3月21日には春分の日。

 

春分の日は、二至二分の一つ。

二至二分は、夏至・冬至・春分・秋分のことなのだそうです。

 

そして、春分・秋分の日には、

太陽晴れが真東から上り、真西に沈み、昼夜の時間がほぼ同じになります。

 

今日は、薄曇りの時間が多かったようですが、

気持ちの良いお散歩をすることが出来ました🚶‍♂️

 

 

まずは、寒川神社へ。

寒川神社は、近年注目されている「レイライン」(光の道)上にある神社。

 

春分・秋分の日の、日の出・日の入の位置を直線状結ぶと、その線上には

「上総国一ノ宮玉前神社➡相模国一ノ宮寒川神社

➡富士山🗻➡琵琶湖竹生島➡元伊勢(皇大神社)

➡出雲大社➡日御崎神社」

といった神社・霊山が並んでいるのが「レイライン」

 

そんな、寒川神社、

御祭神は、寒川比古命(さむかわひこのみこと)と寒川比女命(さむかわひめのみこと)の

二柱の神様で、寒川大明神と呼ばれています。

 

御神徳は、全国唯一の八方除・方位除の守護神です。

 

御由緒は、1600年前の雄略天皇の時代に、奉幣の記録があり、

醍醐天皇の時代の延喜式では、相模國唯一の名神神社と定められた、

という、長い長い歴史の神社。

 

あまりに近くて、しっかり確認していませんでしたが、

改めて、その素晴らしさを感じることになりました。

 

今回、初めて知ったのが、

神嶽山神苑(かんたけやましんえん)

 

御本殿の真裏に広がる御神域。

お祓いを受けた方のみ入苑できるという場所。

 

入ってすぐに見えるのが、

難波の小池

御本殿の真裏に位置していて、寒川神社の起源に深く関りのある神聖な泉。

非常にエネルギーを感じる場所でしたが、残念ながら撮影禁止❌

是非、ご自身で体感してみてください。

 

しばらく歩くと、

裏参拝所

神嶽山を通して大明神を裏から拝する場所。

神聖な雰囲気に包まれた場所です。

 

そして、内門を入ると、

八氣の泉

旧三之鳥居の基礎石から湧水がこんこんと湧き出ています。

他にも、見どころは沢山ありますが、是非一度足を運んでみてはいかがでしょう。

茶屋和楽亭でお庭を見ながらの、お抹茶とお菓子も中々です。

 

遅い昼食を頂いてから、一路寒川駅方面へ🚶‍♂️

 

たどり着いたのは、寒川神社別当寺の高野山真言宗・安楽寺

 

別当寺(べっとうじ)とは、専ら神仏習合が行われていた江戸時代以前に、

神社を管理するために置かれたお寺のことを言います。

 

ここは、寒川神社からかなり離れているのですが、

本堂裏山に存在する、大神塚(応神塚)という前方後円墳も

影響しているのでは、と考えられるのだそうです。

 

さて、この安楽寺。

養老2年(718年)創建というのですから、

なんと、宗祖・空海(弘法大師)よりも早くから存在したという

長い歴史を持つお寺卍。

 

そして、

本堂脇間のステンドグラス。

 

大日如来の化身である不動明王のお軸。

 

涅槃図。

 

と、見どころも満載。

これから、本堂手前の大枝垂桜🌸🌸🌸が花開くと、

とても華やかになるだろうと思われました。

 

お散歩の道すがらでは、つくしんぼが顔を出し、

菜の花や、ヤマブキ、レンギョウ、木瓜(ボケ)、木蓮(モクレン)などが

咲きほこり、春真っ盛りでした。

 

近場のお散歩でも、こんなに見どころがあるなんて!

大きな発見でした。