昨日は、通っているワインスクール『レコール・デュ・ヴァン 』のマリアージュの授業がありました。プレステージクラスのスプリングの最終授業でした。


場所は、六本木の洛 ほととぎす 。京都のたん熊系列の素敵な京料理のお店です。
青木晃のアンチエイジング日記


和食とシャンパーニュのマリアージュをしっかり勉強です。


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先付:水無月胡麻豆腐、蛸ちり、水菜あげ浸し

こちらには、スペインのCAVA、セグラ ビュータス ブリュット レゼルバを合わせました。

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造り:鯛、鮪

こちらには、勝沼のあわを。これは最近、色々なところで飲みますが、日本酒のようなスパークリング。製法もシャンパーニュ方式ではないんですね~。

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焚合:加茂茄子、小芋、湯葉

こちらには、フリップ ラマリエ グラン レゼルブを。これはRMなんですが、典型的なシャンパーニュって感じでした。お出汁にもバッチリ合いますね~。

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強肴:海鮮スープサラダ

こちらには、ジョゼ ミッシェル ブリュット ロゼ(ピノ・ノワール50%、ピノ・ムニエ50%)を。

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焼物:合鴨塩焼き

この日の目玉は何と言ってもシャンパーニュの帝王「KRUG」!鴨とのバランスもイイ!
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KRUGで乾杯~~
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(KRUGU、実は先週末にも、鹿児島での講演会の前夜祭に、加倉先生が開けて下さって飲んでます。。。)


和食と泡、とてもマッチしますね~。こちらのお店もサイコ~でした。味もいいですし、雰囲気、サービスもかなり上げ上げ


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1年間、通いました~。畑副校長より、修了証書の授与。クラスメートのクリスも一緒。


ワインは奥が深い…まだまだですので、次のクラスも継続します!


酵素栄養学というジャンルの栄養学(?)があります。


元々は、1985年にアメリカで出版されたEdward Howellが書いた「Enzyme Nutrition」から始まったものですが、これに端を発した酵素健康法なるものが、世の中に流布しています。


酵素栄養学は、分子生物学(生化学でもいいかも)を学んだ者であれば、「?」という内容が多く、真っ当な科学者に言わせれば、偽科学の典型だと一刀両断にされています。


文頭で“栄養学(?)”としてのは、私たちの業界では、学問として認知されていないと考えるのが一般的だからです。


因みに酵素栄養学に基づいた理論とは…


・一生のうちに合成される酵素の総量は一定であり有限である


・潜在酵素から消化酵素と代謝酵素がつくられるが、消化酵素と代謝酵素の総量は一定である(潜在酵素とは、実在が証明されている物質ではなく、概念)


・消化酵素と代謝酵素は体内酵素で限りがあるので、その浪費はアンチ・アンチエイジングである


・生の食品(野菜、果物)には食物酵素があるので、体内酵素節約のためにはそれらを積極的に取るべきである


・プチ断食も体内酵素節約に良い


・アンチエイジング的にも、ローフード、発酵食品をどんどん摂るべきである


といったようなことを中心に展開していくのがお約束のようです。聞いたことがある方も多いのでは?


分子生物学では…


1.酵素は元々体内で生化学的に合成された化学物質である


2.酵素そのものは生命体ではなく、「生きた酵素」、「加熱して死んだ酵素」という考え方そのものが誤りである


3.酵素はアミノ酸から出来ていて、アミノ酸配列やアミノ酸自体には変化が起こらないので、分解して再利用が可能である。従って、一生涯で一定量しかないので枯渇するということはあり得ない


4.酵素を作るために必要な情報は、すべてゲノムの中に遺伝子として納められていて、その遺伝子から、転写・翻訳システムによって、必要な酵素は必要なときに必要なだけ作られる


5.食物に含まれるという酵素そのものも、そのほとんどが、肉や魚、豆腐などと同じ蛋白質であり、胃や小腸でアミノ酸に分解されて吸収される


なんです。


これくらいのことは、まともに医科学系の大学を出た者であれば常識です。だから、酵素栄養学を説く人のいっていることが、正直???でならないわけです。


先日のHBRの対談の時にも話題になったんですが、ある大学の先生曰く。「酵素栄養学なる偽科学を信じている人は、古の時代に、『太陽が地球の周りを回っているんだ』と信じて疑わない人に通ずるものがある」と仰っていたそうです。。。はい。


『やさしいバイオテクノロジー』という本をお書きになっている広島大学大学院 理学研究科 数理分子生命理学専攻 生命理学講座の芦田嘉之先生が、ご自身のブログで、酵素栄養学や酵素に関して、かなり詳細に解説されています。→ http://yoshibero.at.webry.info/theme/dd610793bf.html


酵素栄養学とは何か 」と「通説の分子生物学はどのように説明しているのか 」だけでも読むといいと思います。芦田先生のブログから、ちょっと抜粋させていただくと… 

         

“ここまで述べた「酵素栄養学」は通説の分子生物学とは全く異なるものです。通常の分子生物学で酵素栄養学を説明することは全く不可能で、酵素栄養学と通説の分子生物学は全く独立しています。 通説の分子生物学を学んだ人にとっては、酵素栄養学は異質なものに見えるでしょうが、通説の分子生物学を知らない人にとっては、酵素栄養学は科学的に見えるかも知れません。” 

“まず、体内酵素が消耗品だと言うことについて、通常の分子生物学とは相容れません。酵素は触媒ですから、反応の前後で変化しません。1回使われたからと言って消えて無くなるわけではありません。何度も使われます。足りなくなることもなく、必要なタンパク質だけ必要なときに必要な量が遺伝子から転写・翻訳により新たに合成されます。 体内で必要な酵素は消化酵素だけでなくあらゆる代謝に必要な酵素など細胞や個体が生きていく上で必要な酵素はたくさんあります。先に述べましたように、おそらく数千種類、もしかしたら一万種類近くあるかもしれません。どの酵素をとっても、非常に特異的に反応を触媒します。酵素であれば何でもいいわけではありません。” 

“この消化酵素にしても、少し考えればおかしなところが多々あります。酵素栄養学では、生きた消化酵素を含む食品を食べれば消化が促進され、自身の消化酵素を節約できるとしています。そうであれば、摂取した後、胃の中や腸の中で消化酵素だけが分解されずに酵素活性を保っていなければ機能しません。食品中の消化酵素といっても本体はすべてタンパク質ですから、他の食品中のタンパク質と同じように胃や腸の中で分解されてしまいます。そもそも、生きた食材に含まれる消化酵素がもし摂取したヒトの胃の中で働くのであれば、なぜ、食品となる生物自身が消化酵素を持っていたときに、その消化酵素が働いて食品自身が自己消化しないのでしょうか。なぜ、食べたときにだけ都合よく消化酵素が働き、食べる前はなぜ消化酵素が働かないのでしょうか。食品に含まれる酵素がそんなに大切なのであれば、食品が持つ消化酵素により、自己消化したものを作り、それを食べればいいではないかとさえ思ってしまいます。” 

科学的な事実をわかりやすく説明して下さっていますね!論理に飛躍がありません。一方、Wikipediaを見ると、こんな感じです。


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「酵素栄養学」は実際にはほとんど研究がなされていない。世界最大の医学・生命科学の研究論文データベースであるPubmedでは、2009年10月現在「Enzyme Nutrition」というキーワードが含まれた論文は一報も存在しない。酵素栄養学の主張の核となる部分である、生の食品中の酵素活性の直接の測定や、それが人間の消化管内でどれほど酵素活性を維持するか、どの程度消化の助けとなるか、それにより消化管内への人体自身の酵素の分泌は変化するのか、といった部分はほとんど実験、実証されていない。


現在まで、ローフードを摂取したことによる健康状態の改善を報告した文献はあるものの、食事の低カロリー化やビタミンの摂取の変化等と要素を切り分けることが出来ておらず、食事中の酵素の健康や寿命に与える影響を直接的に証明した報告は皆無である。


ハウエルの著書にはハウエル自身の研究は含まれておらず、他の研究報告の引用と考察から理論が構成されているが、これらは


・複数のデータを混ぜ、比較対象が一定しない

・膵臓の切除など極端な条件下での実験を引用したり、必ずしも酵素の影響とは特定できない結果を酵素のためと結論付けるなど恣意的な解釈や論理破綻が見られる

・ほとんどが20世紀前半に行われており、その後追試が行われていない


といった問題点があり理論が成立していない。


“潜在酵素”に該当する事実も発見されていない。一般的な分子生物学や生化学の知見では、多種類の酵素の遺伝子はそれぞれ個別に制御されているとされており、総合的な酵素生産に上限があるという事実は発見されていない。また酵素は触媒であるため化学反応後にも消耗されることはない。


“食物酵素”が食品の“事前消化”に重要であるという考え方も一般には考えづらい。生物体にはその生物の生存のために多種類の酵素が含まれているが、それが食材となったときに消化に大きく寄与するという考え方は一般的ではない。酵素が活性を発揮するためにはpHや温度、反応溶液の塩濃度等の条件が厳密に定められており、強酸性の胃の中では食物自身の持つ酵素は大部分が速やかに変性してしまう。草食動物が“事前消化”を行う際には、消化管に共生する微生物の働きが重要であるが、餌中の酵素の影響が多大であるという報告はない。草食動物と異なり、人間の胃にそのような微生物は共生しておらず、「事前消化を行う前半部分」があるということも解剖学的に報告されてはいない。


アメリカ合衆国では、酵素栄養学に則った主張をしていた消化酵素のサプリメントの販売者に対し、科学的根拠がないとしてFDAが警告を行った。


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酵素がビジネスにまでなっているのは、やはり看過できない問題と言えるでしょう。


日本でも結構ありますね…


昨晩は、またまたHBRのお仕事がありました。次号7月号の特集は『栄養学の基礎知識』です。


サプリメント、フードアレルギー、アンチエイジングな食事、酵素のウソ・ホント、分子整合性栄養医学、マクロビ食の是非などなど。。。取り扱うテーマはきりがない感じです。


特に食や栄養の考え方は、多種多様で素人の方は何が本当で何が間違いなのか、???になっているのが現状だと思います。


次号ではあのエリカ・アンギャルさんの実践指南もありますが、彼女がいう理論がすべて万人に適しているかどうかは、これもまた別の問題といえます。


連載の「アンチエイジングドクター青木晃が聞く」のコーナーでは、栄養に関して3人の専門家の方々に登場願いました。


銀座 上符メディカルクリニック 院長の上符正志先生、株式会社ヘルシーパス の田村忠司社長、コンディショニングサロン l'unica-ルニカ-代表で管理栄養士の前田あき子 先生です。


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対談場所は先月開院したばかりの上符先生のクリニック@銀座です!


上符先生には、遅延型フードアレルギーの臨床、アメリカと日本の栄養学の違い、分子整合性栄養医学のエビデンスなどについて、田村社長にはサプリメント裏事情、サプリメントの正しい選び方、食品業界の真実などをかなり赤裸々に、前田先生には、オリンピック選手の食事管理やコンディショニングをされた経験に基づいた栄養指導の実際などを語りまくってもらいました。


が、2時間じゃ、とても足りませんでした。


本座談会では、巷でも話題になっている「酵素」についても盛り上がりました。この件については、また次回にでも…


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対談を終えて。


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上符先生のクリニックのエントランス前で記念写真。左から田村社長、前田先生、上符先生。

昨日は父の日でしたね。二人の娘が、プレゼントを!


16歳の長女が選んだというプレゼントは…


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左から、電動歯ブラシ、小顔養成用スリムマウスピース、フェイシャルコロコロローラー。


父親の仕事のことを良く理解しているな!と感激しました(親馬鹿~の声)。

この土日は鹿児島に行ってました。


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地方にもアンチエイジングはどんどん浸透してきています。


今回は、九州アンチエイジング研究会の主催で行われた『地域連携抗加齢医学研究会 in 鹿児島2010 』に演者として参加してきました。


研究会の代表世話人は、地元鹿児島で開業されている鵜木医院 院長の加倉秀章先生です。
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加倉先生とは昨年の日本抗加齢医学会総会のシンポジウム『臨床現場でのアンチエイジングメディスン』において、シンポジストとしてご講演いただきました。九州の地方都市において、アンチエイジング外来を始めて6年!色々な御苦労もあったと思いますが、地元密着型の医療だからこそ出来るアンチエイジング医療を着実に実践されている姿に敬服いたします。


会場には、大雨の中、地元住民の方を中心に300名以上の方が集まって下さいました。「アンチエイジングも大分、普及してきたんだな~」と実感。


まずは、東海大学医学部抗加齢ドック教授&高輪メディカルクリニック院長の久保明先生!

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『変革の時代と予防医学~アンチエイジングは検証されたか?~』というタイトルでご講演されました。


午後の一番目に私。。。『アンチエイジング(抗加齢)医学の実際』について。
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おもいっきり、自らのアンチエイジング方法を75分間、喋りまくりました。


医学にはエビデンス(科学的実証)が求められます。従来の医学はそうだったと思います。でも、アンチエイジングは、今を生きている私たちに、それこそ、今すぐ必要な実践的医学(医療)でなくてはならないはずです。私は、アンチエイジング医学のエビデンスが出るのを待ってはいられません(笑)。


今すぐ出来るアンチエイジングの方法を鹿児島の皆さんに伝授してきました。


トリの㈱ヘルシーパス田村社長の話を聞けずに鹿児島を発たねばならなかったのは残念!社長、また、この次の機会に聞かせて下さいね。



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前夜の懇親会の様子。








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講談社HBR の6月号の特集は『だから さびない生活 ~酸化→老化・がん !? ~』。


先日のブログ でもご案内しましたが、私の連載コーナーは、『免疫とがん治療の現場』がタイトルで、新潟大学大学院教授の安保徹先生への突撃インタビューが記事になっています。


自律神経と免疫の関係をわかりやすく説明してあります。


その他のページをめくってみると、、、


『代替医療を科学する』、『ドクターズコスメに言い分あり』、なんかが面白いですね。


代替医療の特集で取り上げられているのは、自然療法、アロマセラピー、鍼灸、森林浴、温泉療法の5つ。トップバッターの川嶋朗先生が明確に言い放っておられます。


「…また、代替医療といっても玉石混交で、西洋医学をむやみに否定したり、医師の関与しない施設もあります」


「トラブルを防ぐには、①病気が絶対治ると謳う代替療法 ②西洋医学やほかの治療(家)を否定するもの ③自分にとって法外な料金の代替医療、以上3つにあてはまるものは利用しないこと…」


会員になられていない方は、ぜひ、会員になってご一読を!ためになる情報、満載です。



今日は、古巣“自衛隊”で講演してきました。「古巣?」っておもわれた方…私、10年前までは自衛官でした(笑)。


証拠写真はこちら http://blog.livedoor.jp/drseye/archives/50331012.html


自衛隊医官の頃は、「地下鉄サリン事件の際に、聖路加国際病院に派遣され、最初にサリン中毒であることを診断し、適格な初期治療方針を指導し、多くの患者を救済し事態の悪化を防いだ」功績で、賞詞もいただいています(と、ちょっと自慢)。


日本健康医療学会で私の「健康医療とアンチエイジング」というテーマの講義を聞かれた、歯科医官の先生がお声掛け下さいました。


都内某駐屯地…以前、医官として隊員さんたちに衛生講話をしに来たことがあります。懐かしい~~。



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駐屯地司令(その駐屯地で一番偉い人)と国旗の前で記念撮影。実はこちらのお部屋の前は赤絨毯が敷いてあって、部屋の前に立つと不動の姿勢(“気を付け”の姿勢です)を無意識に取ってしまった。。。身についてしまっているもんですね(笑)。


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講演とは言わず、講話といいます。自衛隊用語ね。テーマは割と一般的でした。

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結構、集まって下さいました。皆、真剣。


講話の中で、「アンチエイジングドックは言うなれば、健康“状態”診断です。従来の病気を見つけるための健康診断ではなく、健康のレベルや体内老化度を測る、より予防医療的スタンスに立つ検診システムなのです。」といった内容を話したところ、医務官の先生が大変、興味を持って下さいました。「それは、当に自衛官の健康管理上、有意義なものかもしれませんね」と。


確かに、自衛官や警察官は、健康体こそが基本中の基本。健康のレベルを出来るだけ高いレベルに維持しておくことこそが重要なわけですから、アンチエイジングドックを上手く使うというのは理にかなっています。


『自衛官のオプティマル・ヘルスを抗加齢学で』をテーマに、抗加齢医学的研究を自衛隊衛生と一緒に出来たら面白いかもです。

昨日16日は公私共にお世話になっているDr.インプラント:福島一隆先生のお誕生日でした。


ワインスクール「レコール・デュ・ヴァン」の畑副校長、田辺先生らと白金台のジョンティ・アッシュでお祝い!


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先生~、既に相当酔っ払っていますね!


ワインはこちら!
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スペインは、バスク地方の幻の微発泡性白ワイン チャコリの中から、『Txomin Etxaniz (チョミン エチャニス ) 』 Chacoli de Getaria '09です。セパージュは、85%:オンダリビ・ズリ(白)、15%:オンダリビ・ベルツァ(赤)…(き、聞いたことないブドウ品種です)


ロバート・パーカーも絶賛したとか。。。日本ではあまり手に入りにくい。


微炭酸が夏に効いてます!収穫年の翌年の夏までに飲むものなので、'09でいいんですね~。


高い位置からわざと泡だてて注いで飲むものらしく(田辺先生が、島井店長に言ってました)、結構、蘊蓄ワインですね。



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夕べは、先月、北京に行ったメンバーが一か月ぶりに東京は麻布十番に集まりました。


一次会はアンチエイジングな焼き鳥を食せる「麻布とさか 」にて、Dr.A.AセレクトのA.A.A(麻布アンチエイジング)コース(写真が無くてすみません。。。)。


乾杯はもちろん、シャンパーニュ!「ブルーノ・パイヤール」で。B.Pは、ピノ・ノワール主体の一番搾りのみから作られるエレガントなシャンパーニュ!


その後、二次会は、Cast'78 で。カラオケ~~。友田社長と仮面舞踏会を♪


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ワインは、Puligny Montrachet premier cru ; Les Folatieres 2001 / Claude Chonion を開けました。琥珀色に近い素晴らしい色をした熟成感のあるエレガントで美味しいワインでした。


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“糖化”ってご存知ですか?最近、化粧品業界では、もっぱらこの糖化=glycation が話題に。実は、先週末あった、日本抗加齢医学会総会でも糖化についてのセッションがありました。


元々、糖尿病を専門としている私にとって、糖化はもう20年以上前から知っている身近な言葉です。


糖化とは、簡単にいえば、体内で糖が蛋白質と反応して違う物質に変化してしまうということ。糖尿病の患者さんでは、この糖化によって引き起こされる合併症が大変、問題となります。


しかし、この糖化、生理的なレベルの血糖値を維持しうる健常な体内では、問題となるほどのことはありません。あくまでも過剰な高血糖状態が長く続いた後に蛋白質が糖化反応を受けることが問題となるわけです。


ところが、ここのところの化粧品会社の糖化=悪人説は以下のような感じ。


糖が蛋白質と反応して、糖化反応後期生成物質(AGEs=Advanced Glycated End Products)が出来る。これは、肌の真皮レベルでも起き、真皮のコラーゲンが糖化されると、AGEsがコラーゲン同士を固めたり、AGEs自体の褐色が作用して肌がくすんでくる。


おいおい、本当かよ???って突っ込みたい!


まず、正常血糖のレベルでAGEsはそんなに生成されやしません。確かに加齢に伴って増えることはわかっていますが、糖尿病患者のレベルではないはず。それから、かなり長期に渡っての高血糖持続が問題となるわけで、糖がすぐに蛋白質を変性してしまうような表現は???です。


医学的に、現在の時点で言えることは、


・糖尿病の場合、明らかにAGEs蓄積による合併症は問題になる

・いくつかの加齢関連疾患で、AGEsの蓄積が正常健常人よりも増加している

・AGEsは細胞表面にある受容体RAGEを介して細胞ダメージを引き起こす


ということ。


AGEsは普通の血糖値レベルであれば、問題となるほど生成されないわけなのに、糖そのものがいかにも悪者で、普通の人でも体内のブドウ糖がこういった糖化の問題を皆、抱えているような論調は問題だと思います。


良く読むと、結構、その辺を曖昧にぼかして書いていて、なおかつ論理の飛躍まくりがあるのが、最後には笑えてきます。


酸化だって、活性酸素の過剰生成時に問題になること。酸素そのものを悪者にしているわけではありません。


肌老化の原因にこの糖化を安直に加える昨今の傾向について、色々な方に意見を聞いてみると、極一部の業界関係者の人たちが種をまいていることがわかってきました。


抗加齢医学会総会の際も、AGEs研究の第一人者の先生方は、皆一同「それ(健常人におけるAGEs蓄積と肌老化との関連)は言い過ぎ」だと。。。


酸素も悪者、糖も悪者、今度は水が悪者にされる日も近い?