夫に義母から言われたことを伝える時、
絶縁前は必ず、
｢お母さんの冗談を真に受けるな｣
｢その場で僕は聞いていないからわからない｣
と言われて聞く耳を持たずにいた。
私は、夫の
このものの言い方がとてつもな
不快だった。
……不快と言うより、妻より
常に母親を擁護する姿勢がつらかった。
なにも夫に相談なんて出来ない。
義母の言う【冗談】とやらが通じるほど
親しいわけではない。
大前提として【傷つく】発言を
冗談だと言いきるのなら
なにもかもが許されてしまう。
さんざん、精神的に追い詰めてきておきながら
｢あんたには、冗談も言えやしない｣
と言い放ち、
どん底になるまで義母は
私を潰しにかかってきた。
息子の結婚相手。というだけで
ここまで人を傷つけ、追い詰めていることを
義母は気づいていない。
｢私は、嫁姑の経験がないの。
お父さん(義父)の両親とは絶縁してるから。
のぇるちゃんがキーキー言う気持ちが
理解できないからネットで検索しちゃった。
“嫁姑 うまくいかない”
とかでいっぱい出てくるけど。
あれは単に、嫁のワガママでしょ。｣
このセリフを吐かれた時の衝撃は
今も鮮明に残っている。
ネット検索しなければ人の気持ちがわからない？
自分が義両親と関わらない生活をしてきたから理解できない？
ふざけるな。
封印していたものが一気にあふれでてくる。
何よりも義母にとって、
恐怖である｢息子が離婚｣の言葉に動揺し
待ちなさいよ！と叫んでいるが、
もう知らない。
勝手に大騒ぎして通報でもされろ。
部屋に戻ると夫はすでに爆睡。
自分の母親が押し掛けてきて
寝られる神経。
まぁ、以前は義母がいると緊張して
やたら張り切っていた頃に比べると
変わったとも受け取れるのか。
｢起きて。
義母さんが送っていけだって。
パソコンあれば仕事できるだろう、
実家に泊まってバカ嫁から解放されろと言ってる。
いつもの、“その場にいて聞いてないから僕は知らない”と言われたくないので。
はい、録音。
それを聞いても冗談だと母親を擁護するなら
私は、もう、この生活はうんざりだ｣
｢は？
何時だと思ってるの。
今から実家に送って
戻ってきたら寝ずに仕事じゃん｣
｢だから、義母がしばらく実家に泊まれと言っている。
話、聞いてんの。｣
｢だいたい、パソコンあれば仕事できるだろうって、なにそれ。
そんな簡単な話じゃないんだけど｣
｢知らないよ。
あなたのお母さんがそういう認識なんでしょ。
外にいるから、本人から直接聞けば。
また、言ってないとかあの人が誤魔化しても
ボイレコはあるので。
私、さすがに限界だよ。｣
｢あのさー、僕の仕事をそんな軽く思われて
送るわけないでしょ。
朝イチで会議もあるのに冗談じゃない｣
｢だから、私に言っても意味がないから。
自分の母親がそういって
ドライブデートだと喜んで待ち構えているんだから知らないよ。
さっさと録音聞けば。｣
寝おきなうえに、
自分の仕事を軽く扱われた発言をされた
夫の目付きが変わっている。
外で言い訳を探しながら
待ち構えている
毒親に自分で話を付けてこい。