始動時白煙 ターボ交換 エブリィDA64V編(^^ | ドラゴンホークのブログ

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〇スズキ エブリィ ジョインターボ 4WD 5速

平成21年 EBD-DA64V K6A 231,000km

1年半前に194600kmでエンジンブローして、146000kmのエンジンをOHして積み・・・

3ヶ月前には220700kmでミッションのベアリングから異音

今回は、始動時白煙が出るとの事でご依頼・・・

オイルも減るようです。

お客様「又、オイル下がりか上がりのような状況です」

私「前にもお伝えしましたが、くたびれているターボが逝ったのでは?」

お預かりして点検開始。

試運転では過給圧不足や、異音は有りませんでした。

むしろ、オルタネーターが音を発しており、交換をお勧め致します。

ブローバイは通常量のようです。

タービンのインテーク側はオイル漏れしてません。

タービン本体からは、じんわり滲んでます。

プラグを抜いて、燃焼室やバルブを確認します。

No1

No2

No3

No1シリンダーにカーボンが見られますが、比較的きれいです。

白煙が出たり、オイルが著しく減る状況では無いですね。

 

触媒を外して、エキゾースト側を確認。

タービン軸がガタガタです。

 

タービンを外すのに、エンジンマウントを外すので、

フロントプロペラシャフトやクロスメンバーを外す必要が有ります。

エンジンを吊ってます。

費用を抑えたいとの事で、ネットの安価品をご購入され直送。

ガスケットやオイルパイプがセットです。

スタットボルト無しでしたので、摘出を試みましたが断念。

純正部品待ちでタイムロスしました。

結局、届いたタービンの角度設定が違い、各ホースにストレス掛かってます。

ステーで延長してます。

ブローオフバルブの位置も有り、角度調整出来ませんでした。

着いていたターボの品番を送って適合確認を行って頂いたのですが、

安価品に疑問を持ちました。

リビルトでは無い為、コア返却せずの物なので、摘出部品は保存しておきます。

 

前タイヤの編摩耗がひどい・・・後ろへ移動

スタッドレスを1年中履いているようですが、空気圧の調整を怠り

荷物を多く積んだ状態で、ハードブレーキングやオーバースピードでハンドル操作が

疑われる状態でした。

 

荷物満載で使っていた後輪は、減りも進みスタッドレス機能のスリップサインまで間もなくです。

ブレーキパッドも3月の車検前に交換が必要に成るでしょう。