自宅安静中ということで、読書三昧です。ある意味、とっても贅沢な時間を過ごしています。


ずっと気になっていたのは、「モンスター」(百田尚樹 著)。


百田さんの本は、「永遠の0(ゼロ)」で号泣してハマりました。「ボックス」もとっても面白かった。文章が読みやすい、しかも内容が濃い。


たとえば「永遠の0(ゼロ)」では、太平洋戦争やゼロ戦について。「ボックス」では、ボクシングについて。自分の知らないジャンルについて、ストーリーを通じて知ることができる。だから、読後感の満足感はすごく大きいのかも。


今回読んだ「モンスター」は、美容整形について。主人公は美容整形を繰り返し、絶世の美女となっていく過程がかなり詳細で、映像がないのに、どんな変化を遂げているのかイメージできる。


きっと、ひとつの作品を書くのに、とことん情報収集する。絶対に妥協しない姿勢が著書から感じられて、百田尚樹さんという作家が好きになりました。


作品が面白いのは、もちろん豊富な情報があるからだけではありません。登場人物がとても魅力的。「モンスター」では、主人公 和子の“人を見抜く眼”が印象に残っています。とくに、やくざの崎村との絡みが面白かったなあ。


あまり感想を述べてしまうと、ネタがばれてしまいそうなので、このへんで。読み応えのある小説が好きな女性にとくにおすすめの作品でした。

妊娠初期の出血は少しずつおさまり、先週の木曜日には、無事健診を終え、16週に突入。やっと安定期になったと喜んだのも束の間。


月曜日の夜中、ぜんぜん寝つけず、火曜日の朝、出血してしまった。。大量ではないものの、おりものがピンク。ところどころに赤い線が混じってる感じ。腹痛と張りもあり、病院へTELすると、診察に来てくださいとのこと。


超音波で診てもらったところ、ベビちゃんは無事で心拍も確認できた。しかし、子宮収縮が原因で卵膜と羊膜がこすれて出血していると先生。このまま収縮が続くと、流産してしまうかもしれないと怖いことを言われてしまった。。


ウテメリン(張り止め)、出血止めなどを1週間分出してもらい、自宅安静。1週間後に再診察。。


安定期に入ったからと無理をしていたかもしれない。いや、無理をした。仕事できりきりしてたし。身体が安静を求めているということ。すごく反省。


おなかの子を守れるのは、わたしだけ。もう絶対無理はしないから、どうか、どこのもいかないでね。

妊婦健診での診察待ち時間。半端ないです。基本的に平日は仕事なので土曜にいくわけですが。。。


8時に受付開始、9時診察スタートの病院。8時に行ったら、診察終わったのが12時を軽く過ぎるってことがザラ。もう、くたくたになります。


そして、必須になるのが、暇つぶしアイテム。私の場合、もっぱら読書です。


最近読んだ小説で、すごく面白かったのが「和菓子のアン」(坂木司 著)。


書店でも話題になっていたので、ご存じの方も多いと思うのですが、これがとっても楽しかった。病院の待ち時間なんてまったく意識しないくらい集中して読める読める!内容に引き込まれて、しまいには一人で「ククク」と笑い出す妊婦。。。


お話の内容としては、就職できなかった女の子がデパ地下の和菓子屋でアルバイトをすることに。そのアルバイト生活で起こるあんなことやこんなこと。一緒に働く個性ゆたかな店長やスタッフたちのあれやこれや。


文体は、硬すぎず、柔らかすぎず。登場人物に共感しながらライトな感覚で読み進めていける小説でした。一応、「ミステリー」と評されているけど、おもしろい謎解きという感じです。


でも、私が一番この作品でヒットしたのは、主人公の女の子が「はたらく」ということから多くを学び、アルバイトを通じて成長していくさまが描かれているところ。


学校を卒業して、仕事につかず、ニートになる若者も多いご時世。そのうちの何割かは「正社員じゃなきゃいやだ」とか「やりたいことが分からないから」とか、私からすると「なんじゃ、そりゃ」な理由だったりもする現代。


雇用形態とか仕事内容とかにこだわってないで、はたらく大変さ、面白さ、などなど経験することも大切なんじゃないかなと思うのです。そんな気持ちがなんだかちょっとスカッとした。それが、「和菓子のアン」という小説でした。


お時間があれば、ぜひ。


昼休み、ネットでニュースを見ていたら、正規雇用の社員と非正規雇用の社員だと、その生涯年収にものすごい開きがあるそうな。。数字の威力って、やっぱりすごいっす。


でも、、、その数字を「バーン!」と出すことで、何か良い効果があるのだろうかと疑問に感じた私。


だって、数字ばかりが目立ってて、「あー、そうだよね。やっぱりそうだよね」というあきらめのような、なんというか。つまりは、活力にならんのです。


そういう問題があるから、いまの日本の仕組みをどうにかしようって方向に動いていくのは良いんだけど、いまいま非正規雇用の人たちは、うなだれちゃうよねって思ったわけです。


短い昼休みの間にちょっと考えていたら、結局「そんなん比べたってしょうがないじゃん」という結論にいたった。


だって、どれくらい長生きできるかなんて分からないし、生きてるその日その日が充実していれば良いのではないかと。となりのだれかと生涯年収なんてでっかいもの、比べるもんじゃないよな~。


というか、そもそも「生涯年収が高いから正社員になりたい」という考え方が普及したら、いやだ。そりゃあ、仕事はお金を得るのも目的だけど、それがメインになっちゃったら、なんだかどうなんでしょうと思うわけです。


自分の子どもが就職という壁に立ち向かうとき、まっとうな考え方をもっていてほしいと、切に願う母でした。

えーと。先日のブログで、「マタニティマークの恩恵を受けたことなど、ないっ」と叫んだ私ではありますが。


前言撤回します。


昨日、帰りの電車で、とってもすてきな女性が席をゆずってくれました。2人連れだったのだけど、私が席の前にたつとすぐに「変わりますよ」と立ち上がる。なんと、軽やかな動き・・・。


ちょうど具合が悪かったので、ものすごーく助かったのでした。このご恩、いつか私もだれかに返します。