「ティファニーで朝食を」のジョージ・ペパード。
彼のブレザー&パンツの着こなしを見るたびに
大人のブレザーはいいな、と思いながら
真似のできないことを痛感する。
ボタンダウンに紺のブレザーときたら
日本人が着ると七五三ルックになる可能性が大きい。
この黄金のコーディネイトを見事に着こなしている人など
ほとんど見たことがない。
ジバンシーを着たモードっぽいヘップバーンに、
「男は控えめ」の見本のようなペパードの服装は
ことのほかお洒落に見える。
チャラチャラしていないところが実にいい。
でいて、この手の服装なのにお坊ちゃん風に見えない。
ちゃんと大人のエレガントが漂っているのである。
こういうカップルって、めったに見なくなった。
ルノー・エスパスが登場した年、1984年は
4万匹の犬が捨てられていた。
それが2010年には5千匹減って
3万5千匹になった。
別にルノー・エスパスのおかげで
捨て犬が減ったわけではないだろう。
それでも、捨て犬が減ってきたことは
いい話として共感できる。
しかし、まるでルノー・エスパスが関係しているように
見えてしまうのがおもしろい。
この仏製ミニバン(確かミニバンの先駆か?)が誕生して
移動も犬と一緒にできるようになり、愛犬家が増え、
捨てられる犬が減った・・・みたいな錯覚を覚えるのだ。
もちろん、この現象とルノー・エスパスの間には
因果関係が何もないことを重々承知していても、
ルノー・エスパスって偉い!と一瞬でも思う感じが
何か素敵だ。25周年を迎えた仏製ミニバンの先駆。
日本でこんなミニバンが普及するとは元祖も
予想していなかったに違いない。
2010年10月31日に
ケネディ政権時代のスピーチライターであった
セオドア・ソレンセンが鬼籍に入ることになった。
ケネディの有名な演説はすべてこの人によって草稿された。
デンマーク人とロシア系ユダヤ人の間に生まれた彼は、
「ベスト&ブライテスト」と呼ばれたケネディ政権の人材の中では
経歴も家柄もやや控えめな人だった。
が、マクナマラやマック ジョージ・バンディのような東部の超エリート
ではないながらも、その才能と実務に長けた能力は
並外れていた。見てくれはまるで優秀な役人か
企業の経理担当者のようだが、
かなりクリエイティブな才能を持っていたそうだ。
アイビーリーグ校出身者が多かったケネディ政権の中で、
そのスタイルは野暮ったく、実直さばかりが目立ったが、
スピーチ原稿の内容は、ケネディ以上にクールだった。
ニール・ヘフティが亡くなってもう2年経つ。
彼は60年代のTVシリーズ「バットマン」の
テーマ曲を手掛けた作曲家として有名だ。
もともとはトランペッターで、カウント・ベイシーや
ウディ・ハーマンのバンドにも在籍していた。
シナトラのアルバムにもトランペッターとして参加していた。
ところで、バットマンが乗るバット・モービルのベースは
フォード・リンカーンの「フューチュラ(写真下)」というショーコンセプトモデルだった。
数台のみ製作された1台をテレビ用に改造(といってもほとんど同じ)したそうだ。
本編に登場する様子を見ていると、まさに50年代のアメ車という感じで
フワフワの乗り心地。しかもフルサイズなので、デカイことデカイこと。
キャノピーのようなウィンドグラスが何とも気持ちよさそうだ。
さて、「バットマン」のテーマ曲のパロディの筆頭といえば「ペプシマン」だけど、
オリジナルの「バットマン」の方が断然カッコいいね。
ニール・ヘフティって、ホント、センスがいい。
3コードのブルース・ロックンロールなんだけど、
ツウィスト感があってグルーブしている。





