先日、かなり長く入院生活を行った私。

 

9月3日から9月16日までの14日間

9月17日から10月19日までの33日間

実に、合計47日間の入院生活となりました。

 

入院中は、

①1日4回の点滴➡6時、10時、14時、21時

            21時からは3時間かかることもあり

            精神的にかなりしんどかったです。。。

②1日3回のバイタルチェック

③週5回、午前、リハビリ室へ移動しての30分間のリハビリ

④毎日行われる患部の洗浄と処置

⑤週一回朝5時からの採血

⑥食事は8時、12時、18時

と、なかなか忙しい毎日でしたが。

 

元々、睡眠障害的な傾向のある私としては

消灯時間の21時を過ぎても中々寝られなかったり

夜中の妙な時間に目が覚めてしまったり

異様に朝早く目覚めてしまったり

と、生活リズムはかなり滅茶苦茶になっていました。

 

そうなると、読書をしたり、テレビを視たりというのが定番になるのですが。

ここで問題になるのが、テレビは"テレビカード"を購入しなければならないこと。

 

1枚1000円で、1000時間。

かなりの時間数のようですが、冷蔵庫も同時使用するとなると

かなりの頻度で購入しなければなりません。

 

更に、ベッドとテレビの位置関係が悪くて、見辛くて仕方がない。

 

ということで、テレビを視る時間はどんどん減少していきます。

その代わりになったのが、スマホで視るネット動画。

 

YouTubeは、主に睡眠を支援するような動画とクラシック、落語でしたが

その他は、Amazonプライム、Tber、NHKプラス、U-next、Netflixを使って

様々な番組を見るようになりました。

 

Amazonプライムでは、「昭和ゴジラ」、「平成ゴジラ」の全作品と

「家政婦のミタゾノ」の全シーズン。

Tberでは、「アド街ック天国」、「サクサクヒムヒム」、「かのサンド」

「ぶらる途中下車の旅」。それから、10月スタートの新ドラマの数々。

 

NHKプラスでは、「ドキュメント72時間」、「ブラタモリ」というところ

 

そうです。

入院生活で大きく変わった生活習慣は、テレビを視なくなったこと。

今までは、家にいるときは、何となくテレビが点きっぱなしで音を聞いている感じ。

子供のころからずーっとテレビが点いているような家の環境でしたので

不思議にも感じていませんでした。

 

よく考えると、常に見たい番組がある訳では無いのですけど。

 

そして今回、退院して家でに生活が始まりましたが

もうテレビ有りの生活には戻れない感じです。

 

長~い入院期間。

こんなにも変わるもんなんですね。

令和7年10月21日
日本の憲政史上初の"女性"が内閣総理大臣に
就任されました。
初の女性自民党総裁と合わせて
2枚のガラスの天井をぶち破りました。

そして、神戸大学卒という出身大学や
波瀾万丈の生き様、人となりにも
注目が集まっています。
初の奈良県出身の内閣総理大臣でもあります。

とかく、"女性"というところに
目が行きがちではありますが
少し違う視点で見ていきたいと思います。

●ライバルを取り込んだ内閣
総裁選で争ったライバルを取り込んで
挙党体制に腐心、などと言われますが
これは、今に始まったことではありません。

佐藤栄作、池田勇人を取り込んだ
岸信介内閣
河野一郎を取り込んだ池田勇人内閣
⬆️
この辺りまでは、自民党の草創期
岸信介、池田勇人、佐藤栄作、河野一郎、
大野伴睦などが群雄割拠

大平正芳、中曽根康弘、福田赳夫を取り込んだ
田中角栄内閣
大平正芳を取り込んだ三木武夫内閣
⬆️この辺りまでは、三角大福中の時代

安倍晋太郎、竹下登を取り込んだ
中曽根康弘内閣
宮澤喜一を取り込んだ竹下登内閣
※安倍晋太郎は自民党幹事長
⬆️この辺りまでが、ニューリーダーの時代
リクルート事件でぐちゃぐちゃになりますが…

麻垣康三(麻生太郎、谷垣禎一、福田康夫、
安倍晋三)を競わせた小泉純一郎内閣

菅義偉、岸田文雄、茂木敏充、河野太郎、
林芳正、上川陽子、高市早苗などの人材が
育っていった安倍晋三内閣

などなど、あまり珍しい光景ではありません。
自民党らしいといえば、らしい光景です。

●高市総裁による変化
ところで、高市さんは中々凄いですね。

自民党自体の空気が一変しました。
有村治子総務会長の凛とした佇まいと率直で
余計な飾りが無い物言い。
鈴木貴子(宗男氏娘)広報本部長の、各種取り組み
➡️自民党幹部のぶら下がり会見の全文文字起こし
質問貴者の会社名の明示
以上のことで、マスコミによる切り取りなどが
不可能になりました

税制調査会長から、大蔵・財務省OBを排除。
➡️増税路線の変化への期待

●高市内閣総理大臣による変化
内閣でも、今まではあり得ないことが。

大臣への指示事項の全面開示
➡️内閣総理大臣としての意思が外部に明確に
伝わりますし、大臣も逃げられません😅

垂れ流し状態の補助金見直し
➡️財務大臣の担当事項に明記

不法悪質外国人問題解決への強い意思。
➡️法務大臣と小野田紀美外国人問題担当大臣への
明確な指示

官邸スタッフ人選への強い意志
➡️政治コメンテーター達が、誰かわららないと
言っていた尾上定正元空将の首相補佐官就任
高市さんの政策勉強会の講師
つまり元々の高市グループスタッフ

内閣危機管理監への防衛省OB起用
➡️これまではほとんどが警察OB
防衛・国防の視点を明確化

内閣総理大臣は、これだけ出来るのに
岸田・石破両元首相は一体何をやっていたのだか…

●国民の支持を受けてどこまで出来るか?
かつて、派閥領袖でなく、党内基盤が弱い
橋本龍太郎首相が、国民の支持で橋本行革を
推進しました
➡️ロッキード事件の灰色高官だった方を
入閣させて支持率が崩壊、橋本行革が
腰折れして参院選で敗北して総辞職✖️

その是非については、様々な議論があるものの
国民の絶大な支持で郵政改革を成し遂げた
小泉純一郎首相
➡️余力を残して退陣
その後、安倍、福田、麻生内閣はいずれも
短命ののち、民主党政権へ✖️

それらのように、
国民の期待を背負って登場した高市内閣
強力に政策を推進して、国際社会での地位を
改めて高めると共に、崖っぷちの日本を
建てなおしてもらいたいものです。

この後、来日されるアメリカ合衆国の
トランプ大統領、大活躍中のイタリア
メローニ首相辺りとの連携強化も
しっかりと図ってくれるでしょう。

令和7年3月31日

神奈川県立県民ホールが、50年の歴史に幕を閉じます。

 

今回は、公式には"休館"となっていますが

今後のことはどうやら決まっていないようです。

 

多くの方にとって、様々な公演をご覧になった思い出の場所だと思いますが

実は、私にとっては利用者側として多くの思い出があるホールです。

 

6階の大会議室は、神奈川県行政書士会総務部長として登録入会説明会を開催したり

NPO法人コスモス成年後見サポートセンターの理事として、総会や研修会で利用させて

いただきました。

 

小ホールは、神奈川県行政書士会の定時総会で長年使われてきました。

私も、総務部長として壇上に上がっていた記憶があります。

また、神奈川県民ホール合唱団の練習会場でもありました。

 

そして、大ホール。

神奈川フィルハーモニー管弦楽団の演奏会で、金聖響指揮のベートーヴェン「第九」

現田茂夫指揮のマーラー「一千人の交響曲」が印象に残っています。

 

さらに、県民ホール合唱団の一員として

1996年1月21日、円光寺雅彦指揮のヴェルディ「レクイエム」

1997年1月15日、黒岩秀臣指揮のハイドン「オラトリオ天地創造」

1998年3月8日、大友直人指揮のブラームス「ドイツ・レクイエム」

2005年1月9日、現田茂夫指揮の團伊玖磨「合唱とオーケストラのための組曲筑紫賛歌」

の4回ステージに乗らせていただきました。

 

そんな思い出の地が、終わりを迎える。

とても寂しい思いで、先日写真を撮って参りました。

 

今後の方針が全く不透明だったホールの今後ですが、

昨年11月28日、神奈川県の黒岩祐治知事が県議会代表質問で

「来年4月から休館する県民ホールについて、建て替えによる再整備を進める考えを明らかにした。

となったようです。

 

しかし!

先日閉館した帝国劇場が、5年後に新劇場として開場する予定であるのに比べて

まだまだ先行き不透明なまま。。。

 

東京の国立劇場のような迷走状態にならないよう、祈るばかりです。

 

1966年から芸術の殿堂として輝いてきた現・帝国劇場はまもなく閉場。

五年後に新たな劇場に生まれ変わる前最後の公演「THE BEST」に行ってきました。

 

諸々あって、観に行くことは厳しいかなあ、と控えていたのですが

リセールチケットを発見して参戦して参りました。

Dプログラム最終日(3公演目)

 

日常的な公演と比べてなかなか高額なチケットではありましたが

綺羅星のような俳優さん達が歌い踊る、とても贅沢な時間を味わいました。

(この公演を何公演も観ると。。。)

 

ミュージカル界のプリンス・井上芳雄さんがホスト役になり司会進行🎤

さらに歌い踊る♪

 

キャストは次の通り

レギュラーキャスト(全日程)

井上芳雄  浦井健治  小野田龍之介  甲斐翔真

佐藤隆紀(LE VELVETS)  島田歌穂  三浦宏規  宮守真守

D・E・F・Gプログラムキャスト

一路真輝  木下晴香  瀬奈じゅん  花總まり  屋比久知奈

Dプログラムゲスト
朝夏まなと  和音美桜  中川晃教  山崎育三郎

上矢印上矢印上矢印

このメンバーを見ただけで、すごい!と気付く方もいるのでは。

別日には、

涼風真世、森公美子、鹿賀丈史、大地真央、松たか子、石丸幹二

平原綾香、伊礼彼方、山口祐一郎、城田優、堂本光一、前田美波里

市村正親、鳳蘭、田代万里生

などなど、驚くほどのメンバーキラキラ

 

日替わりの味の違いもあり、お金と時間があれば

全てのプログラムを観たくなります。

 

私が観たDプログラムでは、

中川晃教さんと山崎育三郎さんが出演。

井上芳雄さんと三人でのモーツァルトから「影を逃れて」が、

最高に盛り上がったときとなりました。

ウォルフガング役は日本で5人あとの二人は古川雄大さんと京本大我さん。

3/5が集まった瞬間でした。

 

その他にも、実際の公演の役柄で歌われた

甲斐翔真「ロクサーヌ」(ムーラン・ルージュ!ザミュージカル)

小野田龍之介&屋比久知奈「世界が終わる夜のように」(ミス・サイゴン)

井上芳雄&木下晴香「それ以上の」(ルドルフ~ザ・ラスト・キス~)

三浦宏規&一路真輝「シャル・ウィ・ダンス?」(王様と私)

井上芳雄「この星空」(二都物語)

浦井健治「目を開いて」(笑う男 The Eternal Love ‐永遠の愛‐)

井上芳雄「最後のダンス」(エリザべート)

島田歌穂「オン・マイ・オウン」(レ・ミゼラブル)

朝夏まなと「自由」(ローマの休日)

和音美桜「二人を信じて」(ルドルフ~ザ・ラスト・キス~)

井上芳雄&浦井健治「宿敵がまたとない友」(ナイツ・テイル ‐騎士物語‐)

花總まり「秘めた思い」((レディ・ベス)

宮野真守「ディオの世界」(ジョジョの奇妙な冒険 ファントム・ブラッド)

浦井健治「揺れる心」(王家の紋章)

中川晃教「僕こそ音楽」(モーツァルト)

山崎育三郎「キッチュ」(エリザべート)

井上芳雄&中川晃教&山崎育三郎「影を逃れて」(モーツァルト)

井上芳雄&三浦宏規「闇が広がる」(エリザベート)

木下晴香「ダンスはやめられない」(モーツァルト)

佐藤隆起&花總まり「夜のボート」(エリザベート)

井上芳雄&一路真輝「私が踊る時」(エリザベート)

屋比久知奈「命をあげよう」(ミス・サイゴン)

というあり得ない豪華さ花束

 

通常とは違って、オールスターキャストだから出来ることですね。

 

出演者の方々が帝劇への思いを語る場面があったのですが

亡くなられた神田沙也加さんを思い涙された朝夏まなとさんの姿が

特に印象的でした。

 

帝劇で現在までに演じられたミュージカル作品は53作品。

私が観たものをまとめておきたいと思います(年代不順)

「ラ・カージュ・オ・フォール 籠の中の道化たち」

➡個人的に最多回数観ている作品

ザザ市村正親・ジョルジュ鹿賀丈史コンビによるハートフルな作品

二人の息子役ジャンミッシェルには、吉野圭吾、山崎育三郎、原田優一

相葉裕樹、木村達成、内海啓樹と若手有望株が歴代演じています。

ザザがメイクをしながら歌う〈マスカラ〉が素晴らしいです。

 

「マイ・フェア・レディ」 

➡イライザ役は大地真央が有名。それ以前は栗原小巻。

私が初見した際は、どちらだったか不明。

〈踊り明かそう〉を初め、有名なナンバーが満載です。

 

「エリザベート」

➡元は宝塚歌劇団版。トートを演じていたのは、一路真輝、春野寿美礼

水夏希、瀬奈じゅん、明日海りお、朝夏まなとなど、現在も東宝作品の

常連多数。

そして、今回のホスト井上芳雄のデビュー作品。ルドルフ役。

東宝初演時のエリザベートは一路真輝、トートのうち一人は

なんと内野聖陽(きのう何食べた?のケンジ)

トートとルドルフの〈闇が広がる〉は、このミュージカルを代表する名曲。

 

「レ・ミゼラブル」

➡日本版では、鹿賀丈史と滝田栄がジャン・バルジャンとジャベールを

交互に演じる。エポニーヌは島田歌穂、ファンテーヌは岩崎宏美

マリウスは野口五郎。テナルディエの斎藤晴彦は名演でした。

エポニーヌの歌う〈オン・マイ・オウン〉は涙を誘う名曲。

 

「ミス・サイゴン」

➡ベトナム戦争を描く作品。

エンジニア役の市村正親が昨年同役の引退を宣言。

キムを演じた本田美奈子のことは、未だに語り継がれる。

キムの歌う〈命をあげよう〉が代表的な名曲。

 

「屋根の上のヴァイオリン弾き」

➡テヴィエ役を森繁久彌が900回演じる。私は森繁の舞台を観ているが

まだ子供過ぎて、一貫して地味で暗く内容が難しく。。。

その後は西田敏行が演じている。現在は市村正親。

テヴィエが歌う〈陽は昇りまた沈む〉が有名。

 

「ラ・マンチャの男」 

➡ドンキホーテ/セバスチャン役を松本白鴎(市川染五郎、松本幸四郎)が

1324回を一貫して演じた。

昨年横須賀芸術劇場でのファイナル公演を観ることが出来た。

こちらも、中々難しい作品で、ようやく理解できたかな。

ドン・キホーテが歌う〈見果てぬ夢〉があまりにも有名。

 

「モーツアルト」

➡ダブルキャスト嫌いの井上芳雄が中川晃教とヴォルフガングを演じる。

父のレオポルト役は井上正親、コロㇾド大司教役は山口祐一郎と、

劇団四季「オペラ座の怪人」でファントムを演じた名優が演じる。

ヴォルフガングの歌う〈僕こそ音楽〉〈影を逃れて〉と

ヴァルトシュテッテン伯爵夫人が歌う〈星から降る金〉が有名。

涼風真世の伯爵夫人が印象的。

 

「スウィーニートッド フリート街の奇妙な床屋」

➡初演時は市川染五郎と鳳蘭のコンビ。現在は、市村正親と大竹しのぶ。

一貫して暗い舞台のミュージカル。

大竹しのぶの怪演もまた印象的。

 

「サウンド・オブ・ミュージック」

➡1965年に東宝ミュージカル。1988年に宝塚歌劇団。

現在は、劇団四季が上演している。

〈山に登れ〉〈エーデルワイス〉〈ドレミの歌〉と親しみやすい歌が多数。

 

「王家の紋章」

➡漫画を原作とした作品。浦井健治、宮野真守、伊礼彼方が出演。

漫画原作としては、その後「ジョジョの奇妙な冒険」「SPY×FAMILY」がある。

大学の合唱団の後輩が出演していました。

 

「1789‐バスティーユの恋人たち」

➡小池徹平が主役ロナン役を演じた。

実は、あまり印象が無く。。。

 

「ダンス オブ ヴァンパイア」 

➡山口祐一郎演じるクロロック伯爵(吸血鬼)が不気味。根強いファンを持つ作品。

不気味なのに笑えるという不思議な作品

助手のアルフレート役は、浦井健治、泉見洋平、山崎育三郎、平方元基

良知真次、相葉裕樹、東啓介、太田基裕、寺西拓人と現在も舞台で活躍の面々。

 

「ムーラン・ルージュ!ミュージカル」 

➡いわゆるジュークボックスミュージカル(既存の楽曲を使ったミュージカル)。

同形態としては、劇団四季の「マンマ・ミーア」「クレイジーフォーユー」などがある。

井上芳雄と甲斐翔真がダブルキャストで主役クリスチャンを演じる。

舞台装置の煌びやかさが話題となった。

 

その他には

「回転木馬」  「三銃士」  「レディ・ベス」  「レベッカ」

「キャンディード」  「ルドルフ ザ・ラストキス」 

という21作品でした。

 

さて、5年後の新・帝国劇場会場はどんな作品で

杮落としとなるのでしょうね。

 

それまでは、アニバーサリーブックを眺めることにいたしましょう。

「マイ・フェア・レディ」「屋根の上のヴァイオリン弾き」「ラ・マンチャの男」

「レ・ミゼラブル」「ミス・サイゴン」「エリザベート」については

歴代キャスト表もあって、超充実なのです。

劇団四季もこういうのを出して欲しいなあと、高校時代から四季の会の会員である私は

思うのですが、あのキャスティングでは厳しいのでしょうね。

11月23日(土)勤労感謝の日

東京日比谷シアタークリエへ

 

隣は日比谷シャンテ

地下2階は魅力的な飲食店が立ち並び、2階には果実園リーベルトロピカルカクテルもありますが

今回はニュー新橋ビルにある「カレーは飲み物」で

黒い肉カレー(らっきょう、パクチー、ツナマヨトッピング)カレー

久しぶりに頂いたので劇場に直行

 

演目は『SONG WRITERS』

作・作詞・音楽プロデュース 森雪之丞

演出 岸谷五朗

主な出演者 屋良朝幸・中川晃教・実咲凛音・相葉裕樹・武田真治

 

森雪之丞といえば、日本ポップス界ではなくてはならない人

今までに2800曲以上の楽曲をリリース

そして、近年は『キンキ―ブーツ』『フランケンシュタイン』などの

海外ミュージカルにも関わっています

 

そして、岸谷五朗といえば寺脇康文と共に演劇ユニット「地球ゴージャス」を立ち上げ

地球ゴージャス全作品を演出すると共に、多くのミュージカル作品の演出そしています

 

舞台は、森雪之丞のポップ感と、岸谷五朗の笑いのセンスが融合され

1976年現実のニューヨークと1975年エディの物語の世界が

複雑に絡み合うというもの

1回だけでなく、2度3度観ると理解が深まるだろうなあ、という作品

もちろん、1回だけでも十分楽しめるものでした

 

キャストとしては、屋良朝幸さん・中川晃教さんはさることながら

武田真治さんが秀逸

テレビではドラマよりバラエティの印象が強いのですが

ミュージカルの世界では『スウィーニートッド』『クリスマス・キャロル』始め

歌も踊りも、そして芝居もすばらしい役者さんさんです

 

11月24日(日)

海老名市文化会館へ

 

お初に伺う扉座公演『歓喜の歌』

この作品は、立川志の輔さんの落語が元になっているもの

小林薫さん主演で映画化、大泉洋さん主演でテレビドラマ化されています

 

今回の舞台では同じく志の輔落語の『ディアファミリー』『ガラガラ』の2作品も織り込まれ

ディアファミリーに出てくる鹿首のはく製の元の鹿が復讐を図る幽霊で出てきたり

ガラガラの商店街にはシカクビくんというゆるキャラが出てきたり

最初から最後まで抱腹絶倒

そして、最後はベートーヴェンの歓喜の歌が高らかに歌い上げられましたルンルン

 

ホワイエでは、グッズ購入の方向けの抽選会が賑々しく行われていて

まさに『ガラガラ』の世界が展開していました

 

ただ、ちょっと残念だったのは、会場の箱が大きすぎたこと

海老名市文化会館は1098席

11月26日からの紀伊國屋ホールは427席

後ろ半分がほぼ空席だったのです

紀伊國屋ホールであれば、なお一層集中力の高いものになるのでしょう

 

※本来は海老名市文化会館のはずが、改修中で海老名だったそうです

 

そして、終演後のお楽しみ

ららぽーと海老名の「ハングリータイガー」へ

 

静岡県にある「さわやか」のは行けたことが無いのですが

ここは、神奈川県民にとってのソウルフード

かつては、茅ヶ崎市のR134沿いにあって

私も家族と一緒に何度も出かけたものです

 

ダブルハンバーグ(220g×2)チーズトッピングは

ちょっと食べすぎでしたかね。。。

 

フジテレビ系水曜10時のドラマ。

「新宿野戦病院」

歌舞伎町の病院を舞台とした「救急医療エンターテインメント」

宮藤官九郎初の医療ドラマ

https://www.fujitv.co.jp/shinjuku-yasen

 

小池栄子さんの英語が聞き辛くてダメバツレッド

クドカン(宮藤官九郎)脚本にしてはイマイチ下矢印

などなど、マイナス評価が多い作品ではありますが、

私は、とても楽しくそして興味深く見ています。

 

その1 単純な医療ドラマでない三層構造の作品

  ①歌舞伎町の聖まごころ病院を舞台にした医療ドラマ

  ②患者と病院のスタッフ達の関係を元にした群像劇

  ③随所に現代日本の問題を盛り込んでいる

  右矢印三層構造で内容がてんこ盛り過ぎて、消化不良という方も

   いるのかもしれません。私は、流石クドカンと思って見ています。

 

その2 芸達者な出演者がてんこ盛り

  小池栄子、仲野太賀、橋本愛、濱田岳、柄本明、高畑淳子、

  平岩紙、岡部たかし、馬場徹、塚地武雅、余貴美子、生瀬勝久ほか

 

  私的にツボなのは、

  経理担当白木愛を演じる高畑淳子さん

  看護師長堀井しのぶを演じる塚地武雅さん

  

  高畑淳子さんは、言わずと知れた名女優。

  コメディエンヌとしても素晴らしい。

  今回の白木役は、スパイスとしてかなり効いています。

  そして、

  塚地武雅さんは、お笑いコンビドランクドラゴンの一人。

  ですが、俳優としての活躍も目覚ましい方。

  第1話から、性別不明の謎めいていながら、存在感ばっちりです。

 

  2021年公開の映画「梅切らぬバカ」では、

  加賀まりこと母一人子一人の自閉症を抱える息子役を

  見事に演じられました。

 

  

  キャストの中にNHK朝ドラ「虎と翼」からの転生が多いと言われ、

 

  そちら方面でも話題になっておりますね。

  (私見ておりませんので、分りませんが。。。)

 

その3 扱っている現代日本の問題

  歌舞伎町の闇

   不法外国人問題

   トー横・トー横キッズ

   ホストクラブ➡支払うために違法行為に手を染める客

 

  毒親➡子供を愛せない母親

  児童虐待(家庭内性的暴行)

 

  医療現場での貴賤による差別➡社会生産性と命の問題

 

  孤独死➡独居老人、つながりをどう持つか

 

  認知症高齢者➡早期の対応をする必要性

  

  LGBTQ➡看護師長堀井しのぶさん。多様性

 

  ホームレス➡生活保護にどう結び付けるのか

  などなど。

 

  毎話毎話、重くなりがちなテーマばかりですが、

  三層構造の中に取り込んでポップにライトに

  見せてくれている手法は、やはり流石クドカンというところでしょうか。

 

  改めて、ドラマ「新宿野戦病院」おススメです二重丸

 

 

 

  クドカン脚本作品では、こちらもおススメです。

  『タイガー&ドラゴン

  UーNEXTで観れるようです。

3月21日には春分の日。

 

春分の日は、二至二分の一つ。

二至二分は、夏至・冬至・春分・秋分のことなのだそうです。

 

そして、春分・秋分の日には、

太陽晴れが真東から上り、真西に沈み、昼夜の時間がほぼ同じになります。

 

今日は、薄曇りの時間が多かったようですが、

気持ちの良いお散歩をすることが出来ました🚶‍♂️

 

 

まずは、寒川神社へ。

寒川神社は、近年注目されている「レイライン」(光の道)上にある神社。

 

春分・秋分の日の、日の出・日の入の位置を直線状結ぶと、その線上には

「上総国一ノ宮玉前神社➡相模国一ノ宮寒川神社

➡富士山🗻➡琵琶湖竹生島➡元伊勢(皇大神社)

➡出雲大社➡日御崎神社」

といった神社・霊山が並んでいるのが「レイライン」

 

そんな、寒川神社、

御祭神は、寒川比古命(さむかわひこのみこと)と寒川比女命(さむかわひめのみこと)の

二柱の神様で、寒川大明神と呼ばれています。

 

御神徳は、全国唯一の八方除・方位除の守護神です。

 

御由緒は、1600年前の雄略天皇の時代に、奉幣の記録があり、

醍醐天皇の時代の延喜式では、相模國唯一の名神神社と定められた、

という、長い長い歴史の神社。

 

あまりに近くて、しっかり確認していませんでしたが、

改めて、その素晴らしさを感じることになりました。

 

今回、初めて知ったのが、

神嶽山神苑(かんたけやましんえん)

 

御本殿の真裏に広がる御神域。

お祓いを受けた方のみ入苑できるという場所。

 

入ってすぐに見えるのが、

難波の小池

御本殿の真裏に位置していて、寒川神社の起源に深く関りのある神聖な泉。

非常にエネルギーを感じる場所でしたが、残念ながら撮影禁止❌

是非、ご自身で体感してみてください。

 

しばらく歩くと、

裏参拝所

神嶽山を通して大明神を裏から拝する場所。

神聖な雰囲気に包まれた場所です。

 

そして、内門を入ると、

八氣の泉

旧三之鳥居の基礎石から湧水がこんこんと湧き出ています。

他にも、見どころは沢山ありますが、是非一度足を運んでみてはいかがでしょう。

茶屋和楽亭でお庭を見ながらの、お抹茶とお菓子も中々です。

 

遅い昼食を頂いてから、一路寒川駅方面へ🚶‍♂️

 

たどり着いたのは、寒川神社別当寺の高野山真言宗・安楽寺

 

別当寺(べっとうじ)とは、専ら神仏習合が行われていた江戸時代以前に、

神社を管理するために置かれたお寺のことを言います。

 

ここは、寒川神社からかなり離れているのですが、

本堂裏山に存在する、大神塚(応神塚)という前方後円墳も

影響しているのでは、と考えられるのだそうです。

 

さて、この安楽寺。

養老2年(718年)創建というのですから、

なんと、宗祖・空海(弘法大師)よりも早くから存在したという

長い歴史を持つお寺卍。

 

そして、

本堂脇間のステンドグラス。

 

大日如来の化身である不動明王のお軸。

 

涅槃図。

 

と、見どころも満載。

これから、本堂手前の大枝垂桜🌸🌸🌸が花開くと、

とても華やかになるだろうと思われました。

 

お散歩の道すがらでは、つくしんぼが顔を出し、

菜の花や、ヤマブキ、レンギョウ、木瓜(ボケ)、木蓮(モクレン)などが

咲きほこり、春真っ盛りでした。

 

近場のお散歩でも、こんなに見どころがあるなんて!

大きな発見でした。

 

 

 

 

じいちゃんが車の中でかけていたのが、

二葉百合子の『岸壁の母』

「母は来ました、今日も来た。

この岸壁に今日も来た」


父親がレコードをかけていたのが、

ペドロ・アンド・カプリシャスの

『5番街のマリー』

のちに、ボーカルが高橋真梨子だったと

知りました。

小さい頃から覚えている曲

 

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東宝の数あるミュージカル作品

『エリザベート』『ミス・サイゴン』『レ・ミゼラブル』『王家の紋章』『モーツァルト』

などなどの中でも、大好きな作品。

いよいよ開幕!『ラ・カージュ・オ・フォール』

 

それも、前から2列目で観られるという幸福照れ

更に、市村正親さん扮する"ザザ"が、

直近まで近づいてくるというベストポジション!

なんと、幸せなことでしょう飛び出すハート

 

 

多くのミュージカル作品では、残念ながら人が亡くなったり、

悲しい場面えーんや苦しい場面ガーンが多く出てくるもの。

 

そんな中で、この作品にはそんなシーンは皆無。

全編通して、爆笑とともに愛の尊さ、温かさを描く傑作ミュージカル🎵

 

 

カジェル(踊り子)たちの踊りとパフォーマンスも、

ダイナミックで迫力がありながら、美しくて、

更に笑えるというおまけつき!

 

南仏のゲイクラブが舞台なので、カジェルたちは全員男性。

女装をして踵の高い靴を履いて踊るんですから、

中々でございます。

 

 

お話の中心は、

支配人・ジョルジュ(鹿賀丈史さん)と

看板スター・ザザことアルバン(市村正親さん)の

事実上の夫婦。

二人の関係が丁寧に描かれているのも良いし、

市村さんのザザの可愛らしさと存在感は中々のもの。

 

舞台上で、アルバン➡ザザに変身するための

メイク口紅付けまつげ唇をしながら歌う「マスカラ」は、

是非劇場で観ていただきたい場面です。

 

 

そして、そこに事件が!!!

ジョルジュの息子ジャン・ミッシェルの結婚宣言!

しかも、相手のアンヌの父親はゲイクラブ規制を訴える

エドワール・ダンドン議員(今井清隆さん)。

母親マリー・ダンドンは、森公美子さんが、

1985年の初演からずっと演じています。

 

もりくみさんが、またユーモラスなのです爆  笑

 

 

●ジャン・ミッシェル役は、その後の登竜門みたいな役、

2008年以降は、山崎育三郎、原田優一、相葉裕樹、木村達成と

その後、ミュージカル界ではなくてはならない存在になっています。

特に、山崎育三郎さんの活躍は特筆ものです。

 

今回のジャン・ミッシェル・内海啓貴さんは、どうなっていくのでしょう❓

➡神奈川県秦野市生まれ。

 TVKの猫の額ほどワイドにレギュラー出演していたそうです。

 

 

ジャン・ミッシェルは、アルバンの存在が結婚の障害に

なることを恐れていて、一日だけ生みの親を呼んでほしい、

そして、アルバンには姿を消していて欲しい、と願います。

 

その言葉に衝撃を受けたザザが第一幕の終わりに歌い

舞台から去っていく「ありのままの私」は圧巻です。

 

 

まあ、その後、あれやこれや色々あるのですが、

ジョルジュ、ジャン・ミッシェルの母親役をしているアルバン、

ジャン・ミッシェル、アンヌ、ダンドン夫妻が会食をした際、

オーナーのジャクリーヌ(香寿たつきさん)たちと歌う

「今この時」

今この時が、何よりも素晴らしい

過去は消え去り、明日の日はみんなだれも知らない

今この時を、しっかり生きて愛して

いついつまでも大事にして今を、今を、今を

 

この曲は、カーテンコールでも歌われる曲。

プログラムでは、多くの出演者さんが好きな曲として上げていました。

 

 

そして、最終盤、ジョルジュはこう語りかけます。

私共のひと時の舞台。満足していただければ、

お客様にはプログラムとチケットの半券以上のものを

お持ち帰りいただけるかと思うのですが、

いかがでしょうか?

 

はい!!!

もう、正に正に、大満足でございました。

 

まあ、その他にも書きたいことは山ほどあるのですが、

温かくて、楽しい気持ちにさせてくれるこの舞台

是非とも、一度劇場に足を運んでいただけましたら幸いです。

そうそう、マツケンサンバの真島茂樹さんは、

ハンナというカジェル役で1985年の初演からずっと出演。

鞭を振るうSM系のゲイです。

 

中々の存在感ですよ口笛

 

 

 

2022年3月5日、神奈川県民ホールでの
神奈川フィルハーモニー管弦楽団
第375回定期演奏会へ♫
 
この公演は、
神奈川フィル創立50周年記念公演
であると共に
川瀬賢太郎常任指揮者退任公演
と銘打っており、早々に完売していました。
 
常任指揮者として8年の人気を走り抜けた川瀬マエストロ。
 
何故か、足が遠のいていたのですが、
昨年末のベートーヴェンの第九、
2月22日東京公演でのマーラー交響曲第5番と
素晴らしい演奏を聴かせていただき、
今日も有終を飾る演奏会になったように感じました。
 
演奏を聴きながら、
「あ〜、終わってしまうんだなぁ」
と一抹の淋しさを感じたのは、
きっと私だけでは無いと思います。
 
そういえば、
松本白鸚さんの「ラ・マンチャの男」も、先月ラスト公演でした。
1969年初演から50年以上、
10年前に観た際には、なんだかよく分からなかった💦のですが、
最後は観ないととチケットを取ったのに
なんとコロナ休演で観られず…
 
失って気づく価値。
改めて感じられた、今日この頃。
 
一日一日を大切に生きねば!と、思うのでした。