以前、こちらのブログで紹介したモニター患者さんの症例解説です。
症例について
40代女性。ブログ内で登場したこちらの患者さんです。
脂肪の突出があり、数年間ほど経つと段々皮膚のたるみが出てきます。たるみが強くなると、皮膚の切除を伴う治療が必要になりますが、この程度であればまだ皮膚を切る必要はないです。ただ、脂肪除去だけの場合、皮膚のたるみが悪化することがありますので、脂肪除去の後に、脂肪注入などの注入治療か、裏ハムラ法を行う必要があります。
青クマが強いので、どちらかといえば脂肪注入が適しています。
下眼瞼脂肪除去+脂肪注入(マイクロファット、ナノファット)
しっかりと脂肪を除去し、くぼみと青クマの改善のため脂肪注入することがベストです。
下眼瞼脂肪除去+コラーゲン注入(+ヒアルロン酸注入)
脂肪注入を行わない場合は、青クマの改善のためコラーゲン注入を行うと良いです。
と紹介していました。
今回は、しっかりと脂肪を除去し、くぼみ、青クマ改善のため脂肪注入を行なっています。
症例写真、Youtube動画
脂肪の量は、脂肪注入から3ヶ月経っていますので、ここからはあまり変わりません。ちょうど良い状態です。
術前と術後にインタビューしたYoutube動画です。
治療概要、合併症について
下眼瞼の脂肪除去(脱脂)と脂肪(マイクロファット、ナノファット)注入。
費用 Youtubeモニター料金(通常料金660,000円の6割引)
・皮下出血(時々出現します)
・むくみ(翌日にかけ、やや目元が浮腫みます。)
・腫脹(必ず出現します。飲酒や激しい運動はしばらく控えてください。抑えるために可能であればテープを貼ります。)
・感染(ありません)
・塞栓症(ありません)
・左右差(できるだけ起こらない様に慎重に行います。)
・注入剤の入れすぎ、足りない(治療後に鏡をご覧になっていただき確認しています)
・傷あと(針穴だけです)
・凹み(ほぼありません)
脂肪吸引部
・腫れ、内出血は必ず数日起こります。お腹であればウエストニッパーを1週間ほど装着いただきます。
下眼瞼の治療について
・現在、下眼瞼のクマやへこみに対しては以下の治療を行っています。
脂肪除去のみ
脂肪除去+脂肪、コラーゲン、ヒアルロン酸のいずれかの注入
脂肪、コラーゲン、ヒアルロン酸のいずれかの注入
裏ハムラ法
ハムラ法
・下眼瞼の脂肪除去はたるみが軽度でtear trough(下眼瞼の内側から真ん中まで伸びる溝)が深くなく、脂肪が突出していることでいわゆる目の「影クマ」、「黒クマ」に悩んでいる方に適した治療方法です。私の治療方針は、しっかりと脂肪を摘出することです。
・脂肪の除去は丁寧にかなり時間をかけて行います。何度か治療中に座っていただき、過不足なく脂肪が除去されているのを確認します。
・皮膚のたるみが強い場合は、皮膚を切る治療(ハムラ法)を行いますが、できるだけ皮膚を切らない脂肪除去と注入もしくは裏ハムラ法で行えるよう努力しています。
・下の写真ような方の場合でも、脂肪除去でここまで改善できますので、無理に皮膚を切る治療は勧めていません
この方は脂肪をしっかり取りましたが、まぶたの皮膚が薄いためほとんど弛みませんでした。
・注入に使用するヒアルロン酸は入れ過ぎると、いわゆる「ヒアル顔」になりますので、慎重に注入します。
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