先日、3日間にわたって開催されたヘンプの国際学会に参加してきました。その中で、私が特に感銘を受けたのが、AI同時通訳の驚異的な進化です。

 

いやはや、これが本当にすごいんです。

 

テキスト形式で表示される通訳なので、発言者の言葉を目で追いかける形になるのですが、その技術が圧巻でした。話し手が言葉を発すると同時に、まず単語がポンポンと表示され、次々と文章が組み立てられていきます。そして文脈に合わせて、瞬時に適切な表現に修正されていくのです。ポーン

 

 

例えば、「right」という単語。最初は「右」と表示されますが、文脈から「正しい」の意味だと判断すると、即座に「正しい」に置き換わります。まるでAIがこちらの心を読んでいるかのような素早さです。

 

 

最終的に、一つの完結した文章としてまとまり、次々に流れていく。そのスピードと精度たるや、まさにリアルタイムで生成AIの「トランスフォーマー」を目の当たりにしているようでした。そうそう、あの有名なAIモデルのことですね。考えている間には「……」が微妙に動いていて、その様子も実に生成AI的で、見ていて飽きません。

 

しかし、このほぼ完璧と言える通訳機能にも弱点が。テキストを目で追いかけるのが、なかなか大変なのです。登壇者は熱意たっぷりに多くを語るので、文字が洪水のように流れ続け、映画の字幕を追うよりもはるかに難しい。おまけに専門用語も飛び交うので、目が回りそうでした。

 

これがさらに進化して、音声で少し遅れて追いかけてくれるような、ほぼ同時の逐次通訳的なものが実現すれば、もう言うことなしですね。技術の進歩に期待が高まります。

 

以上、デジタルエージェント岩本からの報告でした。ニヤニヤ

先日、東京ビッグサイトで開催された「ダイエット&ビューティ」にて、「温活&眠活」(協賛:日本美容内科学会)をテーマに講演をさせていただきました。

 

 

この二つのテーマは、フランスの恋愛や教育に関するお話と同じくらい、私の十八番、得意中の得意でございます😆

 

 

4年前、二つのクリニックで睡眠美容外来を立ち上げましたが、今や「睡眠産業」は一大ビジネスとなっています。日本人の睡眠不足、特に女性の睡眠時間が足りない現状は憂慮すべきことです。しかし、それでも世界有数の長寿国であるという事実から、「しっかり眠れば、もっと健康で美しくなれる」のは明白ですね。

今回の講演では、あまり知られていないトピックを取り上げてみました。

 

 

温活では「褐色脂肪細胞の活性化療法」、眠活では「ピンクノイズの試聴」と「ウェイトブランケット」のご紹介です。これらは科学的なエビデンスもあり、海外では非常にポピュラーな療法ですが、なぜか日本では広まっていません。

 

なぜでしょうか。

 

それはおそらく、お金があまりかからず、ビジネスとして成り立ちにくいからではないかと勘ぐってしまいます。怪しげな睡眠療法が多く出回る昨今、正しい情報が求められています。

 

 

臨床で不眠の患者さんと向き合っている立場から申し上げますと、まずは何よりもカウンセリングが大切です。認知行動療法だけで改善された患者さんもいらっしゃいます。私がよりナチュラルな方法としておすすめするハーブ療法、経絡、ツボ押しなどを使わなくても、です。なんと経済的で安全な解決法でしょう。

もちろん、不眠の背後には睡眠時無呼吸症候群(SAS)やホルモンバランスの乱れ、他の重篤な疾患が隠れている可能性もあります。クリニックでは、そのようなスクリーニングも行っています。

 

 

お悩みがございましたら、ぜひ一度、お話にいらしてくださいね。

 

愛と感謝を込めて。照れ愛

<CBDオイル愛用者の皆さまへ重要なお知らせ>

 

皆さま、こんにちは。先日開催された、日本ヘンプ協会主催の第1回東京国際ヘンプカンファレンスが盛況のうちに終了しました。私も評議員として参加し、特に獣医療の第一人者である廣田順子先生のご講演では座長を務めさせていただきました。海外からのゲストも多数お越しいただき、学術的にも非常に深い知見を得ることができました。まさに実りの秋を感じる大会となりました。

 

さて、今回の大会で得られた情報の中で、CBDオイルを愛用されている皆さまにとって非常に重要なお知らせがあります。

 

▶︎大麻取締法の改正について

 

2024年12月12日から、大麻取締法が大幅に改正されます。

 

良いニュース

  - 医療用大麻が薬品として認められるようになります。

  - 大麻草の部位規制(茎や種子のみ使用可能)が撤廃され、植物全体からの成分抽出が可能になります。

 

注意すべきポイント

  - THC(テトラヒドロカンナビノール)の残留量に関する規制が非常に厳しくなります。

  - 従来の規制よりも約20~1,000倍も厳しくなります。

 

<新しいTHC残留基準>

厚生労働省が提示した最新の基準は以下のとおりです。

 

-油脂類・粉末類:10 mg/kg(10 ppm)以下

-水溶液: 0.1 mg/kg(0.1 ppm)以下

-その他の製品: 1 mg/kg(1 ppm)以下(化粧品、サプリなどはここ)

 

※ppm(パーツ・パー・ミリオン)とは、100万分の1を表す単位です。

 

これらの基準値は、5000件以上のパブリックコメントを受けた結果、正式に決定されました。

 

新基準の影響とご注意

 

- CBDブロードスペクトラムの舌下オイルや、例えアイソレート製品であっても、THCが新基準を超えて検出される可能性があります。(特に濃い濃度は要注意)

- 12月12日以降、基準値を超える製品の使用や所持は、大麻取締法違反となる恐れがあります。

  最悪の場合、麻薬所持や使用の罪に問われる可能性があります。

- クリニックなどの自費診療機関でも特別措置はなく、法律を遵守する必要があります。

 

▶︎私たちの対応

 

  • 私自身、臨床経験からマイクロドーズ(低濃度)のCBDオイルを推奨しており、理論的には検出されない量ではございますが、最終製品での検査が必要と思っております。(そのくらい微量なレベルのお話になります)
  • 0.1PPMまで測定できる検査機関との連携を計画してます。

- 製品の品質や成分は、製造ロットや経時的な変化によっても異なる可能性があります。

  • 皆さまには安全性を最優先に、(新規制での安全性が担保されているものでない限り)現在お使いなっているものは、12月11日までに使い切ることをお勧めします。
  • クリニックでは、今後新規制に合致したCBDオイルの提供をする予定です。

 

▶︎今後の情報提供

 

- 詳細な情報や具体的な対策については、10月1日(月)に東京ビッグサイトで開催される「ダイエット&ビューティ フェア」内の、「温活&眠活」セミナー(12:40~13:20、C会場)

  - 自費研の美容内科学会枠、10月6日(日)15:55~16:45

  でお話しさせていただきます。

 

- セミナーでは、専門的な視点から新法の解説や皆さまが取るべき対応策について詳しくご説明いたします。

 

▶︎最後に

 

法改正に伴い、ご不安やご不明な点も多いかと思います。私たちも最新情報を収集し、皆さまに正確で有益な情報をお届けできるよう努めてまいります。

何かご質問やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

皆さまの安全と健康を心より願っております。

 

岩本 麻奈

 

- 日本ヘンプ協会 評議員

- 日本臨床カンナビノイド学会 登録医

- 臨床CBDオイル研究会 ボードメンバー

 

※シェア・拡散歓迎いたします。CBDオイルを愛用されているご友人やご家族にもぜひお知らせください。

 

再生医療を世界トップクラスの規模で実施している当クリニックの、8周年記念パーティが盛大に行われました。私は初期メンバーとして、数々の挑戦を乗り越えてきたこの歴史を見守ってきましたが、こうして皆さまと祝えることに感慨深さを感じます。

 

パーティのオープニングは、日本再生医療学会理事長の岡野栄之先生による非常にアカデミックな講演。話題のエクソソーム問題や未来の毛髪再生技術についての興味深いお話をいただきました。

 

さらに、和風マジックショーや獅子舞も登場し、楽しい時間を過ごしました。感謝の気持ちと来年の無病息災を祈りつつ、素晴らしいひとときを振り返ります。

 

 

密やかに噂で聞いていた銀座のとある秘密の場所へ。日本一美味しいと噂のカヌレ、そしてその2階でいただくボリューミーで絶品のカツカレー&スウィーツを堪能してきました。

場所も電話番号も非公開、紹介がないと入れないという特別なお店。そのため、写真を加工してますが、その美味しさは格別でした。
カヌレは外はカリッと中はしっとり、まさに至福の味わい。カツカレーは厚みのあるカツと優しい味わいのルーが絶妙なハーモニーを奏でます。

こんな素敵な体験ができたのも有り難いご縁のおかげ。🙏また訪れることができたら幸せです。

#秘密のグルメ #銀座 #カヌレ #カツカレー #紹介制

“連日天然サウナ状態で、温活はもうごめん!”と思っている貴方へ。😱

 

実は、私が代表理事をさせていただいている日本温活協会が提唱する「温活」の真髄は「温冷活」。

暑さ寒さも彼岸まで(今年の猛暑もあと一週間か)という言葉があるように、そのバランスが鍵なんです!

 

さて今回は10月1日、東京ビッグサイトで開催されるイベントで、医療現場からの最新情報をお届けします!✨

「美しくなるための温活&眠活」をテーマに、温活、眠活の重要性、実践方法、そして成功事例までたっぷりご紹介💡

逃すと損! この貴重な無料講座をぜひお見逃しなく!

詳細と入場登録はQRコードから👇

 

#温活 #眠活 #美容 #健康 #イベント講師 #医療情報 #東京ビッグサイト #美と健康の基盤

 

機内を降りた瞬間、空港の香りから、パリに「帰ってきた」と実感する。まるでプルーストのマドレーヌ効果のように、20年間過ごした街の記憶が突然蘇る。

タクシーは誇らしげにオリンピック用優先道路を走り抜け、窓の外には「PARIS 2024」の旗が風に揺れている。パラリンピックの熱気が街中に漂い、パリのエネルギーを感じさせてくれる。

 

週末は、身も心もハーベスト気分。今年も山下農園の収穫祭に参加することができた。農園主の山下朝史氏と「コーラ・ナチュール」(要は普通のコカコーラ😊)で乾杯し、まだ人々が集まり始めたばかりの静かな農園で、哲学的な談話にふける。

 

<多彩な才能を持つ、医師で漫画家のクリストフ吉田氏。プードルのジョジョくんも初参加>

 

<クリストフ氏の愛車、1960年代生まれ、Fiat 600D Multiplia、只今31000ユーロで新しいご主人さま募集中>

 

 

この収穫祭は、私にとって一年に一度の定点観測だ。毎年再会する顔ぶれとの交流は、まるで宝石のように貴重な時間である。フランスの知識人たちはリベラルを自認しているが、オリンピックの開会式を見て、様々なことが明らかになったという話や、柔道の審判への不満、政局の不安が会話の中で繰り広げられる。次々と振る舞われる農園の極上の料理に舌鼓を打ちながら、会話もまたそのまま一つの滋養となる。

 

<一瞬で収穫祭がジブリ風にポーン

 

今回、私が特に心を奪われたのは、マヨルカにバカンスに行った友人の🪼”クラゲの話”だった。🪼

今年は例年よりクラゲが少なかったが、毎回同じ二匹のクラゲが彼女に絡んできたという。質感から同じクラゲだと分かるそうだ。しかも、そのクラゲは恐らく小魚に突かれて、見るたびに少しずつ欠けて小さくなっていく…

その話を聞きながら、私の脳裏には、マヨルカの夜の海に輝く二匹のクラゲの姿が浮かび上がる。痛みも悲しみもなく、ただ運命を受け入れ、静かに小さくなっていくその姿が、月光に照らされ、まるで美しい絵画のようだった。

 

 

そういえば、今回訪れたl’Atelier des Lumièresでは、「Van Gogh, la nuit étoilée(ゴッホの星月夜)」と「Japon Rêvé, images du monde flottant(夢の日本、浮世のイメージ)」を鑑賞した。プロジェクションマッピング技術が生み出す圧倒的な世界観の中で、現実と幻想、そして有機的な物質世界の真理について、改めて考えさせられる体験だった。

 

 

ヘミングウェイの「移動祝祭日」の名言にあるように、一度でもパリに住んだ者は、その呪縛から生涯逃れられないのだと再認識した。パリを離れて7年が経つが、その魅力はますます強く私を捉え続けている。

“If you are lucky enough to have lived in Paris as a young man, then wherever you go for the rest of your life, it stays with you, for Paris is a moveable feast.”

ーErnest Hemingway’s A Moveable Feast

<月読神社>

 

神様は、時に人の姿を借りて現れると言います。人生の道を外れそうになった時、ふと現れて手を差し伸べてくれる存在。今回、私はその神様と壱岐島で再び巡り会ったのでした。

 

壱岐島は、神社がひしめく神秘的な島。土地の人も、”壱岐島”は特別に守られている神の」島、と言います。神社仏閣巡りが趣味の私にはまさに楽園そのもの。レンタカーを借り、初日は神社や景勝地を巡り、一泊した翌日も時間の許す限り探検を続けました。湯本温泉で一休みし、男獄神社に立ち寄ったところで、その物語は始まります。

 

<男獄神社>

 

「女獄神社も近くにありますよ。ほら隣の山の中腹に見えるでしょ」とカフェの店員が教えてくれました。道が細いが車で行けると聞いて、私たちは迷わずナビをセット。これが運命の分かれ道だったとは、この時は知る由もありません。

 

ナビに導かれるまま、山道を進むと、道は次第に険しくなり、まるでジブリ映画の冒頭に出てくる「魔界への道」のような雰囲気に包まれていきました。鬱蒼と茂る木々が日光を遮り、何とも薄暗く枯れ葉が積もり、蜘蛛の巣が張り巡らされたその道は、明らかに人を寄せ付けないオーラを放っていたのです。

 

<ダリ作:クライ森>

 

「……やばいんじゃない?」

 

不安を感じながらも進んだ結果、道はどんどん狭くなり、最後には車が脱輪してしまいました。もう進むことも戻ることもできない、そんな状況に陥ってしまったのです。

車外には大きな虫がうごめき、車内からの脱出さえも困難な状況でした。冷静に状況を把握しようと試みるも、右前輪と後輪が共に脱輪しており、自力での脱出は絶望的に思えました。

 

そんな時、一筋の希望が。遠くから軽トラックが近づいてくるではありませんか。運転していたのは、年の頃70代半ばの優しそうなおじいさん。「車が脱輪しちゃって」と説明すると、おじいさんは言いました。「うちにあるトラクターで引っ張ればどうにかなるかもしれない。10分待ってて」

 

<実写:救出劇>

 

まさに神のような登場でした。その後、おじいさんは約束通りにトラクターで戻ってきて、綱で引っ張り上げ私たちの車を無事に救出してくれたのでした。

 

感謝の気持ちを込めてお礼を差し出したものの、「困った時はお互い様だ」と言い、頑なに受け取りを拒否。最終的に「じゃぁコーヒー用に、これだけもらうよ」と千円だけを受け取ってくれました。「東京からよく来たねぇ。なんだか虫の知らせだろうかね、何かあると思ってゆっくり走ってたんだよ」と笑うおじいさんの姿に、私は涙がこぼれそうになりました。

 

<ダリ作:猿田彦おじいさん>

 

「もしや、このおじいさんは先ほどの神社の猿田彦神では?」と思ったのも無理はありません。道開きの神が、また一つ私に道を示してくれたのです。心に誓いました。私も、これから善行を積み、道を開いていこうと。

 

壱岐島でのこの経験は、神様が本当に存在し、時折姿を変えて私たちの前に現れるのだと、改めて実感させられた出来事でした。

 

<おまけ・壱岐島ジャーニー>

黄昏の猿岩

 

微笑みのゴリラ岩

 

名物:ウニ丼

 

はらほげ地蔵

 

出張先のホテルで、久しぶりにテレビをつけてみたら、「44歳と60歳が老化加速のリスク」なんていう興味深い番組が目に飛び込んできました。医療の世界にいる者としては、見過ごすわけにはいかず、思わず引き込まれてしまいました。どうやらスタンフォード大学の研究で、遺伝子レベルで老化の進行が証明されたとか。

 

アメリカのメディアを早速調べてみたところ、その研究が示しているのは次のようなことです:

 

スタンフォード大学の研究によると、人間の老化は44歳と60歳の年齢で急激に進行することが確認されました。108人の被験者を対象に数年間にわたり、生体サンプルを分析した結果、老化が単純な時間の経過に伴うのではなく、特定の年齢で急激な変化が起こることが明らかになったのです。特に44歳と60歳では、身体のさまざまな分子や微生物に劇的な変動が見られ、それが心血管疾患や免疫機能に大きな影響を与える可能性があるというのです。

 

ふむふむ。遺伝子レベルでの老化の進行が解明されたのは素晴らしいことですが、ちょっと待ってください。

西洋医学の権威たるアメリカの研究者たちよ、今頃になってようやく理解したのでしょうか?

実は、日本では何百年も前から「厄年」という概念が存在しています。男性の42歳が本厄、そして61歳が男女共通の厄年です。これらは、まさにライフステージの転換期として古来より認識され、厄除けの神に祈り、健康に特に留意する時期とされてきたのです。

 

これぞ、和製の伝承医学、そしてライフスタイルの知恵と呼ぶにふさわしいのではないでしょうか。西洋医学が遺伝子レベルで解明しつつあることを、我々日本人は、”厄年”という形で長い間受け継ぎ、実践してきたのです。

わたくしはこう思うのです。やはり人間の知恵とは、科学が証明するよりもずっと早く、生活の中に息づいていたのだ、と。

西洋の科学と東洋の知恵が、未来の健康を守るために手を取り合う時が来たのかもしれません。😇

 

<Stanford's Revelation: DNA, Aging, and the Timeless Wisdom of Japan's Yakudoshi>

 

While on a business trip, I found myself flicking on the hotel TV for the first time in ages, only to be greeted by an intriguing program titled “The Risk of Accelerated Aging at 44 and 60.” Naturally, as someone deeply embedded in the world of medicine, I couldn’t just look away. The show delved into a Stanford study that supposedly confirmed aging’s acceleration at these ages—right down to the genetic level.

 

Curiosity piqued, I dove into the American media reports to get the full scoop:

Stanford’s research reveals that human aging doesn’t just tick along steadily with time. Instead, it seems to take a dramatic leap forward at the ages of 44 and 60. By analyzing the biological samples of 108 participants over several years, researchers discovered significant shifts in various molecules and microorganisms at these specific ages, which could have profound impacts on cardiovascular health and immune function.

Impressive findings, no doubt. But hold on a second.

 

Dear American scientists, bastions of Western medicine—have you only just now caught up with this?

You see, in Japan, we’ve had a concept called Yakudoshi for centuries. For men, 42 is the “great misfortune year,” and 61 marks a significant transition for both men and women. These ages have long been recognized as pivotal stages in life, where one’s health is particularly vulnerable, prompting people to seek divine protection and pay extra attention to their well-being.

This, my friends, is the essence of traditional Japanese medicine and lifestyle wisdom—knowledge that we’ve been practicing through Yakudoshi for generations, while Western medicine is only now beginning to unravel it at the genetic level.

It makes you wonder: isn’t it true that human wisdom has always lived within our daily lives, long before science came along to prove it?

 

Perhaps it’s time for Western science and Eastern wisdom to join hands in safeguarding our future health.

<唯一無二の味、国産万葉牛のブレザオラ>

 

<島根銀山の和牛ブレザオラ、イチボ>

 

<24ヶ月熟成。国産生ハムの最高峰、ペルシュウ>

 

冒険家に美食家たちが集まる特別な会があり、”世界一の生ハムが食べられる”ということで、ご縁あって参加しました。

 

そこで、わたくしが人生初で口にしたのは、なんと「和牛の生ハム(ブレザオラ)」と「和牛のサラミ」ポーン。これまでの人生で味わったことのない贅沢な逸品でした。

 

一流の和牛ブランドから生まれたこの生ハムは、年月をかけてじっくりと熟成されています。表面から侵食する酸化と戦いながらも、肉の旨味を封じ込めるという、まさに芸術とも呼べる技の結晶です。和牛特有の柔らかさと滑らかさが、見事に引き出されています。

 

 

<スロベニア地方の幻の生ハム、プレクムリエハム>

 

何より驚いたのは、その塩分の控えめさ。

絶妙の塩梅で、肉本来の風味がしっかりと感じられます。これを、土鍋で炊いた白米と一緒に食べると、舌の上でとろけ、なんとも言えない至福の瞬間が訪れるのです。豚さんの生ハムももちろん極上でしたが、この和牛生ハムの独特の味わいに、すっかり魅了されてしまいました。デレデレ

 

 

...「お箸が止まらない」とはこのこと。

ご飯と一緒にとことん食べ続けたい、そんな衝動に駆られるほどです。

 

 

<和牛サラミのアンコール。上が山椒入り>

 

贅沢な食材との一期一会。有限な命の時間の中で、この先、どれほど多くの「無限生ハム」と出会えるのでしょうか。(その前に、無限お札が必要です)

そんなことを考えながら、私はこの瞬間の出会いに心からの感謝の気持ちを抱きつつ、生ハムを味わったのでした。