会長招宴白澤先生挨拶

 

 

 

 

いよいよ明日から、第8回日本抗加齢医学会総会(会長:白澤教授)が始まります。今日は夕方から役員会(理事会ならびに評議員会)@東京国際フォーラムがありました。

本学会は2001年3月に研究会として発足し、その後は順調に会員数が伸び、2008年4月の時点で5355名の会員を擁する大きな学会に成長しました。会員の内訳は、内科27%、歯科・口腔外科14%、眼科6%、皮膚科5%、産婦人科4%、外科4%、形成・美容外科4%、整形外科3%・・・という感じです。小児科の先生も1%ですがいらっしゃいますね。コメディカルでは看護師3%、薬剤師3%、管理栄養士・栄養士1%…となっています。

高久先生・折茂先生さて、役員会の後は場所を、ザ・ペニンシュラ東京に移して、会長招宴パーティがありました。今回の第8回総会の主管はわが順天堂大学大学院加齢制御医学講座ですので、私たちがホストとなります。主賓として日本医学会会長の高久文麿先生をお迎えし、130名ほどの方々に来ていただくことができました。

お偉い先生方ばかりの中、中締めを私が務めることとなり、これ以上ないくらい緊張してしまいました。普段TVの生放送などでも「立て板に水」な私(自分で言うか!?)ですが、はきっり言ってガチガチでした。パーティー終了後、朝倉匠子さんや伊達友美先生に「せっ、先生、どうしちゃったの???」と言われてしまいました。中締め挨拶

 

 

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この4月から、都内ではすっかり有名となった、かのAW Kitchenグループ(有限会社 eat walk )のレストランでアンチエイジングメニューを提供することになりました。

AW Kitchenはパスタの美味しいイタリアンとして2004年、目黒区東山に隠れ家的レストランとして登場。シェフ兼オーナーの渡邉明 氏は業界でも有名な仕掛け人。物凄く上質な有機野菜を厳選した上でバーニャカウダを看板メニューとし、野菜の本当の旨さを、東京人に再確認させたことでも知られています。

最近では表参道ヒルズに和食系のレストラン「やさい家めい」を出し、これもまた大ヒット。

やさい家めい その「やさい家めいROPPONGI」が5月9日に六本木ヒルズにオープンします。そちらの新メニューとなるSPA Cuisine 美肌メニュー作りに協力しました。バーニャカウダに始まり、お野菜五景、すり流し、お造り(魚ではなくアロエベラのお造り)、煮物、飯物(こんにゃくうどん!)、甘味まで、アンチエイジングに不可欠なファイトケミカル(野菜、果物の持つ化学成分で第7の栄養素としても注目)がたっぷり摂れるメニューになっています。

昨日はスタッフたちにアンチエイジング医学についての総論的な話や、アンチエイジングレシピについてのレクチャーを行ってきました。

最近巷に多くなってきたマクロビレストラン。確かに体に良さそうですが、お味がね…なんてことが多い!? でも、ここは違います!

「でも和食はやっぱりパワーがね~」という方々には東京駅の新丸ビル5Fにある「AW Kitchen TOKYO 」の方で、イタリアンのアンチエイジング・メニューをどうぞ!

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明日20日(日)の朝7:00~、TBS系「カラダのキモチ 」に出演します。

2006年4月から始まったこの番組、今回でちょうど100回目になるとのことで、
テーマはズバリ「祝 100回記念 日本縦断!100歳50人に学ぶ健康長寿のヒケツ」です。

抗加齢(アンチエイジング)医学において、百寿者研究からわかったことは、

1.バランスの良い老化(大きな弱点を持たずに加齢していく)
2.口腔内環境がよい(丈夫な歯)
3.ポジティブシンキング
4.糖尿病がない
5.体温が低い
6.DHEAレベルが高い
7.インスリンが低い

などです。 今回は中村玉緒さんをゲストに迎え、日本の百寿の方々を抗加齢医学の観点から分析し解説します。 お時間がありましたら、ぜひ御覧下さい。

WA#11昨晩は第11回目となるワンダフルエイジング研究会が開催されました。

特別講演としてまず白澤教授が「アンチエイジング医学の最新動向-メタボ健診への取り組み-」というタイトルでお話し下さいました。アンチエイジング医学の臨床においてはメタボはそのメインターゲットのひとつになっており、この4月から始まる特定健診・特定保健指導は我々にとってもビッグ・プロジェクトといえます。メタボ健診の診断基準の妥当性などは検討の余地が多々ありますが、メタボ人口を少しでも減らすために順天堂大学加齢制御医学講座も様々なアンチエイジング的アプローチを提案していこうと思っています。

白澤先生のお話を要約すると、『メタボはエイジングを加速する病態のひとつであり、最近ではメタボエイジングなる概念(アンチエイジングとは真逆の状態)もある。メタボの最終病態は大血管障害の脳梗塞、心筋梗塞や糖尿病合併症による腎不全、失明、足壊疽(これらは著しくQOLを低下させる)にあるが、これは急に起こるものではなく、そのずっと上流にある内臓脂肪蓄積を未然に防ぐことで予防出来る。そのためには保険医療ではないところで生活へのアンチエイジング的介入を効率よく、継続できるものとして行う必要がある。それをひとつのインフラとして作っていくこともアンチエイジング医学に携わる医者がやるべきことのひとつだ。』ということになります。

白澤先生を中心に、レストランでのメタボ用メニューの開発、フィットネス系ではメタボ用ボールエクササイズ&ホットヨガプログラムの作成などが行われています。

青木講演中後半にはワンダフルエイジング研究会初の試みであるパネルディスカッションがありました。テーマは「新たな予防医療の社会インフラ整備」。パネリストのトップバッターとして私が「抗加齢医療の実践現場から」という演題名で話をさせていただきました。続いて㈱新産業創出研究所の廣常氏が「ドクターズキッチンから生まれる新しい健康産業」、また㈱R-IDの齋藤氏が「不動産業界から見たアンチエイジングの可能性」というテーマでそれぞれお話し下さいました。

パネルディスカッション

アンチエイジングがコモンワードとなった2008年、様々なジャンルの人々がアンチエイジングをベースにした商品やサービスを作りだそうとしています。と、同時にエビデンスに基づいた医学としてのアンチエイジングの真価も問われ出しています。

 

懇親会

総会の後は懇親会があり、そこでも多くの参加者の方々がそれぞれのアンチエイジングビジネスに関する情報を交換されていました。

鳥海山この土~日は山形県鶴岡市に行っていました。昨年10月28日の本ブログでも紹介していますが、鶴岡市内でご開業されているこんの整形外科院長の今野俊幸先生が、いよいよ満を持して、東北地方では初めてとなるアンチエイジングセンターをこの4月7日にご開業されることとなりました。

これを機に、鶴岡市民の皆様方へアンチエイジング医療とは何なのかということを理解していただこうということで、市民公開講座『健康長寿へのお誘い~Anti-Aging Medicine~』が開かれ、その演者として白澤教授とともに参加させていただきました。

土曜日は地元はもちろん、日本中の健啖家にその名を知られる奥田シェフの「アル・ケッチァーノ」にて懇親会が開かれました。これで二度目のアル・ケッチァーノでしたが、前回とはまた違ったメニューを美味しくいただきました。

日曜日の午前中は新クリニックの内覧会がありました。アンチエイジングドックが出来る検査室やアンチエイジングエクササイズのマシンを置くフィットネスフロア、リラクゼーションルームにアロマトリートメントルーム、エンビロンのスキンケアコーナーなどなど盛りだくさんのアンチエイジング医療が受けられます。他に足湯のコーナーや多目的ホールなどもありかなりの充実度です。

500名の市民の方々が聞きに来て下さった講演会も大盛況で、多くの方々がアンチエイジング医療に深く興味を持たれたようです。この4月からは特定健診も始まり、また保険医療制度も改定されます。今まさに日本の医療は目まぐるしいスピードで変容しつつあります。地方発信のアンチエイジング医療もこのようにだんだんと増えていくことでしょう。

写真上は新クリニックから見える鳥海山。写真下左は新クリニックの外観。写真右は講演会の様子。

美咲クリニック講演会

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今日の日経新聞のクイックサーベイというコーナーに『メタボ健診「知らない」6割』なる見出しが。

メタボリックシンドロームという言葉は今やコモンワードです。2006年の流行語大賞の第10位にランクもされました。今回ネット上で全国の20歳以上の男女1,032人に聞いたところ、メタボの診断基準を少しでも知っていた人は全体の7割以上だったものの、メタボ健診ともいわれる「特定健診・特定保健指導」がこの4月から始まる予定であることを知っていた人は4割に過ぎませんでした。

「医療費抑制の確たる根拠はない」、「データベース化された個人情報を健保組合などが保有するのだが、個人情報流出の危険性もある」、「腹囲85cm以上の男性は珍しいことでも何でもなく、診断基準そのものに異論が出始めている」等々、言われ放題です。最後には「この制度は検証の必要がありそうだ。」で結ばれています。

メタボリックシンドロームの診断基準よりもこの「特定健診」の診断基準の方が数段厳しい判定になっていることを最後に付け加えておきます(血糖値やBMIという体格指数、喫煙歴などが加わり受検者の半分以上がひっかかってくるのではという声あり)。

あなたは絶対に引っかからない自信がありますか?

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今回のセミナーで勉強してきたことを皆さんにご紹介したいと思います。

アンチエイジング医学とは、加齢のスピードをコントロール(加齢制御)することで、エイジングによって起こる様々な体の不具合い(病気・疾患も含む)の予防・治療を行うことであります。すなわち、病気・疾患の治療法のひとつとしても見直されてきています。発足当初は懐疑的なスタンスであった厚労省なども最近では、抗加齢医学にある一定の評価を与えてきつつあるようです。

加齢や病的老化をひとつの生物学的プロセスと考えれば、医学的に介入することが可能であると考える。皮膚に起こる老化(シミやしわ、たるみなど)に対する医学的介入が美容外科・美容皮膚科であるわけですが、内科でもそれが出来る可能性が出てきました。抗酸化療法やメタボ予防などが内科的アンチエイジング医療の柱になりつつあります。

今、その内科的アンチエイジング的手法で最も注目されてきているのが、以前にもこのブログでもお話したことのあるCalorie Restriction(CR) です。長寿研究のフィールドにおいて、このCRによって線虫からアカゲザルに至るまで寿命が延びることが示されています。

人間では実験が出来ないと思っていたら、自ら望んでそれをしようという団体がアメリカにはありました。それがCRソサエティー。

坪田先生はアメリカのCRソサエティーに実際あしを運ばれ、そこのメンバーの方々にインタビューをされてきたのです。

彼らは体格、性別、日常生活活動量などから1日の必要摂取エネルギー量を計算し、それの約70%のカロリー量の食事をすることを厳格に実践しています。栄養学的にもWeb上のチャートを使い1日に必要とされる栄養素 (特にビタミン、ミネラル、タンパク質と良質な脂質に気を使う)をきちんと摂取するように努めます。ベジタリアンやマクロビオティストとは異なるので肉も食べます。

彼らの特徴
1.ナチュラルハイになっていてエネルギッシュ
2.低体温
3.外見はそれほど若々しいとはいえない
4.骨密度が低い
5.生活習慣病を持つ者がほとんどいない

女性にとっては3.と4.が気になるところでしょうか。CRは決して美しく、若々しく年を重ねることをエンドポイントにしているわけではなく、あくまでも“長寿”が目標なのです。

4.に関しては、縄跳びを毎日とぶことや、鎧のようなものを着て運動をすることで回避できるそうです。

かなりストイックな集団で、私はこれは若干行き過ぎかなとも思いました。しかし、彼らのバックにはアメリカの長寿研究の超一流の研究者や医者が完璧なサポートをしています(貴重な研究対象でもありますので…)。ですから栄養学的にも全く非の打ちどころのない食になっています。そうです、総カロリーが低く抑えられているだけ。

実は今、私もマイクロダイエットを使ったCRを実践しています。確かに体調は良く、元気で、流行の風邪、インフルエンザ、ウィルス性胃腸炎にもならず(職業上これらには罹患しやすい環境下にいる)、なおかつここのところ毎年出るスギ花粉症も全く症状が出ていません。

CRしているのに右膝の治りも悪くなく、整形外科の主治医には「10日は治癒スピードが早いですよ。流石、先生、アンチエイジャーですね。」と言われました。今のところ肌の感じはわかりません。でもちょっと顔がこけた感じにはなっています(1.5か月で4.5kg減なので仕方ない?)。

アメリカ人のCRは結構徹底的にパンや米といったそのまんま炭水化物を抜きます。しかし私は炭水化物好きだし、日本人は民族学的にも米を喰う民族として生きながらえてきたわけなので、夕食のときはご飯も食べています(耐糖能異常もありませんし)。

しかし、考えてみると、日本人できれいなアンチエイジャーな女性は皆、CRしているなとも思いました。アメリカ人はどう考えても食べ過ぎ。その人たちのCRの量(女性で1600Kcal、男性では2000Kcal弱)は日本人のちょっと節制気味の食事と変わりません。デザートは別腹、これはNGですが。。。

坪田先生らを中心に近いうちに日本でもCRソサエティーを作ろうという動きがあります。アメリカ版CRではなく、日本の風土にあったCRの実践を目指し、主にはまず、アンチエイジングの専門医、指導士を中心に立ち上げ、CRに興味ある人 にも加わってもらいます。活動としては、CRの勉強会、CRの実際のやり方の講習会、断食の科学的研究などを行っていこうというもの。

ロハスやマクロビもいいですが、CRには最先端の長寿研究、アンチエイジング医学の裏付けがあるところが注目かもしれません。もちろんこの飽食の時代には実践が難しく、カロリーや栄養素を厳密にチェックする面倒くささは一般的ではないと思います。

私はもっと手軽に出来、なおかつ外見が老けて見えるようなことがない、日本人にあったCRを作ってみたいと思っています。

APPI白澤・坪田教授今年で3回目となるAPPI☆ANTI☆AGING☆CLUB 2008に来ています。『スキーリゾートでアンチエイジング医学・医療を学ぶ3日間』という副題の付くこのセミナーは、日本抗加齢医学会副理事長である慶應大学の眼科教授 坪田一男先生が一昨年より始められたものです。昼のスキーあり夜のシャンパン・パーティーありの楽しい会でもあります。

挨拶参加される先生方も20~30名なのでアット・ホームな雰囲気の中、本音トークも出たりでとても勉強になります。2日目の夜はシャンパン・ディナーの後、21時から「ほろ酔いスペシャルレクチャー」として坪田先生が「世界のカロリーリストリクション(CR)紹介」というタイトルで非常に興味深いお話をして下さいました(その話はまた後ほど…)

 

集合写真

朝倉匠子さんやマリー秋沢さんも来ていらっしゃって楽しい勉強会になっています!(これで足の怪我さえなければスキーもやれて最高なんですが・・・)

今度の第8回日本抗加齢医学会総会では、やはりメタボも熱いテーマのひとつです。アンチエイジング医療においては具体的には1.酸化ストレス対策(体を錆びつかせない)2.ホルモンを低下させない(成長ホルモンや性ホルモンDHEAなどを枯らさない)3.動脈硬化にならない(メタボにならない)4.免疫力を落とさない 以上4つがポイントになります。

メタボにならないことはアンチエイジング医療ではとても重要視されているわけです。メタボ予防にはいうまでもなく、本人の自覚と食事療法、運動療法の堅実な実施が不可欠ではありますが、それがなかなか難しい…

総会のシンポジウムではいろいろな可能性を模索しようということで、『メタボ時代における代替補完医療の役割』というテーマのセッションを行います。座長は慶応義塾大学医学部内科学教室腎臓内分泌代謝内科教授の伊藤裕先生と私が。

演者として、統合医療ビレッジ理事長の星野泰三先生が「統合医療とアンチエイジング」、東京女子医大青山自然医療研究所クリニック所長の川嶋朗先生が「メタボ治療におけるサプリメント、漢方薬、ホメオパシーの可能性」、おのむら医院院長の小野村健太郎先生が「メタボに対するインディバの臨床的検討」、日本食養の会会長の藤城博先生が「メタボ時代における断食療法」というタイトルでお話し下さいます。

メタボ領域における代替補完医療の可能性をとことんディスカッションしたいと思っています。

 

    

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実は丁度一か月前、スキーのレースに参加してゴール後派手に転倒してしまい、右膝の外側側副靭帯の断裂を起こしてしまいました。ワンダフルエイジング研究会でもお世話になっている洗足整形形成外科院長の伊藤大助先生のところに通院しています。伊藤先生のご高診のお蔭で回復も順調です。

受傷した日の夜から腫れがひどくなり、翌日は痛くて歩けないほどに。伊藤先生に穿刺していただき、血腫を引いていただくとかなり楽に。その後はしっかりと固定しないといけないわけですが、今は便利なサポーターがありますね。

私は中山式ひざ用医学関節帯というサポーター(写真)を使ってみました。整形外科は専門ではありませんが、自分で使ってみてかなりしっかりと固定される感じがして満足できるものだと思いました。

今日は出張で京都に来ていますが、宿泊先のホテルであるホテルモントレ京都にはスパがあり天然温泉や岩盤浴(女性のみ)も楽しめます。スポーツマッサージが出来る方がいたので右膝のマッサージをお願いしましたが、これがとても良かった!ひっかかる感じが無くなり、股関節にかかっていた負担も取れ、生き返ったようです。温泉とマッサージの重要性を前橋温泉クリニックの岩波佳江子先生が仰っていましたが、実感しました。

スポーツ選手が外傷後、リハを懸命にしているシーンが良くテレビに出ますが、今はそんな心境です。