Double Feature -5ページ目

Double Feature

今、嵌っているもの。
ずっと好きなもの。
思っていること。
考えていること。




今回は特に家族の愛を感じました。


冒頭、民子さんと対峙している健太くんをかばおうとする珪子ママ。


自分より上背もあり、力もある成人した息子でも、


やっぱりママにとっては自分の命に代えても助けたい子どもなんですよね。


普段は天然で頼りないママですが、いつも仕事で忙しいパパの留守の家庭を


実はとてもしっかり守っていたのでした。




最後の父と息子の場面も良かった。


小学生の頃、釣りに行ったときに父があの場面から逃げたのは、


弱虫だからではなく、小さい息子に危害が及ぶのを避けるためだと理解した健太。


そして、今は逃げてはいけない、戦う時だと父に告げます。


この場面は、相葉さん演ずる健太はずっと背中しか映っていないのですが、


父親役の寺尾さんの表情がとてもいいのです。


一連の事件で、いつの間にか見違えるようにたくましくなった健太に喜びつつ、


男として負けていられないと決意する父親の表情。


そして、戦いを決意した健太も、とてもいい顔をしていました。


戦いを誓った2人のグータッチ。


この後の相葉さんの表情もとても素敵でした。




このシーンの前に、健太は一人で駅でニット帽の男を待ち伏せするのですが、


この場面も良かったですね。


1話の時には、ただ逃げるだけだった健太でしたが、


今回は逆にニット帽の男を追い詰めていましたね。


残念ながら逃げられてしまいましたが、


手がかりとなるペンダントのイラストを描き上げ、


ニット帽の男を追い詰める決意を固めました。



早く事件が解決して、倉田家に平和が戻って欲しい反面、


これでもうあの家族に会えないと思うととても寂しくて、


楽しみ半分、悲しみ半分で最終回を待っています。








決してファンの贔屓目じゃなくて、本当に相葉さんの演技がいいなと思うのです。


犬堂監督をはじめ、ドラマの羽鳥Pや中江監督も相葉さんの演技を評価してくれています。


今までドラマに関しては、人柄とか現場の雰囲気がいいとかは褒められてましたが、


相葉さんの演技に関して、ここまで言及したのはなかったのではないでしょうか。


中江監督も言っているように、相葉さんは「バラエティメイン」の人という印象があります。


アイドルで、しかもバラエティの印象が強い相葉さんが


演技で役者として評価されるのは、人一倍ハードルが高いと思うのです。


ましてや、相葉さんの場合は役に人柄を反映されることが多いので、


余計に、「なにをやっても相葉雅紀」と言われることが多々ありました。


そんな中、いわゆる「相葉雅紀そのまま」と言われた倉田健太役で、


演技に対して評価されているのが嬉しいです。


そして、まだまだのびしろがあるとも言ってくれているので、


これからの役者相葉雅紀がますます楽しみです。







健太くんが退院してほっとしたのもつかの間、


今度はお母さんに窃盗の容疑がかかりましたね。


お母さんの疑いを晴らすために、1人で調査しようとする健太くんに


明日香ちゃんと七菜ちゃんがそれぞれ止めるのですが、


それでも調査を続ける健太くんでした。




健太くんの表情や口調が、1話の頃とは全くの別人のようですよね。


1話の時は、自分の意見もちゃんと言えなかったりしたのに、


波戸先生に問い詰めるときも、警察に対しても、


しっかり自分の意見を言っている。


それに、あれだけ口癖だった「すいません」も言わなくなってますよね。


表情も精悍になりました。


今回特に良かったのは、盗聴をしている波戸先生に対峙するときですね。


車のガラス越しとはいえ、しっかりと波戸先生を見つめて、


低い落ち着いた声で、「もう二度と母さんには近づかないでください」と。


初めて波戸先生に会いに行って「君のお母さんが好きなんです」と言われ、


何も言えなかった健太くんとはまるで別人のようでしたた。




あとは、お母さんの罪が晴れてお祝いの席の後、


お母さんに波戸先生と出かけたことがあるかと聞いていた場面ですね。


明日香ちゃんと2人で並んでいる姿が、本当に美男美女でお似合いでお似合いでした。


もともと、お似合いのお2人だったけど、


最初の頃は、頼りない健太くんを明日香ちゃんがリードしている感じでしたが、


今は、すっかり同等のパートナーというか、


健太くん主導でどんどん進んでいっていますよね。




そして、やっぱりというか、民子さんも“名無しさん”の1人だったのですね。


やたら波戸先生とのことを進めてきたり、


いきなり旅行をキャンセルしたりと、怪しさいっぱいだったのですが、


まさか、放火までするほどとは思っていませんでした。


民子さんと倉田家がどのくらいの距離かわかりませんが、


健太くん早くと願うばかりです。




公式HPで次回予告がUPされていましたが、


健太くんが駅でニット帽の男に再会してましたね。


そして、今度は逃げる相手を追いかけています。


今度こそ逃がさないという気迫が画面から感じられて、


相葉さんの迫真の演技に、予告段階から圧倒されています。




今日は倉田父子が表紙のTVLIFEを買いました。


いつものコンビニでぴあは売り切れだったので、明日別のお店によろうと思います。


そして、来週のガイドとジョンは、倉田一家4人での表紙ですね。


これが最後かと思うとさびしいですが、念願の倉田一家の表紙ですから、


2冊とも買おうと思っています。


雑誌のほうも盛り上げてくれていますが、


本当に最終回が来るのが寂しくて寂しくて。


でも、いつまでも倉田家がストーカーに追われているのもうーんだし。


ここはやっぱりSPでいいので、


ほのぼのホームコメディ「ようこそ、わが家へ」パート2をやって欲しいです。


もちろんメインは健太&明日香のラブで。






ようやくデビクロくんのDVDを全部見ることができました。


本編ももちろん良かったのですが、やっぱりビジュアルコメンタリーが良かったですね。




犬堂監督の待つ部屋に相葉さんと奈々ちゃんが訪れるという場面で、


最初に現れた相葉さんが、さりげなく奈々ちゃんをエスコートしているのがスマートで。


ワイプで映画本編を見ながらコメントしていくのですが、


コメンタリーの相葉さんと奈々ちゃんは、まるでモデルのようにスマートでかっこいいのに、


映画の画面の中の2人は、光くんと杏奈ちゃんなんですよね。


なんか、不思議な感じです。




ビジュアルコメンタリーは、映画のモニターを見ながら3人で当時の思い出を話すのですが、


犬堂監督のこの映画への愛情が深いのがわかりました。


そして、相葉さんたち役者が、真摯に役柄に向き合っていたことも。


当たり前といってしまえば当たり前なんだけど、


なかなか本人たちの口から聞くことができないので、


やはりこういう企画は嬉しいですね。



相葉さんがエキストラに挨拶したとか、そんなこともさらっと言ってくれたり。


あと北山と光くんの場面で、相葉さんと生田さんの役柄を交換しても面白いという話になり、


いつか北山みたいな役を演じる相葉さんも見てみたいなと思いました。




最後に、相葉さんと奈々ちゃんにあてて犬堂監督の手紙が読まれるのですが、


雑誌のインタビューでも書かれていましたが、


「黄色い涙」の時から、相葉さんで映画を撮りたいと手紙でも語ってくれていました。


「黄色い涙」の時の相葉さんは、演技が不器用だったけど


「デビクロ」のときは、そう感じなくて成長を感じたというのも、


相葉さんを見てくれていたからこその素直な感想ですよね。


そして改めて相葉さんと映画を作りたいと言ってくれたので、


その時こそは、犬堂監督のおっしゃる


善意で困難を突破していくという役柄を見てみたいです。










前回の衝撃のラストシーンから、1週間が長かった。


主役だし死ぬことはないとわかっていても、やはり気になるものですね。




健太くんを刺した犯人として逮捕されたのは、まりえちゃんでしたね。


なんとなく、いかにも怪しい元カレはミスリードなんだろうなと思ってたので、


それほど驚きはなかったのですが、


すごいなと思ったのは、足立さんの演技でした。


本当に女の執念は怖いなーと。


何が怖いって、あれだけ七菜ちゃんを恨んでいながら、


表では親友ぶってるところですよね。


あれだったら、わかるように憎んでくれていた方がまだいいかも。




今回健太くんは入院中ということで、病院の場面が多かったのですが、


ラフなラグランのTシャス姿がとてもカッコいいです。


明日香ちゃんとのかけあいも、ますます息があってきたし、


本当にこの2人のこれからが気になります。


そして、退院時に3人も看護婦さんが部屋に来てくれてましたが、


実際はそんなにこないですよね。


何気に看護婦さんにモテモテな健太くんが誇らしいです。




健太くんも無事退院できてほっとしたのもつかの間。


今度は、お母さんに災難がふりかかってきました。


倉田家がストーカーに遭いながらも、明るさを失わなかったのは、


お母さんによるところが大きいと思うので、


これでどうなってしまうのでしょうか。


お母さんといえば、手術を終えて眠っている健太くんについていた場面は感動しました。


麻酔で眠っているし完全看護だから、お父さんたちと一緒に警察に行ってもいいんでしょうが、


犯人の顔よりも息子が第一なのが、やっぱりお母さんだなあと。




視聴率もこの回が初回を超えたとニュースになってましたね。


だいだい連ドラの最高視聴率は初回が多くて、


それ以降は下がることが多いですよね。


わが家も確かにGWの頃までは下がってましたが、


その後ドラマが動き出してからは、ずっと上がり続けています。


数字が上がっていくのはもちろん嬉しいのですが、


それ以上に、面白いドラマと認められているのが嬉しいです。








雑誌の楽しみは、美しいグラビアももちろんだけど、


普段あまり語られることのない内面を垣間見えるインタビューではないでしょうか。



先日発売のCUTでわが家関係の雑誌祭りは終わりつつありますが


(テレビ誌の連載はまだ続きますね)


最後の最後に、心にずしんとくるインタビューが来ましたね。




相葉さんにはめずらしい、まったく笑顔のないグラビア。


爆笑とまではいかなくても、微笑すらなくて、鋭くて精悍な表情ばかり。


個人的には、大好きなタイプのグラビアです。



インタビューの内容も、テレビの「天真爛漫な相葉ちゃん」しか知らないと、


きっと驚かれるのではないでしょうか。


天真爛漫と言われる裏にある思慮深さと繊細さと現実的な姿に。




こういうインタビューを読んでいると、つくづく相葉さんの多面性に驚かされます。


優しいのは、強いからだし、


いじられキャラでいられるのは、度量が大きいからだし、


天真爛漫でいられるのは、現実主義だから。


「相葉ちゃん」として表に出している人格と、


全く違う本質があるからこそ、「相葉ちゃん」でいられるのだと思います。







あとは、テレビガイドを買いました。


羽鳥Pが改めて相葉さんについてコメントをしてくれているのですが、


役者としての相葉さんを評価してくれているのが嬉しいです。


やっぱり相葉さんはバラエティの印象が強いし、


ドラマの数もそんなに多くないから、同じドラマ業界にいる人たちにとっても、


いろいろ未知数だと思うのですよ。


だからどうしてもキャラクターを決めるときに、「相葉雅紀」をベースにしてしまうのかなと。


でも、一緒に仕事をしていく中で、


役者相葉雅紀の魅力が、1人でも多くの人に伝わってくれればいいなと思います。


そうすれば、だんだんとベース「相葉雅紀」じゃない役がくるのではないでしょうか。



実際、相葉さんは連ドラ主演が一番遅かったし、


演技に対してもそんなに評価されているわけじゃないですか。


今は嵐人気があるから連ドラ主演できるけど、


嵐人気が落ち着いた時に主演じゃなくてもいいからドラマに出続けられるだろうかと、


ふと思うことがないわけじゃないんです。


でも、「わが家」の5話で、明日香を突き落とした犯人と対峙している健太くんを見た時に、


「ああ、相葉さんは、このまま役者続けられる」と、ふいに思ったんですね。


それくらい、あの演技は良かった。


お世辞にもかっこいい場面ではなかったけど、


気の弱い健太くんが、必死に勇気を奮い立たせて相手に向かっている姿が、


すごく胸に迫ってきて、あのときは相葉さんだけど相葉さんに見えなくて。


改めて役者相葉雅紀を感じることができたのがとても嬉しくて、


この先が、とても楽しみになったのです。