祖母の一周忌が終わった。
少し、感情の吐露を。
喪主である、母の弟夫婦は
相変わらずのバックレ。
住職から聞いた話では
叔父の娘から
「おばさん(私の母)がやると言っていたので
あちらだけでやってもらう」
と、言ってきたそう。
そんな打診すら受けていない。
やりたくないなら、そうと意思表示すればいいのに、それすらせず、
作り上げた話をなんの躊躇もなくやってのける。
いまだに49日の代金も払わず、
叔母は失踪していて
どの口が言うのだろうか。
話の通じない相手に
今さらなにか言う気力は
とうに失せていて、
淡々と、こちらだけで行う手配を取った。
ただ、祖母が生前、
自分のために用意してあった葬儀の費用の全部を使い果たし、いまだにトンズラして支払わず、
別にあった遺産も持ち逃げした叔母には
清算はしてもらう。
逃げ得はさせない。
問題は、私の実兄、長男のカモネギ。
こいつを呼ぶか、否か。
これは、しばらく、悩んだ。
人間、本気でイヤになると
例え、法事でも声を掛けるのすら
拒絶反応が起きる。
兄弟というだけで情けなくなる存在に
長兄はなりさがった。
ただ、あとから
「祖母の一周忌があるのに声をかけられなかった」
と、もともと来る気もないのに
都合の言い反論の余地は与えたくない。
同じ土俵に立つ必要はないので
至極、業務的に
「○日、10時から一周忌を行います」
のみ、LINEを投げるも
「有給が取れないので行けない」
と想定内の返信が来る。
うん。来なくていい。
届いた。めちゃくちゃ履きやすい。
なんの問題もなく、実に平和な
親戚しかいません。
という人が心底羨ましい。
……というか、そんな人が実在するのかすら
わからなくなってきているわ。
多かれ少なかれ、軋轢はあって
おとなの対応で、極力、丸く治めようとして
成り立っているのが大半だと思う。
「言い出したらキリがない」と、
思うことは山ほどあっても
どこかで吐き出しながらでも
スルーしないと身が持たない。
その我慢を「なにも感じていない」「理解不能」「やり方が悪い」と受け取られるのはたまったものではない。
ハタから見えない苦悩は多々あって
他人が簡単に評価し、口出しできないものを
知らぬ輩が、
当たり前に、偉そうに意見し、二次被害を生む原因だったりする。
祖母の葬儀バトルからもうすぐで一年経過し、
無事、なんとか一周忌が終わって
完全に気が抜けて、心ここにあらず状態。
生きていくって時々、
どうしようもなく疲れるね。