心を閉ざした子どもの顛末と今も続く私立の隠蔽 | 非常識義母と絶縁した。子育て世代取扱説明書

非常識義母と絶縁した。子育て世代取扱説明書

過干渉・非常識・お姫様勘違い義母と、マザコン夫に追い詰めらた妻のブログ。絶縁したのは私だけ。
育児、ママ友、親戚付き合い等、子育て世代が避けては通れぬ問題にも言及。
伏線だらけの内容。回収するもしないもあなた次第。


コメントにもいただいたように
私も、この女子生徒の件は取り合う気になりませんでした。

「勇気を出してよく教えてくれたね。辛かったでしょう。もう大丈夫。」と、通常は、そんな流れになるでしょう。


ですが、保護者が、我が子が痴漢にあっても
美人で可愛いから宿命、仕事が優先と取り合わない価値観の持ち主で

Aさん自体も「推薦のためならしょうがないしぃ」と、その行為を最初は嫌がったが感情に蓋をしてしまった。


だからと言って放置。ここはさすがに出来なかった。

本人に、母親に言いたくないなら自力で警察に届ける手段、信頼のおける大人に付き添ってもらうことは出来ないか。
と話をしたが、

「できない」という。

では、私になにを求めているのか。
なにをして欲しいのか。

ここをハッキリ聞いた。

「長女ちゃんがうらやましい。
盗撮くらいで親が真剣に動いてくれて、弁護士がバックについている。
私にもそうして」と。 


思わず私はこの女の子に
盗撮くらいでと。
あなたは着替えを盗撮されたことにショックや恥ずかしさ、人間不信などないのか」と聞いてしまった。


私自身、盗撮という経験はない。

娘がPTSDを発症し、
学校に行くと胃痛と嘔吐を繰り返し、自宅以外で食事が摂れなくなり、夜は眠れずに漢方で気持ちを落ち着け、薬の副作用を利用した眠気を出す薬で対応した。(専門医にかかる前は眠剤をダイレクトに出された)

事件から数年経過した今でも
ふいにカメラを向けられることを嫌がり、
高校の行事などでカメラマンが撮る写真を購入すると真っ先に捨てられてしまう。

盗撮がおきるまえまでは車にドラレコを付けていたが、「車内の画像と音声が入る」ことを嫌がり、長距離の旅行以外は外していた。

私自身、知人が配偶者の浮気をドラレコで見つけた経緯に立ち会い、なんとも言えぬ気持ちで、“常にカメラが作動する”ことは気持ちが悪いと感じてしまい
あまりドラレコの設置に積極的ではなかったのもある。
(その結果、当たり屋に狙われたわけだが)


こんなに症状が出た娘と

けろりとしている(ように見えているだけなのか)Aさんの差に驚きは実際あった。

彼女が私に求めたものは、被害届の提出ではなく、ひたすら傾聴に徹して欲しいというものだった。

犯人を突き止めて、警察に突き出してやろうぜ!あんなヤツ、潰そう!
怖かったよね、許せないよね!

そんなことを望んだらしい。


それを本来、やるべきは
自身の親であることをこの子は自覚していたのであろうが、
それが叶わない現実も長年の電車通学の苦痛を訴えても無意味なのも知っていた。

かわいそうだと思う。とても。

10代の子どもが親に助けを求めて
それを「しょうがない」「我慢しろ」「頭が悪いんだからスポーツ推薦をなんとしても取れ」

これを母や父だけでなく、祖母にも。
そして姉も同じ事を言われて来ているのだから、本音なんか吐く場所がない。

私に出来ることと言ったら、
子どものSOSを受け付けてくれる団体や電話窓口を知らせることくらい。

親が許さないものを他人の私が
そこまで介入するか。となると、
何度かあのカマキリのような母親と話して感じることは

逆鱗に触れる以外、なく、
私に相談したこの子ども自体がさらに母親に追い詰められるのは火を見るより明らかだった。

不登校になることも許されず、
虚勢を張りすぎてクラスの女子からも仲間はずれにされ
親にも相談できない状態で

外部受験して学校に見切りを付けた娘を憎みながらも羨む。

そしてその母親を試す。

「この人は動いてくれるか」と。

大人を信じられない子どもが、大人を試す事は往々にしてある。

私が、この親と全力で話をしたとして、
結局、女の子が“母親に従うしかない”となれば徒労でしかない。

毒親から抜け出す強さはこの子にはない。

最大に憎むべきは痴漢、性犯罪をやってのける輩である。

それに対する恐怖心、憎しみ、不安、様々な感情に支配されて
「しょうがない」と言われ続けたら感覚は麻痺する。

私はこの子がその後、蓋をした感情をどんな形で出してくるのかは心配ではあった。

男性依存に走るだろうな。と予想はしていた。

自分の性を安売りすることも当然、想定はした。

男性恐怖症になるパターンではないのは、大会中の様子を見ていて感じていた。

実際、スポーツ大会には盗撮を目的に紛れ込む変態はいて、内々に処理されているのは聞いていたし、それらの画像が出回っている事実も今回の被害で知った。

この生徒は露出度の高いユニフォームで
大会中、ベタベタと男性顧問にくっつきまわっていた。
「先生、アイシングして」と、わざわざ男性顧問に言いに行く。

女性顧問がいても。「あのババア、うるっせーんだよ。いる意味ないから」が口癖。

「加害教諭が普段からキモい目で私を見ていたしぃ」との発言と一致しないような違和感。

外部受験し、学校が変わってしまったので
その子のその後は知らない。


イベントバナー




 

 

まだ、私立中との交渉は終わっていない。 


責任者である校長と、学校を相手にあからさまな隠蔽指示と、反抗した生徒に対して露骨なペナルティを与え続け、

外部受験に追い込み、逆に学校側は

「在籍期間中、特待生で免除されていた費用の全てを返還しろ」と言ってきた。


あんな事件が起きず、その後の学校の適切な対応があれば我が子はそのまま在籍していた。

全てが変態教師の心の隙からはじまり、それが学校全体での隠蔽に走り

進路を引き合いに出して被害者同士に亀裂を入れる。


この件は永久に解決しないものと思っている。しかし、娘が事件を風化させないことを願う限り、和解はありえず、

生涯、現在進行形。保留という関わりを親と学校が持つ。


我が家にマスコミにリークされる不安を抱えながら

毎年、生徒の募集をかけているこの学校。


見てくれだけの分厚い学校案内のパンフレットに騙されて毎年、子どもたちが入学している。