ええ、行きましたとも。
有給休暇を使っての12連休。
後半は、野暮用で遠出しましたが、前半は、絵に描いたような釣り三昧。
4/25は、亀川で撃沈。 一日中風に吹かれ、飲んだくれる大学生の集団に悩まされ、泣いて帰りました。
二日目は、日出漁港で撃沈。 そろそろいいかと思った日出漁港でしたが、釣れたのは穴子一匹。 両サイドの川には40クラスが悠々と泳いでいるのに、浮子は沈まず。 どうやら、ここにいる御チヌ様、まだスイッチが入っていないようで。
三日目は、30オーバー3枚。 日出漁港の赤灯台中央の浅瀬を狙いました。 知り合いの二人は途中で方針を変更し、少し深い先端へと移動。 反応が無い海に撒き餌を撒き続ける事数時間。 ようやく最初の一枚が釣れ、数時間後に二枚。日が暮れて鯵フィーバーになり、そしてここも穴子で打ち止め。
四日目(4/28)は、日出漁港外の埋立地。 どうやらジャンボが撒き散らかされている海にしか、食い気があるチヌはいないと踏んで、嫌なんだけど鯵釣りで賑わう岸壁の西の端に。 日中は正体不明の餌取りの攻撃を受けオキアミでは勝負にならず。 かと言って練り餌にすると、何の反応も無し。 点灯前に31センチ、20:30頃35センチを釣り上げ、仮説が正しかった事を確信したところで、天敵のファミリー登場。 車を横付けし、エンジンはかけっ放し、子供を叱る母親の声が五月蝿く、そそくさと撤収。 しかし、「チヌを釣りに来た」と言う亭主の一言で笑わせてもらったので、帰り道はにやにやしていた。
五日目(4/29)は休漁日。 さすがに爺と呼ばれる年齢。 若い頃のような無理はできません。 前日の予報も雨だったので、休憩することにしました。まぁ、結局雨は降らなかったんだけど、温泉に浸かり、のんびり。
六日目(4/30)は、人が少ない平日を狙って春木川。 おそらくGW本番になれば、ファミリーだらけで竿が出せない。 さすがに平日とあって、釣り人は二人。 釣り始めからの鯵ラッシュに愕然とする。 おいらにとって鯵はただ邪魔な存在。 釣っては捨て、釣っては捨て・・・練り餌にしてもお構いなし。 他の海の鯵は練り餌なんざぁ見向きもしないのに。 それでも何とか練り餌の這わせで点灯直後に40センチをゲット。 しかし、ここも単発で後が無い。 満潮時には50クラスのチヌが悠々と泳いでいる姿が橋の上から確認できるのに・・・
七日目(5/1)は、最近懐いているいっくんにお付き合い。 紆余曲折の末、サンフラワー舳先に決定。 正体不明の餌取りがオキアミを喰らうものの針には掛からず。 チヌは夜いっくんが釣り上げた38センチのみ。 未だ御チヌ様のスイッチは入らず。
八日目(5/2)は、おいらにとってGWの釣り最終日
色々考えて、今期、まだ竿を出していない第一埠頭に決定。
この場所、近くに格好の空き地があり、駐車スペースに悩む事無く釣りが出来る岸壁だったのだが、どこかの馬鹿が家電を不法投棄し、空き地への入り口を閉鎖されてしまった。 以来、路上駐車するか、近くの駐車場に停めるかの選択に迫られる。 まぁ、今期は、他の場所で好調な釣りをしていたから、敢えてこの場所で竿を出すこともなかったが、GWには時々50クラスが出るポイントなので、調査せねばとなった次第であります。
釣り人の車とバスとタクシーしか通らない海岸沿いの道ですが、最近、頻繁に取り締まりをしていると言う噂を耳にして悩ましい限り。悩んだ末に、さしたる根拠も理由もなく、路上駐車を選択。 時々道路を気にしながらの釣りになりました。
撒き餌を作りながら、近め、遠め、中層、下層と試し釣りをします。 撒き餌をしなくても餌取りがいれば可能性有り。居なければ可能性無しってのが、おいらのバロメーター。 餌取りが居れば必ず釣れるってもんでもないし、居ないからと言って移動することも無いんですがね。
本日は、正体不明の餌取りが居るようです。 他の釣り人は「河豚だ!」と言いますが、おいらはそうは思わない。 は、証拠が無いのでどちらの主張も証明できない泥仕合。 よって、否定はしないし、ゴリ押しもしない「そうかもね~」で、お茶を濁す。
撒き餌ができたら、団子にして三つ放り込む。 まぁ、これも呪いみたいなもので、入れなくても釣れる時は釣れる。
平泳ぎの北島選手が「ジンクスは作らない。 ジンクスを守れなかった時に勝てないって思っちゃうから」と言ってました。
おいらは、結構、縁起を担ぐ方です。
一投目は何事も無く、二投目にはキスが釣れ、三投目で何と40センチの御チヌ様登場。
「もしかして、ここの御チヌ様はスイッチが入ってる?」
期待は、期待のままで終わるのだが、この時のおいらは、それを知る由もなく、一層気合を入れて竿を振るのでした。
どれくらい経ったでしょうか、路上駐車した車の横をパトカーが通り過ぎます。 何の発声もなく、通り過ぎます。 数週間前、別の場所では警告されて、駐車場に入れ、事なきを得ましたが、何も言わずに通り過ぎたと言うことは・・・
折角、チヌを釣り上げていい気分なのに駐車禁止違反の切符を切られては台無しになる。
車を駐車場に入れようと、サビキ釣りの親子の後ろを通り過ぎようと思ったら、あのサビキ釣り用の固い竿が満月のように曲がり、子供が真っ赤な顔をしてリールのハンドルを回しています。 何事かと糸の先を覗いたら、そこにはサビキに絡まった蛸。 タモですくってやろうと戻りかけたら、親子の隣でエギを振っていた釣り人がタモを持って来る。
その場は、任せて車を移動させ、戻る途中でまた親子の横を通り過ぎようとしたら、親子が蛸と睨みあい。
「どうしたんですか?」
「これって、食べられるんでしょうか?」
「もちろん、美味いですよ」
「どうやって・・・」
「あぁ、そうですよね。生きた蛸なんて処理できませんよね。ちょっと待っててください。あ!噛まれると大変なので口には気をつけて」
「え!噛むんですか?」
「滅多に噛まれませんけど、たまに。 蟹を噛み砕く嘴を持ってますから」
「どこですか?」
「足が集まった真ん中です」
「わかりました」
ナイフを持って戻り、目と目の間をぐさり。
「死んだんですか?」
「ええ、一応、脳にナイフを刺したので死んでるはずなんですが、それでも動くんですよねぇ」
「どうやって食べればいいんでしょう?」
「塩で揉んで、ぬめりを取ったら、熱湯に入れて茹でるだけです」
「へぇ~、どれくらい茹でるんですか?」
「2~3分かなぁ?」
「そんなに短く?」
「鮮度がいいから生でも食べられるんです。だけど、皮に若干の毒があるから茹でないと食べられません。まぁ、皮を剥ぐ技術があれば、刺身にできますけど」
「いえいえ、茹でて食べます」
「ボク、良かったね。今晩のおかずができた」
「晩御飯のおかずは、鯵やもん」
「そうか、鯵か」
「うん、お母さんが料理してくれるもん」
「そうか、それは楽しみだ」
「上手やもん」
「母さん、今夜はラ王がいいな」
「ラ王?」
「こりゃ失敬。そうだね。鯵だったね」
「うん、いっぱい食べる」
「そうか、じゃあいっぱい釣らないと」
「うん」
蛸の方が美味しいんだけどなぁ・・・
やがて海は鯵に占領され、オキアミは秒殺。 練り餌も時々食われる状況になり、「ひじょ~に厳しい!」なんてギャグを呟きながら数時間。
体調5センチの鰯が何故か針に掛かり大笑い。
そこへ、若者の集団が・・・
言葉から推測するに、どうやら中国人。 APUが出来てから、若い外国人をあちこちで見かける。 「ナニニシマスカ!」飲食店のウェイターは、留学生の専門職になったんじゃないかと思う今日この頃である。
先般の外国人を思い出し、くら~い気持ちになった。
が、予想外に行儀が宜しい。ライトで海面を照らすこともなく、反対を向いて仕掛けを作り、会話も声を低くして・・・しかし、2,2に分かれた彼等は、おいらをサンドイッチの具にしてしまった。 まぁ、それでも、許せるくらいの距離で竿を出しているので、少しホッとした。
浮子が沈み、チヌの手応え。 彼らに目に物見せてやろうを少し強引に寄せようとしたら質量をうしなった仕掛けが空中に舞った。すかさず海面に向かって竿を振るとジュボっと言う音と共に全員の視線がこちらを向いた。
次に浮子を沈めたのは穴子。 全員が集まって、何かを言っているが、当然聞き取れない。 すると中の一人が
「ウナギデスカ?」
「いや、穴子だよ」
「アナゴ・・・デスカ?」
「そう、穴子」
「タベマスカ?」
「あぁ、食べられるよ。美味しいよ。食べる?」
「イエ、リョウリデキマセン」
「だよね~、俺もできない」
二匹目の穴子を釣ると、またもや全員集合
「アナゴ」
「アナゴ?」
「アナゴ」
「kmd90cre[@3gc54lig,09jokcv,erjj50」
「lfkmv4856uvlskdjf,vkfggscj,bij,fv;f」
「ア~、kldjnflksejgm4u5nvmtn9vmht?]
「;,fv0ws9c,u,xdlofg0945u945u9y9590459459」
彼らの釣りを見ていると、全然釣れる様子が無い。 が、一匹鯵らしき魚を釣り上げて大喜びしていた。
「鯵釣りに来たの?」
「ハイ、アジヲツリニキマシタ」
誰に習ったのか、延べ竿の先にケミを付け、針の近くにもケミ。
「釣れてる?」
「イピキダケ、イピキダケツレマシタ。イツモナラ、アジ、イッパイ。キョウ、スクナイ」
21時フェリーが出港。 撒き餌は余っていたのだが、粘ってもいいことはあるまいと撤収。
スカリに入れていたチヌを取り出すと、またもや全員集合。
ワイワイガヤガヤ言いながら、指で突っ突いたり、写真を撮ったり。 しばらく好きにさせて、おいらはバッカンを洗うことに。
片付けが終わっても、まだ魚を囲んでワイワイやっていた。 魚は彼らに進呈することにして、バケツに入れてやった。
荷物を担いで歩き始ると
「オツカレサマデシタ」と言う。
「再見(ツァイチェン)、加油(チャーユー)」と反したが、返事は無く苦笑いだけ。
中国人じゃなかったのかなぁ? それとも発音が悪くて通じなかったのかなぁ?
それを考えると、もう、夜も眠れない。