雑誌の楽しみは、美しいグラビアももちろんだけど、
普段あまり語られることのない内面を垣間見えるインタビューではないでしょうか。
先日発売のCUTでわが家関係の雑誌祭りは終わりつつありますが
(テレビ誌の連載はまだ続きますね)
最後の最後に、心にずしんとくるインタビューが来ましたね。
相葉さんにはめずらしい、まったく笑顔のないグラビア。
爆笑とまではいかなくても、微笑すらなくて、鋭くて精悍な表情ばかり。
個人的には、大好きなタイプのグラビアです。
インタビューの内容も、テレビの「天真爛漫な相葉ちゃん」しか知らないと、
きっと驚かれるのではないでしょうか。
天真爛漫と言われる裏にある思慮深さと繊細さと現実的な姿に。
こういうインタビューを読んでいると、つくづく相葉さんの多面性に驚かされます。
優しいのは、強いからだし、
いじられキャラでいられるのは、度量が大きいからだし、
天真爛漫でいられるのは、現実主義だから。
「相葉ちゃん」として表に出している人格と、
全く違う本質があるからこそ、「相葉ちゃん」でいられるのだと思います。
あとは、テレビガイドを買いました。
羽鳥Pが改めて相葉さんについてコメントをしてくれているのですが、
役者としての相葉さんを評価してくれているのが嬉しいです。
やっぱり相葉さんはバラエティの印象が強いし、
ドラマの数もそんなに多くないから、同じドラマ業界にいる人たちにとっても、
いろいろ未知数だと思うのですよ。
だからどうしてもキャラクターを決めるときに、「相葉雅紀」をベースにしてしまうのかなと。
でも、一緒に仕事をしていく中で、
役者相葉雅紀の魅力が、1人でも多くの人に伝わってくれればいいなと思います。
そうすれば、だんだんとベース「相葉雅紀」じゃない役がくるのではないでしょうか。
実際、相葉さんは連ドラ主演が一番遅かったし、
演技に対してもそんなに評価されているわけじゃないですか。
今は嵐人気があるから連ドラ主演できるけど、
嵐人気が落ち着いた時に主演じゃなくてもいいからドラマに出続けられるだろうかと、
ふと思うことがないわけじゃないんです。
でも、「わが家」の5話で、明日香を突き落とした犯人と対峙している健太くんを見た時に、
「ああ、相葉さんは、このまま役者続けられる」と、ふいに思ったんですね。
それくらい、あの演技は良かった。
お世辞にもかっこいい場面ではなかったけど、
気の弱い健太くんが、必死に勇気を奮い立たせて相手に向かっている姿が、
すごく胸に迫ってきて、あのときは相葉さんだけど相葉さんに見えなくて。
改めて役者相葉雅紀を感じることができたのがとても嬉しくて、
この先が、とても楽しみになったのです。