カモネギ⑦俺はいつから息子に疑われていたのか | 非常識義母と絶縁した。子育て世代取扱説明書

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過干渉・非常識・お姫様勘違い義母と、マザコン夫に追い詰めらた妻のブログ。絶縁したのは私だけ。
育児、ママ友、親戚付き合い等、子育て世代が避けては通れぬ問題にも言及。
伏線だらけの内容。回収するもしないもあなた次第。

「おまえ、突然、妊娠したのを伝えてきた時点で
だれの子供か知ってたのか」

「……。」

「俺は今回、結果がでるまで死ぬほど苦しんだよ。
どんな気持ちでこの20年、過ごしてきたか
想像もつかないだろうな。

疑いながらも授かった命。
おまえが育てられないと放棄して
できる限りのことはしてきたつもりだ。

当然、愛着も沸くよ。

誰にも似ていない、似ていないと色んな人から言われて
おまえが原因でなにかやらかしては尻拭いに翻弄した。」

「好きでイクメン気取ってたんだろうが!
いちいちうるさいんだよ!
今さら誰の子供かなんて
妹にそそのかされて調べやがって!!」

「最初はそうだったよ。
妹に言われるまでは真実なんか知りたくなかった。

でも、息子もおまえの浮気には気づいていて
本当の父親が知りたいと言い出した。

あいつのなかでは、
俺はいつから本当の父親じゃないと思われてたんだろうな」


 

 

 

 


「そんなの、本人に聞けよ!カネ、カネ払えよ。
おまえの妹からなんかの請求をしろとか裁判所だとか言われてるけど
あんたがさっさと払えば済む話だろう!」

クソ義姉が席を立とうとする。


カモネギがDNA鑑定結果の封筒を

テーブルに置いた。


義姉の顔がひきつる。


「自分で開けろ」

カモネギがうつむいた。