下眼瞼のクマ、たるみ治療の症例解説です。
治療してからの、術後の腫れがどれくらいで治っていくか、今回のブログでわかります。
症例について
40代女性。目の下の脂肪の膨らみ、皮膚のたるみを気にされていました。
(症例写真へのご協力、誠にありがとうございます。)
症例写真
治療概要、合併症について
下眼瞼の脂肪除去(脱脂)と脂肪(マイクロファット、ナノファット)注入。
費用 396,000円(モニター料金)
・皮下出血(時々出現します)
・むくみ(翌日にかけ、やや目元が浮腫みます。)
・腫脹(必ず出現します。飲酒や激しい運動はしばらく控えてください。抑えるために可能であればテープを貼ります。)
・感染(ありません)
・塞栓症(ありません)
・左右差(できるだけ起こらない様に慎重に行います。)
・注入剤の入れすぎ、足りない(治療後に鏡をご覧になっていただき確認しています)
・傷あと(針穴だけです)
・凹み(ほぼありません)
脂肪吸引部
・腫れ、内出血は必ず数日起こります。お腹であればウエストニッパーを1週間ほど装着いただきます。
下眼瞼の治療について
・現在、下眼瞼のクマやへこみに対しては以下の治療を行っています。
脂肪除去のみ
脂肪除去+脂肪、コラーゲン、ヒアルロン酸のいずれかの注入
脂肪、コラーゲン、ヒアルロン酸のいずれかの注入
裏ハムラ法
ハムラ法
・下眼瞼の脂肪除去はたるみが軽度でtear trough(下眼瞼の内側から真ん中まで伸びる溝)が深くなく、脂肪が突出していることでいわゆる目の「影クマ」、「黒クマ」に悩んでいる方に適した治療方法です。私の治療方針は、しっかりと脂肪を摘出することです。
・脂肪の除去は丁寧にかなり時間をかけて行います。何度か治療中に座っていただき、過不足なく脂肪が除去されているのを確認します。
・皮膚のたるみが強い場合は、皮膚を切る治療(ハムラ法)を行いますが、できるだけ皮膚を切らない脂肪除去と注入もしくは裏ハムラ法で行えるよう努力しています。
・下の写真ような方の場合でも、脂肪除去でここまで改善できますので、無理に皮膚を切る治療は勧めていません
この方は脂肪をしっかり取りましたが、まぶたの皮膚が薄いためほとんど弛みませんでした。
・注入に使用するヒアルロン酸は入れ過ぎると、いわゆる「ヒアル顔」になりますので、慎重に注入します。
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