2024年秋アニメ『星降る王国のニナ』を観ました。
序盤視聴ワイ「身分違いの恋愛ものか。ふむふむ」
前半視聴ワイ「ええ! 他国に嫁いで三角関係になるの?」
中盤視聴ワイ「こんなん、アズ一択やろ。セトはないわー」
後半視聴ワイ「アズとセト、どちらか一人を選ぶなんて無理!」
まんまと作者の術中にはまった模様。
巧いと唸ったのが、ニナの心理を端的に表したモノローグ。
「私を見つけたアズ。私が見つけたセト」
孤独から自分を救ってくれたアズとは、もちろん一緒にいたい。けれど、自分が孤独から救ったセトを、今さら孤独に突き戻すことはできない――。
これは葛藤しますわ。
ニナが、二人の求愛者を天秤にかけているだけの優柔不断女だったら、おそらくイライラしながら視聴していたと思いますが、こういうことを言われてしまうと、彼女と一緒に悩んでしまいます。
見事に感情移入しちゃったなあ。
原作者の仕事場のアシスタントさんたちが、アズ派とセト派にわかれて抗争(?)をくり広げているとか何とやら……。
こうなるのもわかる気がします。
原作が完結したとき、立っているのはどちらの派閥なのか?
というか、どういうオチにすれば、双方ともに納得するのか、見当もつきません。
結末を見届けたい気持ちを胸に秘めつつ、今はアニメ2期を待望することにします。