妊婦健診での診察待ち時間。半端ないです。基本的に平日は仕事なので土曜にいくわけですが。。。


8時に受付開始、9時診察スタートの病院。8時に行ったら、診察終わったのが12時を軽く過ぎるってことがザラ。もう、くたくたになります。


そして、必須になるのが、暇つぶしアイテム。私の場合、もっぱら読書です。


最近読んだ小説で、すごく面白かったのが「和菓子のアン」(坂木司 著)。


書店でも話題になっていたので、ご存じの方も多いと思うのですが、これがとっても楽しかった。病院の待ち時間なんてまったく意識しないくらい集中して読める読める!内容に引き込まれて、しまいには一人で「ククク」と笑い出す妊婦。。。


お話の内容としては、就職できなかった女の子がデパ地下の和菓子屋でアルバイトをすることに。そのアルバイト生活で起こるあんなことやこんなこと。一緒に働く個性ゆたかな店長やスタッフたちのあれやこれや。


文体は、硬すぎず、柔らかすぎず。登場人物に共感しながらライトな感覚で読み進めていける小説でした。一応、「ミステリー」と評されているけど、おもしろい謎解きという感じです。


でも、私が一番この作品でヒットしたのは、主人公の女の子が「はたらく」ということから多くを学び、アルバイトを通じて成長していくさまが描かれているところ。


学校を卒業して、仕事につかず、ニートになる若者も多いご時世。そのうちの何割かは「正社員じゃなきゃいやだ」とか「やりたいことが分からないから」とか、私からすると「なんじゃ、そりゃ」な理由だったりもする現代。


雇用形態とか仕事内容とかにこだわってないで、はたらく大変さ、面白さ、などなど経験することも大切なんじゃないかなと思うのです。そんな気持ちがなんだかちょっとスカッとした。それが、「和菓子のアン」という小説でした。


お時間があれば、ぜひ。