン精機のブレーキ

部門を吸収して自動車やオートバイのパーツ(主にトヨタ系らしいですが)を供給している

会社ですね。モータースポーツに関心のあるヒトなら聞いたことがあるかと。

 

 

で、早速到着しました。

何せカーリング初観戦どころかこの施設も初めてなので入場の要領が判っておらず想定外に

あたふたしてしまいました。そのため外観の写真撮影をすっかり忘れていまして、上記は

アドヴィックス社の公式HPから拝借させていただきました。関係諸氏にはご容赦願います。

 

 

本大会は観戦無料です。予選までは自由に入って良いシステムで、トーナメントになると

当日配布される整理券が必要というレギュレーションでした。ただし午前と午後の試合の

間に準備のため観客の入れ替えがありました。

 

施設は土足厳禁です。玄関にスリッパは用意されていますが、御覧の通り綺麗にメンテナンス

された板張りの床なので「良く滑ります」w

実際足を滑らせて悲鳴を上げている方が数名いらっしゃいましたので、ここは上履きを用意

していくほうが良いでしょうね。

 

玄関からすぐの階段を上がって2階の観覧席に移動するのですが、すぐ目の前にプレイ直前の

選手の皆さんが集まっていて何と言いますか和やかと言うか和気あいあいに見えました。

 

観覧席と競技フロアがガラス(アクリルかも)で仕切られているので普段着でも大丈夫との

情報は事前に調べて判っていたのですが念の為トレーナーを持って行って大正解でした。

入場後30分くらいでもう寒くて寒くて・・・トレーナーだけじゃなくスカジャンも用意して

おくべきだったと後悔。ですが周りには半袖短パンの方々が多いという・・・どゆわけ?

 

 

試合開始前の練習風景です。

著名なチームが多数参加しており、TM軽井沢・中部電力・北海道銀行・・・

もちろんロコ・ソラーレも参戦していましたが、私のお目当ては勿論「コンサドーレ」です。

Jリーグコンサドーレ札幌の兄弟チームですね(バドミントンチームもあるよ)。

ロコに比べると若干知名度では劣るかもしれませんが、日本代表として世界大会に出場している

実力者なのですよエッヘン!

 

 

そのコンサドーレの練習風景です。

 

 

もう一枚。

中継では試合前の様子を見る機会ってわりとありませんので新鮮でした。

スタジアムにサッカー観戦に行くとキックオフ前の両チームの練習が見られたりしますが

その際と同様に選手の緊張感が感じられますね。

 

 

これはコンサの隣のシートで練習していた中部電力のお姉さん達です。

 

 

試合はA~Fの6シート同時スタートで最大8回(ターン?)までの模様。

レギュレーション良く分かってなくてゴメンナサイです。

午前の部は10:30~13:00まで、午後の部は14:00~16:30となっていました。

 

 

コンサドーレの選手たちです。

 

 

観客席からですと中継とは違ったアングルで見られてこれまた新鮮でした。

 

 

今日の試合結果。

初回0-0でしたが2回にコンサが得点、不利な先行にも関わらず相手に得点を許さず6回で

相手がギブアップして勝利しました。サッカーチームのほうもこうあって欲しいのですが。

まだ可能性はありますし諦めてもいませんがJ1残留、相当頑張ってくれないと厳しい現実(涙)

 

試合が終わって一旦施設外へ出たのですが、午後の部にはロコ・ソラーレが出場してくる為か

既に待機列が結構できてしまっていまして、ロコのプレイするシートA付近には近づけそうに

なかったのと、もともとお目当てがコンサドーレでしたので勝利に気を良くして今日はこれで

帰宅することにしたのでした。

明日以降も試合が続きますし、ロコとコンサはおそらく勝ち上がるはずですので余裕があれば

再度行ってみたいかもとは思います。

 

最後に・・・

 

 

初見でオリンピック韓国代表の「メガネ先輩」かと思ってしまいました。

シートBで試合されていた東京の「GRANDIR」所属、石垣真央選手。おじさんゾッコンです。

帰宅してから調べてみるとこの方も常呂出身であらせられました。

旧常呂町、人材の輩出半端ないですね。

 

それではまた!

今夏のお盆の帰省時期は大型台風の直撃で多大な影響があったようで皆様ご無事でしたか?

モデラー的には雨風で窓が開けられなくて塗装が進められないのが一番の問題ですね。

その点道東はほぼ台風の影響を受けない(そもそも台風として上陸しない)ので過剰な対策は

不要ではあるのですが連続する台風の影響かとにかく気温が上がりません。

この一週間で30℃を上回ったのは1日だけだったような。今日も予報では最高23℃までらしく

庭の雑草退治には最適な状況になりそうですw

 

今年は何故か先週の後半に集中した法事関係も完了し、模型製作も再開しました。

とは言えいつものようにのんびりとしたペースは変わらないのですけれども。

お手付きしていたタミヤ製ヘンシェル砲塔と並行していたドラゴンのポルシェ砲塔も少しづつ

形にしていこうと思い引っ張り出しました。

 

タミヤと同様にショウモデリング製のコーティングシートを貼り付けるトコロからスタート

だったのですが、その前に下準備が必要なんですね。

 

 

砲塔キューポラ脇のここ、ピストルポートでしょうか?

何故こんな分割で別パーツにしたのか理解不能です。実車がこうなっているんでしょうか?

しかもパーツの合いが悪くシートを貼るにしてもどうよ、と思われたのでまずは修正。

 

こののちシートの貼付に入ったのですが・・・問題発見!しかも大問題です。

タミヤに引き続きこちらでもパーツを紛失している事に気が付きました。

紛失したのは下記、砲塔後部ハッチのベース部分です。赤丸のH11。

 

 

タミヤヘンシェルと同じような位置のパーツなので、おそらく仮組みの後片付けの際に同様の

理由で「どこかにしまい込んだorうっかり捨ててしまった」のでしょうね。

タミヤヘンシェルのほうは国内メーカーなので簡単にパーツ請求できましたが、こちらは

ハセガワ扱いの頃のキットパーツをプラッツに相談することになる、しかもノンコーティング。

以前ヤークトパンターの車体が前後期違いだった際の対応はGJだったので問い合わせる価値は

あるとは思われますが、今回はそもそも用意があるかが疑問です。

 

どうしようかと思いましたが、タミヤヘンシェルのハッチとは違い今回はただの板なので

プラバンでそれらしく自作してしまいました。

問題は6箇所あるボルトの処理です。実車資料を探している中でドラゴンの現行品のパーツ

写真を見つけたのですが、ありがたいことにコーティングのモールドで全て潰されています!

すなわち再現しなくてもOKだという根拠を得ましたのでラッキーw スルーで行きます。

 

 

正直厚みが分からなかったのですが完成写真から検討をつけ、またコーティングの厚みで

曖昧になってしまうこともありますので1mmで進めました。

手持ちが1.2mmしかなかった(これだと明らかに厚すぎる)ので0.5mmを張り合わせ作成。

そこに外形のゲージとしてコーティングシートを貼り付け大まかにカットしました。

 

 

関連パーツを接着し形状を整えて、これで良しとします。

 

 

車体各部にもシートを貼付し終わりました。

タミヤで失敗したので、こちらはサイドスカート取付部下のカットはちゃんと済ませました。

部分的に接着剤のハミ出しがありますが、隠れる部分なのでまあ良いでしょうw

 

 

自作した砲塔後部ハッチですが、さほど違和感はないかと思います。つか見逃して~w

 

 

シートの不要部分が白抜きで印刷されているのですが、ドラゴン製品に使用したからかも

しれませんがやはりズレまくっています。

なので場所ごとに都度カットして合わせながら貼り付けました。

どうしてもカットした痕跡は残ってしまいますが、後々の溶きパテ処理+サフ吹きで目立た

なくなってくれる事を期待しています。

 

これでタミヤヘンシェルと共にシート貼り付け跡のパテ処理を実施できる段階になりました。

ですが大仕事をやってのけた満足感に浸りつつ、私はまた暫く放置を決め込みます。

他にも色々とお手付き品がありますしね。

ここでモチベーションを維持して一気に進めれば完成も早まるのでしょうけれど・・・

 

それではまた!

遠軽は暑くなったり寒くなったりと気温の変化が大きくて身体に堪えます。

昨日一昨日は最高気温が場所にもよるのでしょうが20℃ちょいくらいまでしか上がらず、

そのくせ今日は自宅庭の実測で34℃ともう身体的に大ダメージです。

 

世間では(台風の影響がありつつも)お盆休み週間が多いかと思います。

私もなまじ地元に戻ってしまった結果、親族の法事など目白押し・・・のはずだったのですが

幸いなことに(?)週後半にまとまって入ってきたもので時間がぽっかりと。

雨続きだったこともありお手付きキットをじりじりと進める良い機会になりました。

 

そのなかで最も進んだフジミの頭文字Dシルエイティの現状です。

と言いますか久し振りのポリパテを使っての成形が楽しくなってしまってほぼこればっかり

弄っていたからなのですが。雨で外出が憚られたこともありましてねw

 

フロントバンパーグリル部とリップ、そしてサイドスカートの造形を行いました。

 

 

サイドスカートとフロントリップはプラバンを切り出し接着した上からポリパテを塗布し

調子を見ながらアナログに削りだしていくやりかたです。

まだ大まかな粗削りの状態ですので表面には気泡や削り残しが沢山残っています。

現在の状態でシャシーがきちんとはまるか試したくて組んでみたのですが特に問題は無い模様。

リアタイヤ後方バンパーには何も追加されていないように見えますのでキットままです。

 

 

反対側です。

 

サイドスカートはマンガ(と箱絵)とは少し変更し、どちらかと言えばアニメ版に近い形状に

したいと思います。

マンガ版ですと箱絵のようにドアのプレスライン部で前後フィン状部が連結されているような

形状になっています。工作自体は0.3mmプラバンを幅5mm程度にカットして接着してやれば

済む程度の簡単なものなのですが、どうにも私の好みではないのです・・・

劇中車に忠実にしたい気持ちはもちろんあるのですがこれは何と言えば良いのでしょうか。

 

で、アニメ版準拠かと問われるとそうでもありません。

「インパクトブルーの彼方へ」も20年以上前の作品なので、クルマのCG表現が荒く映像から

明確に掴めなくて難儀しました。好きなヒトは雑誌など押さえてあるのでしょうけれども。

そのような状況で「おそらく」前輪及び後輪の直近がフィン状に立ち上がっている形状と

見て取りました。光の映り込み具合などからそう判断しています。

ただ、同時にスカートの底部も小さいマッドガードのように垂れ下がっているデザインでも

あるようです。

しかもどうやら側面が垂直に落ちているデザインではなく下方向が広がっている三角形状の

エアロのようにどうしても見えるのです。

最近ではあまり見なくなりましたが、以前はそういうデザインのサイドスカート(とフロント

バンパーのリップ部)がアフターパーツで多車種用に販売されていましたのでその系列の

デザインになっているのかな?と思われました。

 

正直、私の好みとしてそのような三角形なデザインのエアロはどうにも安っぽく見えて好きに

なれませんので、ここはマンガとアニメの折衷ぽいものとして進める事にします。

所詮は趣味の模型ですので、ここで目くじらを立てられることも無いでしょうしw

 

 

フロントです。まだまだ汚くて申し訳ないです。

掲載用に縮小はしていますが、オリジナルの画像をみると滅茶苦茶荒いです涙。

リップ部分はキットパーツから+2mm出してみました。1/24なので実車だと48mm。

絵を見る限りではもう少し出しても良さそうですが、やりすぎて出っ歯になるのもと思い

自重しています。

 

 

箱絵が入り込むように一枚。何となくそれらしくはなっていると思います。

もう少し盛って削ってを繰り返せば見られるように・・・なって欲しい!

 

 

「その2」で触れました似ているホイール調達の一件、エアロの加工でボディ下方向の厚みが

0.5mm程増えましたので、20インチによる腰高感が少しは解消するのでは?と期待していた

のですが御覧の通り・・・相変わらずの標準車っぷりです。

これでは流石にFD用BBSの流用は諦めなければならなさそうです。恰好悪いです・・・

幸い地元の友人氏より17インチのメッシュBBSを譲って貰えましたのでそれを使用する事も

考えようと思います。

 

この後は現時点で問題のあるポリパテ部(酷い表現ですが)の追加加工ですね。

ポリパテ整形の感触を取り戻してきましたので、ラッカーパテでやろうとしていたボデイ面の

不連続な箇所の修正も、勢いでポリパテ使用に切り替えてやってしまおうかと考え始めてマス。

 

これこそ失敗したらここまでの苦労が水の泡ですな。

それではまた!

昨年末から年初にかけて少し弄り始めていたフジミの頭文字Dシルエイティです。

その後じりじりと作業していたのですが少しだけ状況が進みました。

因みに前回は「フロントバンパーの形状をどうやって変更しようか?」という内容でした。

 

ボディのフロント部に被せる仕様のエアロですが予定通りグリル部分を切り出し、プラバンで

奥行を作りました。パテ修正が前提ですのでここは枠組み程度の出来で済ませています。

 

 

ボディ裏側には五角形の欠落部が出ましたのでプラバンで塞ぎ、スキマを埋めます。

 

 

一瞬ランボルギーニのように見えません?見えないかw

 

 

可能であれば残そうと考えていたシャシー固定部のツメですが、残念ながら私のやり方では

干渉が避けられなかったため結局カットしてしまいました。

シャシーの固定は最悪、接着も視野に入れておきます。

 

両サイドのインテーク部は上下分割されているのでこのあと0.5mmプラバンで作りました。

 

 

仮にハメてみました。

この段階では縦方向のケタの高さが適当なのでスキマ出来まくりです。

それとナンバー装着部のディティールも何とか変更してあげなければなりません。

 

 

これが現状です。

フロントの形状変更ですが、両サイドの凹ラインが回り込んでいるデザイン。

ここはプラ材を駆使してそれらしくしてみようと目論んだのでした。

 

まずイエサブのプラストリップを2.5mmx39mmでカットし接着しベースにしました。

上部はタミヤの1mm、下部はエバーグリーンの0.5x1mmの角棒を横幅を合わせて接着。

ラッキーな事に、これで左右のライン幅と肉眼では違和感無く連続させられました。

このままではラインが深すぎますので、もう一枚プラストリップをカットして埋め込むように

接着してあげてこのような状態です。

若干ヘロヘロしている部分はありますがまあ良いでしょう。ドツボにはまらないようにw

グリル部分は高さを調節してからパテ修正の後、瞬着をたっぷり塗布して固定しました。

 

このあとプラバンとポリパテで形状の修正に入ります。

バンパー下部の厚み増しの後、ポリパテてんこ盛りでしょうかね。

併せて凹ラインも整形してあげようと思います。

この作業が上手く行けばモチベも上がるのでしょうが、失敗したら・・・廃棄かなぁ?

とにかくこの数日で作業を進めてみようと考えています。

とは言え時節柄、色々と行事もありますので結果が出るのは暫く後でしょうか・・・

 

それではまた!

バンダイHG キュベレイの続きです。

 

塗装する以上どうしてもやっつけなくてはならないモナカの中身を接着しパテ処理を終わらせ

ました。無塗装パチ組みで済ませられないいつもの私の性w

加えてガンプラあるあるのスナップフィットが故の各所のヒケも可能な限り修正します。

 

 

腕の袖回りのパーツも内部を塗装した後で被せなければならないので、再度モナカ処理を行う

必要があるのが少々面倒です。とにかくこれで塗装に入れるようになりました。

 

その塗装ですが、最初は素直にハマーン様仕様でパールホワイトにするつもりだったのですが

どうせリバイブ版が出ているキットなんだし、たまに遊んでみようかな?という悪戯の虫が

顔を出してきまして、今回は私なりのプロトタイプ風に塗ってみようかと。

 

プロトタイプといいましても世にたくさんありますオリジナルディテ満載のMSみたいな

アイディアは残念ながら持ち合わせておりません。

どうしようかと思案の末LMES1、「エルメスララァ・スン専用モビルアーマー」に準じた

色合いで進めてみることにしました。

エルメス(もういいやw)の個人的イメージはエメラルドグリーンなのでそれっぽい感じを

取り入れた塗り分けにしようとは思っています。

ですがグリーンが主のMSとなると・・・ザクっぽくなりそう。どうしよう?

 

エルメスの流れっぽくするにはどうしたら良いか?

ここは一部ディティールを取り入れればらしくなるかなと安易に考えました。具体的に、

 

 

エルメスは全体がグリーンに差し色としてイエローとピンクですね。

そして何と言っても「とんがり帽子」。なのでこれらを追加してあげる事にします。

 

 

コックピット上縁と頭頂部のピンクはこうしてみました。

上縁はプラペーパーを貼り付けてラッカーパテで細部を修正です。

頭頂部はジャンクパーツからそれらしいものを引っ張り出してポリパテを盛り付けて作成。

イメージとしてはA-4Nの背中のコブです。今のところはただ乗せてみただけ。

設置部を平たく加工してから固定しますのでこれよりは目立たなくなると思います。

 

 

とんがり帽子は後端に背高のブレードアンテナとしてみました。

プラバンを接着しポリパテにて成形しています。設けるならここしか無いなと思いますので。

 

このような感じで先に進めてみます。キットの構成上、塗装は結構手間が掛かりそうです。

それではまた!