💊サプリ疑惑で辞任──その裏にある「日本の規制」と「大麻イメージ」

 

ビール大手・サントリーの新浪剛史会長が、違法性が疑われるサプリメント購入をきっかけに9月1日付で辞任しました。福岡県警は8月下旬に自宅を家宅捜索。本人は「適法と認識」だったと説明していますが、会社はガバナンス上の観点から辞任を受け入れたかたちです。報道は「サプリに大麻関連成分が含まれていた可能性」を示唆しています(経緯の概略:ロイター、WSJ、朝日)。 

 

もちろん事実関係はこれから精査されるべきですが、ここで注目すべきは「カンナビノイド(CBD/THC等)」をどう理解・線引きするか、そしてメディア受容=イメージの問題です。

 

🌿 世界と日本のギャップ(2025年版アップデート)

 

海外ではCBD(カンナビジオール)やCBN、CBGなどが健康・医療目的で広く活用され、米国では「乾燥重量でΔ9-THC 0.3%以下」をヘンプと定義(Farm Bill)

──多くの地域で「ごく微量のTHCを含んでも可」とする閾値(しきい値ベース)のルールが主流です。対して日本は長らく(値を明確に出さないものの)“実質ゼロ”を求める運用でしたが、2024年12月12日の制度改正後は、製品形状ごとにΔ9-THCの「残留限度値」を設定する仕組みに転換。(ただし、その基準は、その前よりはるかに厳しいものになってしまった! 油脂10ppm、水溶液0.1ppmなど)

限度超過は「麻薬」該当の可能性があるとして厳格に扱われます(厚労省)。 

 

同時に栽培制度も刷新され、栽培用種子はΔ9-THC 0.3%以下を用いる等の要件が導入されました。これは畑(栽培)の基準で、完成品の許容値とは別物です(ここ、混同しがち)。 

要するに:
世界は“閾値で管理”が多数派。日本も24年末から(数字化しない)形式的ゼロ→(数字化した)残留限度値へと制度は前進。規制はより厳しく。ただし依然として運用は厳格で、越えれば直ちに違法領域です。

📰 イメージの連鎖(ゼロか100か、の罠)

 

報道で「違法サプリ」と一括りになると、多くの人は「大麻=危険」という連想を強めます。実際にはCBDとTHCは薬理が全く異なるし、用量・含有率・製品形状でリスクは変わるのに、ゼロか100かの議論に吸い込まれやすい。薬はベルカーブ(用量反応)で効き目と副作用が動くもの。

本来は「科学的な線引き」×「適正な情報開示」で、濃淡(レイヤー)を理解していく必要があります。

 

☢️どこが「違法」になりやすいのか(仕組みの整理)

  • 完成品のΔ9-THC:2024年末から製品形状ごとの残留限度値が明確化。超過=麻薬該当の可能性で、行政の注意喚起も増えています。 

  • 栽培と完成品の基準は別畑の0.3%は栽培用の要件完成品形状ごとの厳しい残留限度で評価されます。 

  • 合成・派生カンナビノイド:Δ8-THCやTHCP等、法的整理が難しい派生物もあり、ラベリング不備が混乱を招きます(海外でも健康被害の注意喚起あり)。 

💡 問題は「規制」か「倫理」か

  • もし法を犯していたなら、責任は当然。

  • ただ、「多くの海外では合法、日本では違法」というズレが背景にあるとすれば、問題は個人の倫理というより制度設計と運用(線引きと周知)の不備の側面が大きい。

  • 日本は2024~25年の法改正で医薬品としてのカンナビノイド活用に道を開いた一方、一般流通のCBD製品は厳格チェック+残留限度超過でアウトという極めて厳しい運用が続きます。ここに“誤解とトラブルの温床”が残っています。  

🐤 今回の教訓

  1. 外国製品を独断で輸入しないこと。(例え信用ある人が、”大丈夫だ”と太鼓判を押しても。THC Freeとラベルに書いてあっても)

  2. 外国製品を独断で持ち込まないこと。国内の分析証明書つき製品を選ぶ。

それでも「イメージ」は大切

 

今回のニュースは残念ながら、また“大麻=危ない”の刷り込みを助長しかねません。だからこそ、私たちは“線引きの言葉”で語り直す必要があります。

  • THCとCBDは違う。

  • CBD製品は信頼おけるブランドのものを、日本で購入する。

  • 科学のスケール(閾値・用量)で安全と効果を測る。

そのうえで、臨床研究の推進正確な情報発信。何より「規制強化=安心」ではなく「科学的理解=安心」に向かう必要がある。ここを前に進めない限り、社会はゼロor100の思考停止から抜け出せません。

 

 

 

🇰🇷韓国で明らかになった“AI信頼ギャップ”──医師は信じ、患者はまだ不安

 

医療AIの導入をめぐり、韓国で興味深い調査結果が発表されました。

フィリップスコリアによる「未来健康指数2025 韓国報告書」によれば──

  • 医師・看護師の86%が「AIは治療結果を改善できる」と回答。

  • 一方で患者の60%は「不安」を表明。

現場の医療者はAIの実力を実感して信頼しているのに、患者の側はまだ安心しきれていない。

ここに大きなギャップが浮かび上がりました。

 

👨‍⚕️ 医療従事者がAIを信頼する理由

 

調査では、韓国の医療従事者はAIの効果として──

  • 診療収容力の拡大(92%)

  • 待ち時間短縮(91%)

  • 正確かつ迅速な医療介入(89%)

  • 繰り返し業務の自動化(85%)

を期待していました。

 

さらに予防医療でも、早期介入による救命(90%)、急性処置の減少(86%)、入院率低下(84%)といったメリットが見込まれています。

つまり、医師・看護師はAIが「現場の負担を減らし、患者の命を救う」姿をすでに見ているのです。

 

🧑‍🤝‍🧑 患者が不安に感じる理由

 

一方で患者側が挙げた懸念のトップは「医師との対面時間が減る」(46%)。

テクノロジー導入そのものには76%が前向きですが、信頼するためには:

  • 医療事故の予防(50%)

  • 医療費削減(43%)

  • 健康改善の実績(40%)

といった“確かな証拠”を求めています。

 

患者にとっては「便利そう」よりも「安心できるか」が第一。

つまり「AIに命を預けて大丈夫?」という心理的壁をどう超えるかが課題なのです。

 

⏳ 歴史的に見ても「最初は不安」

 

実はこの構図、過去の医療技術にも繰り返し現れました。

  • X線:最初は「被曝が怖い」と不安視された。

  • MRI:巨大な機械に入る恐怖や音の大きさで拒否感をもつ患者も多かった。

  • 内視鏡:当初は「体に管を入れるなんて」と嫌がられた。

しかし、どれも今では「なくてはならない検査・治療」。

なぜか?──成功事例を積み重ねたことで患者が安心したからです。

AIもいま、まさにこの道を歩んでいるのだと思います。

 

🐤 CES・KIMESでの私の実感

 

私はCES(ラスベガス)やKIMES(韓国国際医療機器展、カンナム)で、最先端のAI医療機器を実際に見てきました。

そのとき強く感じたのは、この調査結果そのもの。

  • 現場で働く人たちはAIに“救われている”感覚を持っている。

  • 一方で、患者は“置いていかれる不安”をまだ拭えない。

AIの進化を最前線で見てきた医療者の信頼感と、体験がまだ乏しい患者の不安感。

このギャップをどう埋めるかが、日本の医療政策にとっても極めて重要です。

 

💡 日本への示唆

 

日本でもAI医療はこれから本格導入されます。興味深いことに、日本はむしろ逆で「医療者が慎重、患者は期待派」が多い印象です。😅

 

必要なのは──

  • ガイドラインの整備(AIの限界を明示)

  • 責任の所在の明確化(事故時に誰が責任を取るのか)

  • 成功事例の積み重ね(安心できる実績の提示)

専門家が信頼しているという事実は、すでに十分な根拠。

あとは患者さんに“安心できる物語”を届けることが、私たち政治や医療に携わる者の責任だと思います。

 

🌸 日本流の“安心AI”とは?

 

患者が不安に思うのは「人間味が減る」こと。

でも実は、AIが記録やルーチン作業を担うことで、医師は患者と向き合う時間を増やせるのです。

AIは“人間性を奪う”のではなく、“取り戻す道具”。

 

そして日本なら、ここに遊び心を加えてもいい。

  • AIが「今夜は早く寝ましょう」と出す 睡眠処方箋

  • AIが「♨草津3泊」を推奨する 温泉療養休暇

  • カルテ音声入力をAIが代行し、医師はじっくり患者の目を見る。

そんな未来こそ「安心できるAI医療」の姿ではないでしょうか。

 

💡 一言まとめ

「韓国のデータが示すのは、AI医療はすでに専門家から信頼されているという事実。次に必要なのは、患者の心に届く“安心の仕組み”──そして日本流の答えは、科学と人間らしさの両立にある」

 

💊薬より効く?ロングコロナの処方箋⛰️──心と体を動かす力

 

新型コロナ後遺症(いわゆる long COVID)。

世界で少なくとも6500万人が悩まされていると推定され、症状は疲労、息切れ、認知障害、抑うつなど多岐にわたります。

 

「これだ!」という決定的な治療薬はいまだ存在せず、患者さんも医療者も手探りの状態が続いています。

そんな中、最近相次いで発表された2つの国際的な研究は、薬よりも“心と体を動かす介入”の方が有望だと示唆しています。

 

💡 BMJ誌 系統的レビュー(2024年11月)

 

カナダの研究グループが行った系統的レビュー(24件、約3700人)によれば、中等度以上の確実性で有効といえるのは薬物ではなく

  • 認知行動療法(CBT)による疲労・集中力低下の改善

  • 運動+メンタルヘルスリハビリの組み合わせによるQOL改善と抑うつ軽減

  • 定期的な有酸素運動による身体機能改善

でした。

一方で、抗うつ薬や免疫薬、サプリメント、アプリによる教育、酸素療法などは、いずれも明確な効果を裏付けるエビデンスがなかったのです。

 

💡 eClinicalMedicine誌 メタアナリシス(2025年8月)

 

さらに中国の研究チームは、51件のRCT(参加者4000人以上)をまとめたメタアナリシスを発表。

こちらでも最も有望とされたのは 運動(有酸素+筋トレ) でした。

  • 歩行距離(6分間歩行試験)+83m改善

  • 疲労感・息切れの軽減

  • 精神的健康スコアの改善

呼吸筋トレーニングや遠隔リハビリにも一定の効果がみられましたが、嗅覚トレーニングやステロイド点鼻薬は効果なし。

PEA-LUTサプリ*(=抗炎症サプリ)、や、tDCS**(=脳刺激法)には一部の症状改善の兆しがあるものの、全体の信頼性は低めでした。

 

🐤 結論:最大の処方箋は「セルフケア」

 

2つの大規模研究が揃って示したのは、

「薬よりも心と体を動かす介入が効く」 というメッセージです。

 

認知行動療法で「心」を、運動や呼吸筋トレで「体」を。

両方を動かすことこそ、long COVIDからの回復にもっとも寄与する。

 

もちろんエビデンスの質には限界があり、万能の治療法ではありません。

でも、“自分の心身をセルフケアする”ことが最大の処方箋になる──それは、コロナ後遺症に限らず、現代医療全体に共通するヒントかもしれません。

 

♨️ そしてニコッと政策へ

 

心と体を動かすのが効くなら、日本流にもっと楽しくしてしまえばいい。

たとえば──

  • 医師が「今日は8時間寝なさい」と書く 「睡眠処方箋」

  • ストレス社会で免疫力が下がる前に♨️、「温泉療養休暇」

これぞ科学と、前回ブログでご提案した『ユル政策』の幸福な出会い。

ロングコロナの研究から見えてきたのは、結局のところ「人間らしく、よく動き、よく休む」という当たり前のことだったのかもしれません。

 

💡 一言まとめ:

 

「ロングコロナには薬より“心と体”を動かす介入──そして日本なら“睡眠と温泉”を処方箋に」🐤

 

<脚注>

* PEA-LUT(パルミトイルエタノールアミド+ルテオリン)

  • PEAは体内でも作られる脂肪酸由来の物質で、抗炎症や神経保護作用が期待される。

  • LUT(ルテオリン)はポリフェノールの一種で、抗酸化作用をもつ。

  • 両者を組み合わせたサプリメントが「神経の炎症を和らげ、嗅覚障害などに効果があるのでは?」と研究対象になっている。

  • ただし、まだ小規模試験が中心で、確固たるエビデンスはない。

**tDCS(経頭蓋直流電流刺激)

  • transcranial direct current stimulation の略。

  • 頭皮に弱い直流電流を流し、大脳皮質の活動を調整する非侵襲的な脳刺激法。

  • うつ病や慢性疼痛、認知機能障害などで研究されており、「脳のリハビリ機器」ともいえる。

  • ロングコロナでは疲労感の改善に一定の効果が示されたが、まだ研究は限定的。

 

 

🏞 日本オリジナル「ゆるニコ政策」案

 

このところの報道ときたら、まるで大鍋のごった煮。

あっちでグツグツ、こっちでボコボコ。

国家の床下で火を焚いているのは誰なのでしょう?

 

──おかげで眉間の皺が、、、かの「顰にならう」西施のように、美しければまだ救いがあるのだけれど....

残念ながら現実は、ただの疲れたおばさん風。

 

これではいかん!大事な生命力の基盤、免疫力まで投げ出してしまいそう。

だからこそ、今回はほんのひととき、肩の力を抜いた「ほっこり息抜き政策」を考えてみました。🐤

 

実はこの数日、ワクチンのこと、医療制度のこと、利権のことetc──ガチの政策提案も水面下で絶賛シミュレーション中なのですが、醸成が必要ですので、しばし温めておきます。

 

まずは、”でわ(出羽)の神”さまにご登場いただきましょう。

 

🌍 海外”でわ”、こんなユニーク制度が

  • フィンランド:サウナ休暇制度

    サウナに行く日が、まるまる有給。北欧の国らしい“蒸気な政策”。

  • フランス:文化パス(Pass Culture)

    18歳になると国から300ユーロ分の文化クレジットが配られる。映画、演劇、美術館、本……パリの若者はこれでアート漬け。

  • スコットランド:生理用品の完全無償化

    世界初。学校にも役所にも、自由に持っていける棚がある。

  • アイスランド:男女同一賃金認証制度

    男女で給料に差があると、企業は“罰金”。氷の国だけに、平等に冷たい風が吹く。

  • エストニア:e-Residency(電子国民制度)

    外国人でも「電子住民」になり、オンラインで会社設立や口座開設ができる。国境は画面の中で消えてしまう。

  • カナダ:処方箋付きヨガ

    医者が「今日は downward dog を三回」と処方。自然散歩までお薬代わり。

  • イタリア:美術品税控除(Art Bonus)

    文化財修復に寄付すれば、65%が税控除。国民総美術商作戦。

  • ニュージーランド:自然に法人格を与える制度

    川や森が“法的人格”として守られる。弁護士が「本日、クライアントの森が伐採されました!」と主張する世界。

  • ブータン:国民総幸福量(GNH)

    GDPではなく、国民の“幸福”を国家のものさしに。笑顔が国富。

 

🇯🇵 じゃあ日本なら?

  • 「温泉療養休暇」

    サウナじゃなくてやっぱりほっこり温泉。医師が「草津七泊」と処方箋に書く未来。

    休暇理由は「♨️ 医師命令」です。

  • 「R18 文化パス JAPAN」

    18歳に配布される文化クーポン。アニメ、マンガ、歌舞伎、落語、ライブ……推し活に全力投球。

  • 「自然法人制度」

    富士山、琵琶湖、屋久杉に法的人格を。

    もし汚したら「富士山弁護団」から訴状が届く。怖いぞ。

  • 「睡眠処方箋」

    医師が「今夜は8時間厳守」と書く。

    上司に「今日は先生に寝ろと言われましたので」と胸を張れる未来。

  • 「ご近所シェア農園」

    マンションのベランダに国家公認の“1㎡農園”。AI農業アドバイザーつき。トマトが外交を救う日も近い。

  • 「推し活休暇」

    フランスが文化なら、日本は推し。

    ライブ・舞台・聖地巡礼のための特別休暇。推しがいない人は、自動的に温泉♨️へ。

  • (あなたのアイディアは?)

💡 今は難しい話はお休み。

 

“笑いながら健康になる政策”の連想ゲームでした。

さあ、みなさんもどうぞ、今日もニッコリ😃参りましょう。

 

 

🟧 予防医療 × 九州神話 × SAGA × 自然

 

国策としても非常に重要な「予防医療」。

その原点を探すように、この夏、私は九州の神話の地を訪ねました。

 

神話が息づく土地で

 

対馬、壱岐から繋がる肥前の国──。

古代の神話が息づく土地には、自然と人との共生、そして“祈り”が脈々と受け継がれていました。

 

 

 

淀姫神社、厳島神社、乳母神社。

伝説が息づく一つひとつのお社は、人が「自然の力を畏れ、感謝し、そこに調和を見いだそう」とした心の証。

 

雷、雨、風、雲、そして晴天。

天気がめまぐるしく変わった旅路では、山間に珍しい雲海も現れました。

フランスでは「天気が変わる日は幸運の兆し」と言いますが、まさにその通り──神々しさMAX!

 

🌱 自然と医療の接点

 

「赤ちゃんの冷え性」「低血糖」「発達障害」について──久保田先生の講義より

 

予防医療の本質は、薬や検査の前に「自然に沿った生活」にあります。

食事・睡眠・運動──そのどれもが、古来より人々が自然と調和しながら生きてきた知恵の延長線上にある。

 

神話の舞台を歩くことは、単なる観光ではなく、

「医療の未来をどこに結びつけるか」を考える時間でもありました。

 

🇯🇵 日本から世界へ、平和を 🌏

 

「日本が世界の中心となり、平和を広げていく」。

これは決して大げさな夢ではありません。

 

自然と神話の中に「調和と祈り」の精神が根づいている日本だからこそ、新たな予防医療を国策とし、世界に示していける。

 

今回の旅を共にした仲間たちと語り合いながら、私はその確信を強めました。

心から感謝しています。

 

 

経済学の大家・大矢野栄次 久留米大学名誉教授の珠玉の発言集

 「平時は物流、戦時は兵站」

 「戦争は武器の生産で始まり、食糧の有無で終わる」

 「日本の天皇は利他性を基盤とする、世界に稀な統治形態。アジア圏にも類をみない」

 

 

📄 「日本人ファースト」と子ども──区別と差別の間で

 

夏休みが終わり、子どもたちが学校に戻る季節である。

その中で「日本人ファースト」という言葉が教育現場でどう受け止められるかが、記事やSNSで話題になっている。

「いじめにつながるのではないか」「外国籍の子が肩身の狭い思いをするのではないか」という懸念の声が広がっている。

 

🇫🇷 フランスで見た「当たり前の区別」

 

私は20年以上フランスに住み、子どもを現地の学校で育てた。

フランス社会には「フランスファースト」などというスローガンは存在しない。

なぜなら、それが当たり前の大前提だからである。

国の制度も文化も、まず「フランス人」を中心に組み立てられている。

 

その一方で、外国人や移民には「区別」がある。

黄色人種は明らかにマイノリティであり、外から来た存在として線を引かれる。

しかし、それは必ずしも「差別」ではない。

むしろ「あなたはフランス社会にお邪魔している」という暗黙の了解として受け止めるべき現実である。

 

子ども心にも「ここは自分の国ではない」という感覚は自然に理解される。

そのうえで友人関係を築いたり、文化を共有したりするのだ。

 

🇯🇵 日本人ファーストという言葉の背景

 

「日本人ファースト」という言葉は、参政党が公約として掲げ、広まった。

これが「排外主義」だと批判されることも多い。

 

しかし本来の文脈は異なる。

日本は長年「日本人ラスト」ともいえる政策を繰り返してきた。

海外や外圧を優先し、国民の暮らしや安全を後回しにしてきた。

その反動として「まず日本人を大事にする」という、ごく自然なスローガンが登場したに過ぎない。

 

つまり「差別」などではなく、「普通の国になろう」という切なる願いなのである。

 

👶 子どもたちへの影響

 

懸念されるのは、子どもの世界における言葉の使われ方だ。

「日本人ファースト」が「お前は外国人だから二番目だ」といった“からかい”に転化すれば、確かにいじめの温床になりうる。

 

ただ、これは言葉自体の問題ではない。

むしろ大人が「言葉の意味」を説明せずに放置することが問題なのである。

 

子どもにはこう伝えればよい。

  • 「ここは日本だから日本人を大事にするのは当然だよね」

  • 「でも外国から来ている子(貴方)も同じ人間であり、尊重される存在なんだよ」

  • 「区別と差別は違うんだ」

淡々と説明すれば、子どもは理解できる。

むしろ「何がなんでも絶対に平等」と言い聞かせるほうが、子ども心には不自然に響く。

そしてこの違いを理解することが、大人も子どもも成長の糧になる。

 

🖊️ 結びに

 

「日本人ファースト」は、排外主義ではなく、むしろ「日本人をラストにしない」ための言葉である。

教育現場で大切なのは、この言葉をタブー化することではない。

むしろ「区別はあって当然。しかし人間の尊厳は誰にでも等しい」ということを、親や先生が説明することである。

 

社会がどう言葉を扱うかによって、子どもの受け止め方は変わる。

大人の責任は「言葉を禁止すること」ではなく、「言葉の意味を正しく伝えること」にあるのだ。

”ペンはワクチンより強し” by Chappy画伯

 

🟥💀💉 WHO is right? ──映画『WHO?』を観て...

 

本日、ドキュメンタリー映画『WHO?』を鑑賞してきた。満席御礼。チケットもしばらく完売だそうだ。

終了後には、なるせゆうせい監督と林千勝先生のスペシャルトークがあり、光栄にも私も少し混ざらせていただいた。

 

コロナ禍のパンデミックについて、日本ではいまだ総括や評価が十分に行われていない。

なぜなのか──。誰がそうさせているのか?

「この十倍は撮った」監督はいう。

その答えの一端を、この映画から読み取れるかもしれない。

 

 

🎥 映画の印象

 

この作品は、オールドメディアで報じられなかった大規模デモ、有識者の濃密インタビュー、そしてネット上でバンされた事実などを織り交ぜた、まるでパッチワークのような構成である。

 

ただし決して重苦しいわけではない。

なるせゆうせい監督の絶妙なバランス感覚によって、ユーモアを織り込みながらテンポよく進む。

重いドキュメンタリーでありながら「さらりと見られる」のが特徴で、全く飽きない。

とはいえ深く考えさせられる内容であり、あっという間の上映時間であった。

 

👀 所感

 

20年フランスに住み、現地で数々の過激なデモを目にしてきた身として、日本人のデモの礼儀正しさには改めて驚かされた。

参加者がゴミまで拾っていたという。

 

フランスであれば、ショーウィンドウは割られ、車は燃やされ──「パリは燃えている🔥」レベルになるのは想像に難くない。

なぜなら「命に関わる問題」に対する抗議だからである。

 

それに比べ、日本人は穏やかで優しい。

もっと怒ってもいい状況のはずなのに、冷静さを保ち続けている。その姿に、日本という国の国民性を改めて感じた。

 

 

🎬 映画情報

 

誰も報じなかった“コロナ禍の真実”が、今、明かされる──。

ぜひお近くの劇場でご覧いただきたい。

• 監督:なるせゆうせい

• 出演:井上正康氏(大阪市立大学名誉教授)、林千勝氏(近現代史研究家)他多数

 

🌐公式サイト

▶ WHO?公式サイト

 

📌 まとめ

 

本作は「日本のワクチン騒動」を一望できる貴重な記録である。

「WHO is right?」──その問いを自分自身に投げかけながら観ることで、コロナ禍を改めて考えるきっかけになるだろう。

私はこうした”問いが生じるドキュメンタリー”を一人でも多くの人々に見てほしいと思う。

 

📄 続「元の体に戻りたい」──ワクチン後遺症救済措置アイディア

 

前回に引き続き、忘備録として私自身が考える改善策を記しておく。

 

🔹提案1:地域ごとの迅速認定

 

各都道府県に「ワクチン申請審査委員」を配置し、専門の講習を受けた医師が担当する。

その医師が「認定すべき」と判断した場合は、国の二重審査を省略し即時認定とする。

 

🔹提案2:ロット単位での補償発動

 

ワクチンの公認「💀危険ロット⚠️」が確認された時点で、個別申請を待たず補償対象とする。

迅速性こそが救済の最低条件である。

 

🔹提案3:申請手続きのデジタル化

 

診療録や検査データは電子カルテと直結させ、オンラインで申請可能とする。

それが難しい場合でも、紙資料をPDF化して読み込ませる仕組みを整える。

AIによる不備チェックを導入し、患者や家族に不要な負担をかけない体制とする。

 

🔹提案4:ワクチンの診断書や自費治療も対象に

 

現行制度では保険診療以外は切り捨てられているが、場合によっては、自費で試みられる治療も補償の対象とすべきである。(ワクチン審査委員の判断による)

 

🔹提案5:スピードと透明性

 

数ヶ月待たせた挙げ句に「不備」で却下し、さらに数ヶ月の再申請を強いる悪循環は断ち切らなければならない。

AI審査とブロックチェーン記録を導入し、迅速・透明・追跡可能なプロセスへ移行すべきである。

 

📦「神楽」と補助金申請にみる“紙文化”

 

思い出すのは、VR治療機器「神楽」の補助金申請の話である。

デジタル部門の補助金にもかかわらず、申請は膨大な紙とハンコで行われる。

しかも独特の言い回しが必要で、”天下りコンサル”を通さなければ通りにくい。

何十枚もの申請書を積み上げ、数ヶ月かけても「一部不足」で却下され、またやり直し──。

 

これは「7,000枚問題」と根を同じくしている。

日本の行政は紙を積み上げることで“実務を進めている”という外形を保ちながら、実際には時間稼ぎをしている構図とも言える。

 

🖊️結びに

 

「元の体に戻りたい」──この切実な願いが、なぜこれほど遠いのか。

患者の声を追えば追うほど、「救済制度」が患者をさらに苦しめる矛盾に突き当たる。

 

形式主義に塗り固められた“7,000枚の書類”は、国の責任回避の象徴である。

 

医療とは本来、希望と可能性を見出す営みである。

その原点を取り戻すことこそ、いま最も求められていることだと強く感じる。

 

⚠️最後に付記するが、ここに記した提案は、あくまで岩本個人のアイディアの「忘備録」である。

制度や政策の動向とは別に、現場の声を聞き続ける中での素直な思考メモとしてご理解いただきたい。

 

👉 この文章は、前回とあわせて読んでいただければ幸いである。

 

📄「元の体に戻りたい」──ワクチン後遺症と“7,000枚の書類”という現実

 

2025年8月30日、CBCテレビの報道記事を見た。

この番組を長く追っている大石邦彦キャスターは、ワクチン被害を発生当初から報じ続けてきた数少ないジャーナリストである。

 

新型コロナワクチンの後遺症に苦しむ患者が「元の体に戻りたい」と訴える姿は、あまりに重い。

高校教諭だった女性は接種後に寝たきりとなり、復職を望みながらも救済制度に翻弄され、障害年金すら認められなかった。

「救済」という言葉が、むしろ虚ろに響く。

 

🔹救済を阻む“書類の山”

 

とりわけ目を引いたのは名古屋市役所担当者の発言である。

「人によって違いますが、こちらは段ボール1箱で1人分になります。多い方だと7,000枚、8,000枚という方もいらっしゃいます」

!?……7,000枚!?

 

論文数十本に匹敵する分量である。

診療録、検査データ、領収書、診断書──あらゆる紙を提出させ、段ボールに積み上げる。光景はまるで昭和時代の役所仕事がそのまま蘇ったかのようだ。

 

これを誰がどう精査するのか。

デジタル保存されるのか。

紛失や劣化、あるいは改ざんのリスクは考慮されているのか。

 

結局は「書類を積み上げている」という既成事実づくりに過ぎないのではないか。

むしろ「これだけ膨大だから審査に時間がかかるのです」と暗に訴えたいだけではないのか、と勘繰りたくもなる。

 

🇯🇵国と自治体の“ねじれ”

 

記事はさらに、自治体が「認定すべき」と判断したケースを国が覆す実態を描いていた。

  • 自治体は因果関係を五段階で評価する。

  • そのうち「認定すべき」と結論を出しても、国は「評価不能」として却下する。

この二重構造は、患者にとって“二度の絶望”を意味する。

自治体が寄り添おうとしても、国の最後のハードルがすべてを打ち消すのである。

 

👶薬害の記憶と重なる未来

 

記事の最後に登場するのは「薬害防止の日」。

過去の薬害を反省し「二度と繰り返さない」と刻んだ碑の前で、新たな被害者が「元の体に戻りたい」と訴える。

 

歴史は繰り返す。

問題は、私たちが「薬害を薬害と認めないままにする」ことではないか。

 

🐤私の違和感

 

この問題の本質は、救済が進まないことにある。

しかしそれを阻んでいる象徴こそ“7,000枚の書類”の山である。

 

救済の入口で患者に課せられるのは治療ではなく、膨大な紙の提出である。

これは制度そのものの矛盾である。

 

電子カルテやAIを駆使すれば、因果関係の分析やケース比較は格段に効率化できる。

それなのに「紙に証明させ、紙で判断する」。

この構造は、日本の医療行政の“化石化”を如実に物語っている。

 

🔹記事から拾うべき論点

  • 障害年金不支給:寝たきりでも「固定していない」として却下される理不尽さ。

  • 自費治療の不認定:保険外で試した治療や薬は、救済対象にならない。

  • 国と自治体の温度差:自治体が寄り添っても、国が切り捨てる。

  • 評価不能の乱発:副反応報告の大多数を「評価不能」で処理する姿勢。

  • 薬害との連続性:過去の薬害と同じ轍を踏みつつある現実。

🖊️結びに

 

「元の体に戻りたい」──この切実な願いが、なぜこれほど遠いのか。

患者の声を追えば追うほど、「救済制度」が患者をさらに苦しめる矛盾に突き当たる。

 

形式主義に塗り固められた“7,000枚の書類”は、国の責任回避の象徴である。

 

医療とは本来、希望と可能性を見出す営みである。

その原点を取り戻すことこそ、いま最も求められていることだ。

 

🫙柳澤厚生先生とのご縁──超団派の連携へ

 

柳澤厚生先生とのご縁は、先生が会長を務める国際オーソモレキュラー医学会で、CBDやフェムテック、そして「睡眠美容」について講演させていただいたことがきっかけでした。

その後も、予防医学やCBD、mRNAワクチンに関するリサーチを重ねてきました。

 

柳澤先生は、アメリカ仕込みのホリスティックな栄養学の視点を取り入れた、まさに予防医学の先駆者です。

とりわけmRNAワクチンに関しては、早くから懐疑的な立場を貫き、国民の健康を第一に考える姿勢に私は深い共感を覚えています。

 

「超党派」ではなく「超団派」?

 

政治の世界では「超党派」という言葉がよく使われます。

しかし、医療や健康の分野で今本当に必要なのは、団体の枠すら超えた協力ではないでしょうか。

 

学会や協会、専門領域が分かれているために、時に足並みがそろわず、せっかくの声が分散してしまう──。

それでは国民に届かず、制度も動きません。何より患者を救えない。

 

各団体の理念や枠組みを超えて“超団派”で協働する姿勢こそ、これからの日本に必要だと強く感じています。

 

Make Asia Healthy Again!

 

私自身も、CBDやフェムテック、睡眠美容、代替医療を通じて「日本発の予防医学を世界に広げたい」という思いを持っています。

 

国や党派や団体を超えて。

アジア全体で、健康長寿のモデルをつくる。

 

Make Asia Healthy Again!

 

これからも学びと挑戦を続けていきたいと思います。