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Thoughts on living with style.      

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国際競争ってどうなんだろう。

欧州も、アメリカも、日本も国際競争の御旗の下で

どんどんクルマの地域性が失われていることに疑問を感じる。

株主利益を優先すれば、当然、国際市場で大きな利益を上げられるクルマづくりが

最優先のミッションだ。勢い、欧州や日本などのクルマは土着性をどんどん失う。

で、内需型のアメリカでさえ、攻勢をかける輸入車の影響をもろに受ける。

EUの統合された市場や膨大な中国もこれらに拍車をかける。

気づいたら、国際商品という土着性も国民性もない無味乾燥なクルマが

市場を闊歩することになる。あ~嫌だ。写真のカマロを見ると、

ノスタルジーではなく、60年代のカマロの方が断然いいことを痛切に感じる。

60年代のカマロには少なくとも自国のユーザーの生理をクルマに反映した

自国の誇りや健全な土着性みたいなものが輝いていた。

ポール・ニューマンが亡くなる前のインタビューで好きな音楽は?という質問に

いみじくも一言で答えた。「V8.(それは、V8のサウンドさ)」と。
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70年代後半から80年代だろうか、ボルグの時代は。

当初はコナーズと競い、その後マッケンローと競い合った往年の名テニスプレーヤーだ。

彼が専属契約で着ていたFilaのウエアはいま見てもカッコいい。

Filaはもともとイタリアのスポーツブランドで、かつてはデザイン・製造もすべてイタリア。

とくに、ウォームアップのトラックジャケットはサーファーやニュートラの連中によく売れた。

現在出回っている製品とは違い、ショート丈でハンドウォマーもなく、

伊達つぽいデザインはアメリカ製やドイツ製では真似のできないものかもしれない。

07年くらいに伊勢丹メンズでイタリアに別注したものが販売された。

かなり当時のものを再現したもので、即座に完売してしまった。

BJ(ボルグ)のイニシャルは契約上入れることはできないが、

本当に初期のスタイルはカッコいい、と思う。ルーズに着る現在の流行とは逆のタイトフィット。

ルーズなスポーツウエアは、何かコンビニに買い物にきているヤンキーの

ジャージのようでどうも好きにはなれない。

今秋冬のFilaコレクションの中に、ボルグ・タイプのトラックジャケットがあるそうだ。

それもウール。実は最初期のものは化学繊維ではなくウール100%だった。

どういうものがリリースされるのか楽しみである。

(写真下のものは現在の製品で、ややルーズ。しかもポケットが付いている。あんまりいいとは思わない)
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テレビ番組は若者向けばかり。音楽市場も若者を重視した展開。

そして、若者に寛容なオヤジ・オフクロ世代。

本当に若者オリエンテッドが時代をつくるのか?

何か、ベビーブーマー(団塊世代)がもたらしてきた幻想のような気もする。

確かに20世紀は消費も文化もベビーブーマーの若者たちが担ってきた。

でも、どうだろう。そのパワーがこれからの新しい世代にあるか?

残念ながら、文化発信力も、消費力も、今の若い世代にはない。

団塊の世代は、旧文化に対抗するカウンターカルチャーの担い手として

旧体制から抑圧されてきた経験がある。

だから、新しい世代には自分たちの辛い想いをさせたくないからだろうか、とても寛容だ。

これがかえって、新世代の爆発力を削いでしまってはいないか?

若い世代が次の時代を創ったのは、アナタ、団塊の世代であるアナタの世代までのことではないか?

若い世代には消費力はもうない。といって、社会保障の先行きが不透明な団塊世代にも消費力はもうない。

だから、モノが売れない。でも、大量消費の幻想が通用しなくなってるにもかかわらず、

昔と同じ発想は容易に捨てられない。

大量消費のキーワード、「TV」「自動車」「家電」「雑誌」「POPミュージック」は

いずれも昔の勢いはない。というか、衰退の状況が露わだ。

ベビーブーマーの歴史的祭典「ウッドストック」が40周年を迎え、同じ場所でコンサートが行われた。

その様相は往時の盛り上がりがウソのような、さびしい開催となった。

日本の女性シンガー「スーパーフライ」がこの幻想の祭典でジャニスを歌った。

もうネタがない、新しい世代に活力がないことを証明している出来事のように思えた。

ロックは60年代がピークで、それは団塊世代がもっとも意気盛んだった年頃と

完全にオーヴァーラップする。

ところで、抵抗する対象のない歪に豊かな日本のHIPHOPを聴くと何となくむなしくなる。


夫婦ともどもアルコール中毒で、家庭が崩壊してしまうシリアスなドラマ「酒とバラの日々」。

ロマンチックなヘンリー・マンシーニのテーマ曲とは逆に、その内容は悲しくも救いがない。

最近、某芸能人の夫婦が違法ドラッグの所持・使用容疑で世間を賑わしているが、

おそらくこの事件も「酒とバラの日々」のように

夫婦関係および家庭の崩壊という結末が訪れることは間違いないだろう。

ところでこの映画で感心したのは、主演のジャック・レモンの着こなしだ。

いわゆるコモン・マン的なアメリカン・トラッドながら、その普通さが実に上品でエレガント。

何もしていないようで、ものすごくお洒落に思えて仕方がない。

袖口ボタンの間隔、スーツの風合い、ソリッドタイなど、アメリカ東部の知識階級が有する

独特の知性が服装によく現れている。彼の場合は、出演作のほとんどにおいてアメリカン・トラッドを

貫いていることからも、衣裳担当者が用意したワードローブのお仕着せではないことがわかる。

そうした趣味の良さの背景には、アメリカン・トラッドのヴィンテージ・エラ(時代)を

ハーバード大学で過ごしたことも影響しているのかもしれない。

何と言っても、オクスフォード地のボタン・ダウンシャツを着たら、ジャック・レモンの

右に出る役者はいないのではないか。彼の持つ「普通さ=オーディナリー・エレガンス」において。


メルセデス・ベンツが世界各地で開催している

「メルセデス・ベンツ ファッションウィーク」のお話。

メルセデス・ベンツは数年前からファッションと同社ブランドのイメージリンクに

チカラを入れているが、日本ではその重厚な哲学・思想が支持されていることから、

ほとんど喧伝されていない。海外ではむしろ質実・実直なイメージを払拭するかのように

セレブ&トレンディなブランド・イメージを強調している。

その活動のひとつが、ファッション・ショーだ。

今回、そのメルセデス主催でマイアミ地元のデザイナーたちによる2010年春物・水着ショーが、

シックな雰囲気でセレブに人気があるマイアミ サウスビーチのラーレー・ホテルで行われた。

コレクションのテーマは、地元マイアミヘラルド紙が評した

「Old glamour is back in a big way(グラマー復古)」。

確かにその雰囲気はヨーロッパのコレクションに比べ、かなり肉食系。

男性にとっては歓迎すべき傾向かもしれない。

トレンドの傾向は、色で言えばショッキングピンク。素材は透けるもの。

スタイルで言えば、ビキニの他に、モノキニ、カットアウトを施したワンピース。

あくまでもフェミニンなセクシー路線が基本で、

いたずらに肌の露出を強調したものではない・・と言うが。