私の父方の祖父は 昔、熱海の潰れた旅館を買って、
別荘にしていた事があったそうで、
苗字が同じだった事もあって、大野屋さんの社長さんですか?っと
大野先生のおじい様に よく間違われた事があったらしい。
私が大学生時代に テレビやラジオのCMを歌うようになって、
大野雄二先生とは 何度も仕事をご一緒させていただいた。
大野先生が作曲・編曲・演奏された
おむつのムーニーちゃんは時期を変えて 何タイプも収録したので
私が歌ったCMの中では 一番印象に残っている。
ユニ・チャーム・ムーニーCM
https://www.youtube.com/watch?v=3lEeq_SPSLI
https://www.youtube.com/watch?v=d3QyK9-JReM
https://www.youtube.com/watch?v=tuM3IdkwHEw
https://www.youtube.com/watch?v=nH6BQUI66sM
https://www.youtube.com/watch?v=1vd7f_0Fe94
https://www.youtube.com/watch?v=4ujS_0v3N6I
https://www.youtube.com/watch?v=K8PL0yw-AcU
https://www.youtube.com/watch?v=4ujS_0v3N6I
私よりも20歳近くも年上でもあったし、当時から超ベテランであったけれど、
大野先生は とってもフランクで明るくて楽しくてダンディな紳士であった。
スタジオの楽器のセッティングで 時間が空いた時に、
東海林さだおさんの 食べ物に関するエッセイの本を読みながら
「 きゃははは この本 面白いんだよね、君も読むといいよ 」
・・・っと 薦めて下さったお顔を 思い出します。
CMの録音が終わって、スタッフの方達とご一緒に食事に行った時の事、
そのお店は 六本木のビルの2階にあったお店だったのだけれど、
私よりも先を歩いて 階段を登っていらっしゃる先生の足元を見ると、
白いソックスを履いていらっしゃったのだけれど、
両足首に 輪ゴムを 巻いていらっしゃる!。
私が不思議に思って 「先生 足首の輪ゴムには何か意味があるのですか?」っと訊いたら
「 ソックスが古くなって ダラダラ落ちてきちゃうから 輪ゴムを両足に巻いてるの 」っと仰った。
熱海の大野屋のお坊ちゃまだしぃ、慶応大学卒だしぃ、勿論 絶対に貧乏ではないけれど、
モノを大切にされるかたなんだなぁって、しみじみ感動したのを 昨日の事の様に思い出します。
・・・もうちょっと気の利いた ゴージャスなエピソードを思い出したいのだけれど、
残念な事に 今は思い出せません。;;
最後の最後まで 日本の素晴らしい音楽家であられた大野雄二先生。
ご冥福をお祈り申し上げます。




