痴漢を黙認する親に子どもが心を閉ざした結果 | 非常識義母と絶縁した。子育て世代取扱説明書

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過干渉・非常識・お姫様勘違い義母と、マザコン夫に追い詰めらた妻のブログ。絶縁したのは私だけ。
育児、ママ友、親戚付き合い等、子育て世代が避けては通れぬ問題にも言及。
伏線だらけの内容。回収するもしないもあなた次第。


この女子生徒、
娘より年上なのだが「先輩としてのいびり」ではなく、完全に個人攻撃で卑劣なことをしてきた。

学年が違うので、当然クラスも違う。

しかし中高一貫校で、中学も高校も交流はあり接点は続いた。

ある日、娘が帰宅後、大泣きした。

絵を描くのが好きで、タブレットや
ノートによく描いていたのだが

そのノートがビリビリに破られて、
自分の机の中に入っていた。

他の日には、ひと言日記のような
毎日の学習記録の他に今日あったこと、感じたことを書いて担任に提出する物があるのだが、そこに悩み的なものを綴ったページがあったらしく。

それをあの女子生徒が勝手に机から持ち出し、コピーしてばら撒いた。

悪びれもせず
「見て~!アイツこんなこと書いててマジ、ウケるー!」と、後輩のクラスで騒ぎ立てる。


娘は、先輩ではあったが気にせず、
こんなことはやめろ。と
直接、言いに行くと

「マジ、うざいから消えろ」。

絵を描いているのが悪い、
こんなくだらない悩みを担任に打ち明けるとかバカなんじゃないの。
悩んでます、自分。とかマジでキモい。
思考回路いっちゃってる。

と、激しく言い返され

それを見ていた周りの生徒が職員室に駆け込み、教師が間に入ったらしい。

だが、
当時、事件を訴える厄介なやつとして学校から腫れ物扱いを受けていた娘に対し、

教師から
「先輩にたてつくな」と言われ、

女子生徒には、「下級生にこんなことはするな」で終わる。

それからすれ違う度に
バカ、来るな、死ねなんかを言って立ち去る日が続く。

学年も違うのに移動教室を狙って、机やカバンを漁り、ノート類を破いたり持ち出したりしている。
財布や定期だって当然入っているのに、
このことに厳しく意見する教師はいなかった。


しかし、この女子生徒自身、
クラスでかなり嫌われており、同学年の女子からあからさまに避けられていて

1軍の女子からは
「自己チューすぎる」「自意識過剰」「やり方が卑怯」と言われて完全孤立した結果、

なぜか、散々、いじめ抜いてきた後輩の娘に

「今までごめんね!仲良くして」とすり寄ってくる。

その目的は、1人でいるのが恥ずかしいが、同級生から露骨に避けられるので
もう誰でもいいからかまってくれ。というもの。


部活の大会で自分を応援してくれる人がいないから、後輩なんだから来い!と呼び出しをされて、娘が断るとふざけんじゃねえ!と怒り出す。

何人、集めて当日集合しないと許さないからな。と指示が出て、
後輩からも嫌われており、
「わざわざA先輩のために休みの日に応援なんか無理」と断られる。


それでもおまえは来い!と引くに引けずに無理矢理、命令してきて
部活の応援に行かされた娘。

大会当日、「ママ、行きたくない。でも行かないとしつこい。一緒に来て」と娘が言う。


私も腹に据えかねていた物があり
会場に送り、Aさんの様子を見ていた。

母親と祖母が応援に来ていて顧問らに差し入れやら甲斐甲斐しくしている姿に
ゴマすってまで犯罪に加担した学校に良く思われたいのか。と呆れた。

その母親が娘と私を見つけ
「なんなんですか!!部活まで邪魔しに来て廃部させるつもりなんですか!」と、
カマキリのような顔をして金切り声をあげた。

「いえ、あなたのお子さんが、後輩を誰ひとり集められなく
クラスメイトからも嫌われていて
“誰も応援に来ないから必ず来い”と言われたと聞いていますが。

ノートを破くやら、日記をコピーしてばら撒くのも看過しかねます。
中高生だから言わないのか知りませんけど痴漢と同じでこういうものも黙認ですか。

親子で意思疎通が出来ていないんですね」
と、ハッキリ言ってやった。

ギャーギャーわめき散らすので

「見に来た約束は果たしたので帰ります。
二度と呼び出さないようにあなたから娘さんに言ってください。

人が集まらない原因は自分にあるとお考え頂きたい。

痴漢は美人で可愛いから宿命という教育方針の方とは到底、こちらはお付き合いできません。」

私があまりに言葉を選ばずに発したので
この母親がわなわな震えだした。

「子どもが推薦取ることだけにしか興味はなく、性被害の深刻さに寄り添わなかったツケは必ず出ます。
私とあなたの考え方は違うのでこれ以上、話すことはありませんが、
娘さんが、母親が気持ちを受け止めてくれなかったことにたいして釈然としてはいない、母親に言っても意味が無いとの、発言は本人から直接、聞いています。

さらにエスカレートした被害にあってもおそらく言わないでしょう。
気づいたときには取り返しのつかないことにならないことを願っています」

そして、この生徒からの嫌がらせは止まず、

教師からも生徒会の立候補は娘だけは許可されず
学校として目立つものから全て除外されるようになった。
何かに入賞しても娘の名前だけは削除される。
事件前は学校の広報誌やホームページに載っていたのにそれらも一斉削除。

放課後の自習で個別に教科担任に質問に行けば、教頭の目が光る。1対1でのやりとりは事件のすべてを知る管理職の元で行われた。


「いてもらうと迷惑」というあからさまな態度に娘は心が完全に折れた。

自分がいなくなると事件はなかったことになる。と歯を食いしばって学校に行っていた娘だったが、

いてもいなくてもあの事件は隠蔽されることに気づき、こんな未来のない学校にいる必要はないと
娘は外部受験を決めた。


 

 

 

 

そして。
外部受験合格を聞いた直後、Aさんは私の所に突然、電話をしてきた。

「私、レイプされかけたんです!長女ちゃんママ、助けて!」と。

「お母さんに話して被害届を出したら」と言うと、ママには言っても意味が無いと泣く。

これなんだよ。
最大限に恐れていたことは!!!

普段から痴漢は当たり前と聞く耳を持たない親には、子どもはもう心を開かない。
そして実際、取り返しのつかない被害にあう。

痴漢では耐えられるものが
耐えられない何かが。
敵視している後輩の親にわざわざ助けを求めたのは
実際、相当なことがあったのだろう。

親が取り合わないものを私にどうしろと。