社長、自分の会社をもぬけの殻にし、顧客情報だけ持って逃げた。
展示場は普通にあるが、別の場所にある会社は前々から準備してたんでしょう。
何一つない。
社長宅に行って見るもこれまた一家全員行方不明。ご丁寧に全てシャッターが下ろしてある。
正直、夜逃げなんて見たことないので
ドラマのワンシーンをそのまま目の当たりにした感じ。
前日までは普通に勤務していたスタッフが
翌日、出勤したら何もかもがない状態。
経営不振も気づいていなく、通常通り打ち合わせやら施工するはずが予告ゼロで会社が潰れているという。
これから保証をどうするか以前に
当事者が見つからない。
重説(重要事項説明書)には、建設途中で倒産した場合は住宅完成保証制度が付帯されていて(どの物件にも自動付帯されるものではないです)私はここも信用度として評価基準になっていたわけです。
だが、満額返金されるわけでもない仕組み。
ただ、高額な取引の後に倒産は絶対ない!とは言い切れないのでここの有無は徹底的に確認していた。
我が家の場合は引き渡し済みで既に入居していたので返金どうこうはなかったのだが。
社長が懇意にしている職場を当たってみたら、ぬるりと社員で在籍していたときの脱力感。
転職先も確実に一枚噛んでいるのは想定内。
「夜逃げ社長のハウスメーカー案件は、我が社が引き継ぎます!」と言い出した。
ここがまた会社情報を調べると得体の知れない聞いたこともない会社。
こちらの承諾なしに
火災保険、地震保険はこの会社経由で来る。
もちろん保険会社と我が家は契約しているので補償内容に変わりはないのだが、
更新の度に紹介料がこのアヤシい会社に行く流れ。
施工途中の物件はどうすんねん!と聞けば、この謎の企業がそのまま施工するそう。
建材も構法も謎の企業スタイルになる。選んだ意図と違う家が建つ。
事実上倒産しているのに倒産手続きをせず、 施主側が契約解除も出来ない。
もう最悪すぎて社長、なにおまえだけ再就職してんだよ。と突っ込みしかない。
続きます