2016年05月17日 別府観光港
のっこみ(産卵期)に入り、チヌが消えた観光港です。 多分、どこかでお見合いパーティーが開かれているはず!
が、そのパーティー会場が、いまだに謎(笑) だって、招待状が来ないんだもん。
運良くチヌ!を期待しながらも、本日のターゲットはモンスター。 去年の秋から足掛け半年。 合計5回もハリスを切って逃げたモンスター。 釣り仲間は揃って「カンダイに違いない」と言うのだが、僕は密かに「ビッグママの可能性もあるでよぅ」
ってことで、毎度お馴染み観光港。 半ドンで早仕舞した釣り友ひとり。 先に竿を出してました。 先日、沖の一文字で58センチのビッグママを釣り上げたヒーロー。
仲間で釣る距離感としては、ちょっと遠い間隔だが、僕はいつものポジションに釣り座を構える。 撒き餌を作りながら、餌取り調査。 本日も海底近くは浮子を沈めない餌取りわんさか。
釣り仲間によれば、この前の土曜日、観光港に流れ込む川は餌取りが居なかったらしい。
謎だ!
最近、餌取りが多い場所では紀州釣りがマイブーム。
オキアミ潰して、集魚剤を混ぜた団子は粘りが強く、なかなか割れません。
「こんなの紀州釣りじゃねぇ」と言う釣り仲間もいます。
「適当なところで団子が割れて、浮子の浮力で飛び出した餌にチヌが食いつくんや」
そうかもしれません。しかし、
「チヌが食ったら団子が割れる」
「団子に入ったまんまじゃ、チヌが通り過ぎるかもしれん」
「かもね~」
「ちゃんと割れる団子作った方がいいんじゃない?」
「これが俺のスタイル」
「それじゃあ、釣れんよ~」
「好きにさせてくれ」
「勝手にすればぁ」
団子が割れるまで、浮子は海中でゆらゆら、ゆらゆら・・・
割れねぇなぁ・・・
ゆらゆら、ゆらゆら・・・
割れねぇなぁ・・・
ゆらゆら、ゆらゆら・・・
割れた! 浮子がひょこひょこ・・・シーン
まぁ、こんな調子で、割れない団子、割れてもすぐに餌取りの餌食。
まぁ、これがこの時期の観光港です。
「そう言えば、モンスターが食いついた時は、もっと近くだったなぁ」
足元に団子をドボン!
何度か、浮子がちょこっと動いたような気がしましたが、波のせいかもしれないし、気のせいかもしれない。
んが、浮子が沈みました。 す~っと海中に。
奴だ!
糸ふけを巻き取り、竿を立てる。 竿は満月の様に曲り、魚が重量感たっぷりに走る。 岸壁の壁沿いに走る魚。
「今日はついてる!左に走った」
そう、右に走られるとその先にはテトラポッド。 潜りこまれたらアウトです。 が、左に走ればその先は沖。 角まで追いかければ、どっちに走っても海中に障害物はない。
立ち上がり、魚を追いかけ、岸壁の上を走る爺一人。
その先には釣り人。
「すませ~ん、下を通してくださ~い」
上げてもらった竿の下をくぐり、更に走る。
「すませ~ん、下を通してくださ~い」
二人目の釣り人の下をくぐったところで、魚が止まりました。 真下にいます。
潜りこもうとするのを耐え、右に走ったら竿を右に倒し、方向転換したら左に倒し、潜ろうとされて少し糸を出し・・・
「カンダイかい?」
「わからん」
「すげ~な」
「すごいっす!」
「ハリスは何号?」
「2号」
「それやったら、獲れるやろ」
もう、何度も2.5号のハリスを切られてる
「いや~」
魚がかなりバテてきた。
徐々に、浮いてくる。 それでも何度も潜られて、耐えて、耐えて・・・
浮きましたぁ! やっぱりカンダイ。
すかさず、釣り友がタモで掬ってくれました。
「でけぇなぁ」
「でかいっすねぇ」
「よう獲れたなぁ」
「よく獲れました」
「すげぇなぁ」
「すごいですねぇ」
写真撮影をしてスカリに入れました。
「キープ?」
「そう、キープ」
「食べるんですか?」
「そやな、きしね(居酒屋)行き」
「へぇ~」
「俺は料理できんし、リリースしたら、また食いつくやろ?」
「・・・」
燃え尽きたぁ!
ビッグママじゃなかったけれど、満足感。
そや!魚拓をとろう。
「俺さぁ、夜釣りするから、釣具屋さんに持って行ってくれんかなぁ?」
「いっすよ!」
「急がなくていいからって、言っといて」
「わかりましたぁ」
「魚は、明日にでも取りにいくくから、冷凍庫にほたりこんどいてって」
「了解っす! でも、本気で魚拓とるんすか?」
「はい!こんな大きなカンダイはもう釣れないかも知れないから」
「へぇ~」
「エビデンス」
「は?」
「証拠」
「証拠?」
「俺の知り合いはさぁ、信用しないわけ。こんな大きな魚釣ったって言ってもさ」
「はぁ・・・」
「魚拓があれば、ぐうの音も出ない」
「・・・」
それ以降はまた当たりが無い時間が続き、夜に突入。
期待てんこ盛りで浮きと睨めっこした結果。 穴子一匹、ゴンズイ一匹。
21時納竿
自己記録(自己満足)
釣り仲間には笑われましたが、魚拓をとりました。 もちろん、自分でとったわけではなく、釣具屋さんにお願いしました。
¥1,080也
とても良心的な価格です。
まぐれでチヌを釣って以来、記録更新をすると魚拓をとることにしています。 釣り人の中には魚拓を否定する人もいます。 リリースをモットーとする釣り人は、魚を殺すことになる魚拓を否定します。
一方、釣った魚を食わずにリリースすることを疑問視する釣り人もいます。
僕は、人それぞれでいいと思います。そう言う主義です。
大物を釣ったら照れずに魚拓!
他に、真鯛と鱸の魚拓もあります。 飾ってないけど (^^;)
師匠御用達「きしね」の大将が美味しく調理してくれました。
右上がフライ、左上が甘酢餡かけ
大将と二人差し向かいで、いただきました。
ちょっと独特の匂いがしたのは、血抜きをしなかったから?
暴れて鱗が剥がれると、魚拓がね。
フワフワの白身は、大変美味でした。
「申し訳ないけど、残りは処分してくれる?」
「いやいや、うちで使わせてもらいます」
「良かった」
「市場には無いけど、何度か料理したことあるから。商品として出せるよ」
「はい」
魚料理が美味しいお店です。 別府に来たら是非どうぞ。
水温 19℃
コブダイ 57.2センチ 3.22キログラム
穴子 1
ゴンズイ 1