『 心躍れど音楽遠く楽の渡世の臑かじり 』都々逸で交心v13y020901
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★ 言葉あそび575交心v13y021002
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春隣り躍る心に歌の湧け
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「踊」という漢字を『字解』で調べてみました。
「踊」は音符は「△甬よう(踊の右の旁の部分)」。「△甬よう」は手桶の形で、水などが湧き出ることを「涌よう」といいます。
「△甬よう」は色々の漢字がありますけれど、その大元は「手桶の形」の意味にあるんです。「踊」の篆文を見ますと筒の中を何かが這い上っているような絵に描かれています。そういわれなければそうは見えないのですけれど、これは<筒形の空間を通って水が下から上に上がってくる字形>なのだそうです。そういわれて見ると、確かに、筒の中を勢いよく水が踊るように湧き出してくるように見えてきます。不思議ですね・・・
☆☆☆ 漢字物語0077『 「勇」 充満した力が一気に出る 』 へどうぞ!!!
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字よ踊れ凍る心も躍るよう 仁
詠めば太鼓の音に舞わんか
<『説文二下』には「涌よう」を、「跳ぶなり」とあり、足を跳ねることを踊といい、「おどる、とびあがる」の意味となる。国語では「おどる、おどり」とよみ、ダンスを踊る、踊り子という。> 。。。『字解』p683
「△甬よう」の下に「力」をつけると「勇」の元字になります。
「勇」も内部のものが水が湧き出すように力強く吹き出すことを意味します。地下から水が噴き出すのを「涌よう」「湧」といい、人間の内部の気力が吹き出すのを「勇」というんです。
また、喜び勇んで飛び上がることを勇躍ともいいます。
水が筒の中を踊るように湧き出してくることを「踊」といいましたけれど、獣が足を揚げて跳躍することを「躍」といい、「おどる、はやい、あがる」の意味に用います。
躍の音符は「□てき(躍の右の旁部分)」。「□てき(躍の右の旁部分)」に曜ヨウ(ひかり)・耀ヨウ(かがやく)の音があります。その古代も字の形は「飛び揚がろうとして羽を揚げている鳥の形」です。
ついでながら、「□てき(躍の右の旁部分)」は「羽」と「隹とり・スイ」で作られています。「隹とり・スイ」は鳥の姿で、空を飛ぶ鳥は神の使者なのでしょうね。祭祀の呪いごとにいろいろ使われています。
祭祀も軍事も神託や呪いごとで決定される殷の時代に漢字は作られていきますので、「隹とり・スイ」を含んだ漢字が多いのでしょうね。
進むのも留まるのも鳥占いに依ることが多かったようです。
春隣り躍る心に歌の湧け 仁
歌は芽吹きの鼓動なりしか
老い老いたるも芽吹きの色に惑わさるるよ春の歌 仁
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☆☆☆ 都人さんの『 男声合唱と都々逸と 』 への交心です。
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★ 都々逸で交心v13y020901
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心躍れど音楽遠く楽の渡世の臑かじり
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> 折込都々逸 コオラス
♪ 孤独かくして 踊れよピエロ らら哀しみを 捨ててまで 都人
真似折込都々逸 こおらす
心躍れど音楽遠く楽の渡世の臑かじり 仁
都人さんの背景は深くて大きいのですね。
色々学ばせてもらえてHappyです。
上っ面だけの言葉あそび七七七五ですけれど、真似折込都々逸楽しませてくださいね。
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★★★ つけ句あそび575交心v13z012204『 ふたりゐてうらら蝋梅すむこころ 』 へどうぞ!!!
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★★★ 都々逸で交心v13y020303『 恋の願いの天馬の如く失落園を駈け回る 』 へどうぞ!!! ★★★
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フォト575『 心では髯ぼうぼうの枯木たり 』

言葉あそび575交心『 麦を踏む苦き若さの日々在りぬ 』
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★ 言葉あそび575交心v13z010404
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麦を踏む苦き若さの日々在りぬ
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青春というのは昨日を踏みにじりたくなる衝動の繰り返しかもしれませんね・・・
希望も夢も大きいだけに、己の卑小さが口惜しくて消え入る思いに苛まれるのでしょう。
多かれ少なかれ青春は挫折の主人公の追憶に占有されています。
踏みにじる憶い切なし野の菫 仁
きみの光りの目を眩まする
「踏」は「足偏」と「沓」の形声文字で、音符は「沓とう」です。
「沓」は「水」と「曰えつ」とを組み合わせた形。「曰えつ」は祝詞を入れる「口サイ」の中に「一」神の言葉が入っています。「沓」はその「口サイ」に水をかけ、口サイを汚して、祈りの効力をなくす意味です。「踏」はその「沓」を足で踏みつけて口サイの効き目をさらに踏み穢すことを意味します。その意味は「けがす」のほかに「かさなる」「むさぼる」にもなります。
ついでながら、「習」にも「曰えつ」があり、その「曰えつ」を「羽」で撫でています。羽で摺って口サイの効力を高めるんです。その摺る行為を繰り返すことが「習」です。同じ行為を習(かさねる)ので、「習慣」「学習」の意味が生まれてきます。
「踏」は踏みにじって、穢すことですというマイナスイメージですけれど、人々の願い、祈りは「口サイ」の中にあるわけですから、口サイそのものが踏みにじられるわけではありません。やはり邪悪なものが混じり込んだ口サイの効き目を水をかけて消すのでしょう。
白川さんによると、<踏むことは古くは地震を鎮めるためのまじないの行為で、中国には足で踏む種々の民俗があった>そうです。 。。。『字解』p525
☆☆☆ 漢字物語0114『 「減」 水をかけ祈りの効果減らす 』 へどうぞ!!!
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麦踏みも古代からあったのですね。「麦」の字にも「足」が入っていて麦踏みの象形になっているんです。カミさんの知恵を分かち合って協働で生きてきたんですね。「学習」の積み重ねが文化です。
麦を踏む苦き若さの日々在りぬ 仁
老の妙適微酔い佳境
★ 徒然575交心v13z010402
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霜の草踏めば苦さの在りし日々
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> 036傷ついた右往左往の蹠を蚊帳吊草を踏みて労わる 秋人
労りのこころにじみしきみが指思いつ踏みぬ霜の畦草 仁
霜の草踏めば苦さの在りし日々 仁
されどしみじみ追憶の糧
想違いご寛容ください。
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★★★ 優遊575交心w12k120801『 雪国を思えど雪に躍りたる 』 へどうぞ!!!
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★★★ 優游575交心w12k120708『 相見んと念えど雪の深さかな 』 へどうぞ!!!
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★★★ 言葉あそび575交心v13z010102『 招福の詞念じて結び松 』 へどうぞ!!!
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フォト575『 踊る手にモロカミ降りよ松飾り 』
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★ 言葉あそび575交心v13z010201
フォト575『 すがすがし明らめて見る雪景色 』
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相見んと念えど雪の深さかな
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> 是がまあつひの栖か雪五尺 一茶
言葉あそびを楽しみはじめて、砂山遊びのように夢中になっていると、時の流れを忘れてしまっていることが多くなりました。気がつくと夕方になっていたり、ふっと振り返ると一週間が飛び去っていたり、・・・来年はもう古稀です。
言葉あそびが朝カルの邪馬台国講座で白川静さんの漢字学に巡り遇って、漢字のはじまりに好奇心が全開すると、心の原郷へ降りていきたくなってきます。
今まで漠然と心の故郷を明日香と決めていました。
今でも明日香が心の故郷であることに変わりはありませんけれど、実際に凡愚老仁の心の原郷に降りていこうとすると、なぜ明日香なのか、を問わなければならなくなってくるんですね。
ただの言葉あそびを楽しんでいるだけですけれど、新しい問いかけが新しい世界を開いていく窓になるので、やっぱり、夢中になって、<なしかね?>あそびに耽るんです。
そして、先日、図書館で、山尾三省さんの一茶さんに巡り遇いました。
心の故郷遊びはカミの原郷あそびに開かれていって、凡愚老仁風に、カミアソビとなって言葉あそびを楽しめそうです。
まだ、読みはじめで、山尾さんの一茶さんも、山尾さんのカミもちっとも理解できないままですけれど、凡愚老仁の習癖は、たとえば「カミ」という言葉に出会っただけで、「カミさん」という言葉の窓を押し開いて、「カミさん」の世界に闖入して遊ぶんです。砂山遊びの「カミさん」の世界を作っては崩し、作っては崩すのが面白くて熱中してしまうんです。
一茶さんの「カミ」の世界に、良寛さんも一休さんも呼び込んでいけるからたまらなく楽しいんですよ。
「雪五尺」の原郷。棲んだことがなければ共振できない世界ですね。
そこに棲み、そこに己を超克して生きる。その超克の中にカミと巡り遇うのでしょう。
> 故郷や佛の顔のかたつぶり 一茶
啓示してもらったカタツムリカミを、凡愚老仁は、わがちっご路で、見つけることができるのでしょうか・・・
また一つ、新しい言葉あそびの旅がはじまるのです。
石の下冬眠蜥蜴隠れカミ 仁
春にはカミの顔となるらん
☆☆☆ 雪呼さんの『 大雪や動くもの皆静まるる 』 への交心です。
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★ 優游575交心w12k120708
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相見んと念えど雪の深さかな
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> 大雪や動くもの皆静まるる 雪呼
良寛の夜の深さを想う 仁
かなり大きな寒気団が降りてきているようですね。
大寒ご自愛。
相見んと念えど雪の深さかな 仁
雪の峠を越えし人在り
貞心尼さんと相見えて、脱落身心、身も心もただの人間に戻って、人間の温かい体温に包まれて生きていく良寛さんがいました。
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★★★ 言葉あそび575交心w12k120602『 まね一茶カミをあそばんやれ芭蕉 』 へどうぞ!!!
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★★★ 言葉あそび交心w12m112201『 寝ても夢醒めても夢よ冬の月 』 へどうぞ!!!
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つけ句あそび交心w12m110202『 紐解いてきみ待つ秋の灯しかな 』
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★★★ つけ句あそび交心w12m110202『 紐解いてきみ待つ秋の灯しかな 』 への交心です。
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★ つけ句あそび交心w12m110201
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紐解いてきみ待つ秋の灯しかな
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> 相聞歌独り紐とく秋灯 吾呼
紐に重なる手の遠くなる 仁
紐解いてきみ待つ秋の灯しかな 仁
いく念待てばきみ戻り来ぬ
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★★★ 言葉あそび575交心w12k120401『 季は巡り葉は枯れ鳥は渡りけり 』 へどうぞ!!!
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★★★ 良寛貞心尼相聞歌を遊ぶ01w02w02『 相見てのほとめき月の青さかな 』w12m1116 へどうぞ!!!
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★★★ 言葉あそび575交心w12m110604『 巡り会う一会遊ばん返り花 』 へどうぞ!!!
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フォト575『 任天真風なき日にも散る銀杏 』
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『 泰然の坐り崩さず涼し富士 』優游575交心w12q091801
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冨士さんに会うと心がほぐれます。
世の中の動向にも冨士さんの心で向き合っていたいものです。
待つも好日嵐も過ぎる
『 美味ゆえの酔いどれ船の愁思かな 』老仁のそのまんま言葉遊び交心日録w12r0806ー08

それは建前 本音はいつも 裏の土倉に 深仕舞
和らぎの毒気ちょっぴり夏の宴
慈悲慈愛もちつもたれつ秋の暮
真なき言葉の軽さ浮雲の首相を晒す爆心地の念
喚く奴ほど 臆病者で 銭の切れ目で 地獄落ち
12r0807
サラリーマンに 聞いてみたいよ 夢の実現 ありやなしや
甲虫強い父さん連れて来い(まんま)☆強いを念じ弱いを守れ
花野径老い耄れ愚仁独り往く
やわらぎの滴る富士を歩きたし
戸口まで秋の来ている終日(隼風)☆待ちにし人の影さえ寄らず
ひとりよりひとりへ祈り原爆忌
12r0808
天の花地には地の花今日の秋
秋立つや娑婆の種々虚仮の花
秋立つや一枝の花に知る勇気
あの世にゃないぞ この世のものは 善きも悪きも 光りもの
あさがおの精のころもに招かるる