卒業式当日、ボスママの娘は欠席。
卒業文集も未提出だったそう。
晴れの日に自ら蒔いた種で来られない現実。
やましいことがないなら出てこい。
卒業式後、ボスママ抜きの親子仲間で打ち上げが行われ
その様子をわざわざ裏LINEではなく
ボスママ主催のグループLINEに流す性格の悪さ。
一方、Aさんの子どもは中学受験で受かった先の学校の制服を着て
転校先の卒業式に挑んだ。
ボスママの流した噂を信じたコイツらとは二度と会わないという気持ちで意思表明したのだろう。
そして4月。
新生活がはじまるタイミングでAさん一家が自宅に戻ってきた。
実際は2年転勤で戻る予定で
賃貸契約をしていたのだが、相手の都合で1年で契約解除。
Aさんは自宅から新幹線にて転勤先の支店に
残り1年、通勤することになった。
Aさんの負担は大きいとは言え
妻の実家から元の自宅へ家族4人の生活が始まる。
ボスママの取り巻きは、中学進級と共に戻ってきたAさん一家に対し慌てふためくも
一斉に手のひら返しで
「合格おめでとう」と、私たちは最初からあなたの味方でボスママとは関係ないと主張する。
取り巻きの中の一部も公立には進まずに外部を受験していた。
結局はみんなタヌキ。
いつもつるんでいても肝心な事は隠し通す。
ボスママだけが「自分に全ての許可を取らせている」と勘違いしているだけで
みな、わが道を淡々と。そう、うまく隠し通し当たり障りなく生きているという現実。
まだ Aさんの妻は精神的に不安定ではあったがボスママとの接点が切れたこと。
地元中学には行かず顔を会わせなくて済み、下の子のママ友の支えもあり
元の生活に戻った。
Aさんの子どもが
ボスママが当初、我が子の第一志望校にしていた学校に
電車通学する様をイヤでも見せつけられる日々がはじまった。
ボスママの娘は遅れて発注した公立中の制服が入学式には間に合わず、卒業生を持つ親からも制服を貸してあげるという話は出なかった。
どん底まで落ちたボスママは
Aさんが戻ってきたことにより更に追い込まれていく。