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dragonfly's PV書庫

2021年春〜真性多血症(PV)について書いてみよう

 小雨の中を、いつもより早く、7時半少し前に家を出た。

今日はきっと100番以内ねと思ったのに、検査受付順は115番。早起きの人々が通路沿いにずらりと座っている。「皆さん、早いですねえ」隣のご婦人と言葉を交わし、愛犬のお写真を見せていただいた。

 

 と落ち着いて記録が書けるのは、安心できる状態だからだろう。5月に入ってから時折軽い頭痛があるけれど、そう気にしなくてもよさそうだ。

M先生は検査結果の数字を示し「落ち着いていますね」とおっしゃった。ヘモグロビンに続いて、ヘマトクリット値からもHマークが消えている。ありがたいことです。

瀉血200cc(以前よりサラサラと短時間)輸液なしの治療を受け、初めて午前中に病院を出た。

引続きアスピリンを服用する。

 

 学生激減でクラス開講待ち、たぶん今年度はこのままの状態が続くだろう。そうこうするうちに退職という流れになりそうだ。でもゴロゴロしてちゃいけませんね。

今日の『ためしてガッテン!』動くことで炎症が治る、ライフスタイルを活動的に、は得るところの多い言葉だった。

 

⑥ 白血球 5.6 (103/μL)  基準値 4.0〜8.0

  赤血球 536 H (104/μL) 380〜480

  ヘモグロビン 14.4 (g/dL) 12〜16

  ヘマトクリット 46.8 (%) 38〜47

  血小板 46.6 H (104/μL) 15〜35

 

検査結果のうしろに基準値を記入

 

 

 

 診察予約は下旬。朝早いのは苦手なので、病院に着けばいつも採血の順番は百数十番だ。皆さん、何時にお出かけなのでしょうか?

 

 骨髄検査の結果に一安心した。今のところ繊維化の兆候は見られない、とのこと。

詳しいデータはいただけない(見ても理解できない)が、顕微鏡画像を示して下さった。

 ヘマトクリット値が下がって、ややトロリ程度になったが、もう少し下げてもよいと、瀉血400CC輸液なしの治療を受けた。(帰宅後しっかり水分補給。ビールじゃありません。)

 

 真性多血症低リスク群に行われる標準治療は、ヘマトクリット値を45%までに抑えること。また、血栓予防の薬を服用すること。医療サイトに書かれている通り、アスピリンが処方された。

 

 これ以降は、おそらく月に1回のペースで続く通院後に記録を載せます。

仕事が減って、体重および体脂肪増加。記録ダイエット、みんなの体操、鎌田さん方式のスクワット&かかと落としで体調を整える毎日です。コロナワクチンの予約受付開始は来月。

 

 

⑤ 白血球 5.7 (103/μL)  4.0〜8.0

  赤血球 546 H (104/μL)  380〜480

  ヘモグロビン 15.3 (g/dL)  12〜16

  ヘマトクリット 49.6 H (%)  38〜47

  血小板 45 H (104/μL)  15〜35

 

検査結果のうしろに基準値を記入

 

 

 

The Blue Window summer 1913

by Matisse

 

 

 

 骨髄穿刺について一週間、様々なサイトの情報を読んだ。どんな検査なのか?どれほど痛いのか?時間はかかるのか?医療サイトにはあっさりと、経験談としてはすさまじいものとして書かれている。「つらい精密検査ランキング」なんていうのもあった。

何にせよ覚悟を決めて切り抜けるしかないよね。

 

 午後の予約だったので、前の週にはただ通り過ぎた(ちょうど満開の)桜を見上げながら、病院へ向かった。

 

 

 

 

 てきぱきと明るい女医さんだった。うつぶせになり、普通に痛い1本目の麻酔注射、さらに骨への麻酔注射、これでもうほとんど痛みは感じない。

先生は手順を説明しながら、手際よく検査を進めてゆく。腸骨に開けた穴から髄液が吸引される。異星人にストローで体の中身を吸い出されているみたい。

続いて骨髄生検、ぐりぐりかりかりと組織が掻き出される。

吸引と採取そのものはどちらも30秒に満たないが、体の中心部に響く強烈で不気味な感覚に、うぐぐとうめいてしまう。

 が、痛覚には個人差があるようだ。続いて同じ検査を受けた隣のカーテンのおじいさんは、「はい、だいじょうぶです」全く平然としていた。強者(つわもの)なのか。

 

 あおむけになって傷口を圧迫し1時間休んでから帰宅。

その後の痛みについてはあまり資料がないのだが、わたしの場合数日間は検査部分側に軽い腰痛が続いた。

 

 

 

 

 

 

 3月下旬の診察を思い出そう。今年の桜は早かった。病院の手前にある川沿いの花は3分咲き、でもゆっくり眺める余裕はない。すたすた早足で歩いた。

 

 JAK2の結果が出ていた。陽性

JAK2V617F + アレルバーデン値 34.98%

 

 病名確定ということになる。翌週に次の検査、骨髄穿刺の予約が入った。噂のマルク、、ぶるぶる。

考えてみれば家族そろって高血圧だし、母は心筋梗塞が発端で体調を崩し亡くなったのだ。もとより体質的に、血液/循環器関係に注意して暮らす必要はあったのだろう。遺伝子が傷つくなんて、何をどう気をつければよかったのか分からないけど。

 

 今回も 瀉血400CC&輸液200CC

ただし、数値は少しよくなった。頭痛もほとんど気にならなくなっている。頭の軽い春。

 

③ 白血球 7.6 (103/μL)

  赤血球 560 H (104/μL)

  ヘモグロビン 16.5 H (g/dL)

  ヘマトクリット 52.9 H (%)

  血小板 39.6 H (104/μL)

 2月下旬、二度目の通院だ。

8時台に病院到着

採血 → 結果待ちの間に朝食(病院内にドトールあり)

 → 診察 → 検査の数値を見て瀉血

 

 左利きのため、採血や瀉血は右手でお願いしている。

採血スタッフが容器に取った血液を上下に振って「少々お待ちください」と言った。

部屋の奥で何か話してから戻り「最初ボトンと落ちたようなので」

 

 やっぱりドロドロだあ。1ヶ月せっせとお水を飲んでいたのに。ぐすん。

幾分頭痛の回数が減ったような気はするが、体調変わらず。つまり、気がかりな病気はあっても、ごく普通に過ごしている。日課は以前からNHKみんなの体操、スクワット15回。

 JAK2検査の結果はまだ出ていない。

前回同様、400CC瀉血の後200CCの輸液も受けた。

 

② 白血球 7.0 (103/μL)

  赤血球 645 H (104/μL)

  ヘモグロビン 19.4 H (g/dL)

  ヘマトクリット 60.8 H (%)

  血小板 37.5 H (104/μL)