みいちゃんといっしょ -9ページ目

みいちゃんといっしょ

みいちゃん と みいちゃんのパパの日記

 朝から小雨模様でしたが、散歩に出るころには雨も上がりました。

 野川に留鳥となったカルガモが何羽かいます。ここで子どもを育てていたカルガモがいましたから、その子たちが大きくなったのかもしれません。
 本州では渡りをしない鳥とされているようですが、明らかに冬の方が数が増えます。北方に生息する個体には冬季に暖地へ移動するものも存在するとのことですから、数が増えるのは渡ってきた鳥なのかもしれません。

 鳥よけワイヤーをものともせずに、鳩が電線に密集していました。なんだ効果ないじゃん。

 一羽だけ時々見かける白い鳩が混ざっているのが面白い。

 前にも Grok で調べて書きましたが、オシロイバナは不完全優性による遺伝子の組み合わせ(異なる遺伝子型が混ざると中間の表現型が現れる)やキメラ現象で1つの花や1つの株の中で異なる遺伝子型を持つ細胞が混在するしたりするので、こんな変わった色の花が咲くようです。

 人間もホームタウンだの多文化共生なんてことばかり言っていると、そのうち猫のトビ白のような、顔がブチの人間なんていうのも生まれてくるかもしれませんね。

 

 妙にリアルな案山子。夜見たら怖いかも。ここの田んぼももうすぐ収穫のようです。

 

 






  夜半からの大雨でだいぶ気温が下がりました。散歩をするのも楽です。

 第一野良猫発見!!

 草が濡れているだろうに、この子はこの場所が定位置のようで、気にせず座っています。

第二野良猫発見!!

定番のキジトラです。

 第三野良猫合わせて三兄弟(姉妹?)。まだ、子どもなのでじゃれあっていました。

 年季のはいった給水塔。夜はお化けが出そうです。

 可愛い看板。でも、内容は怒っています。

なりわい賃貸住宅『meedo』(みいど)がどうなったか寄ってみました。

 4~5軒の特定の店が利用している感じですが、お客さん来ているのでしょうか?

 雰囲気はいいのですが、場所がね.....

 こみちには川があってメダカがたくさん泳いでいました。

 この先どう展開していくのでしょうか?

 小学校の校庭。ザクロの実が大きく実っていました。ビタミン類やカリウム、ポリフェノール(ウロリチン)を豊富に含み、美容と健康に良いそうです。

図鑑 タマスダレ

蕾は色合いといい、形といい、ゆで卵を連想させます。

 

 






 今日は午後から天気が崩れ気温も下がる予報です。もう暑さにも飽きました。

 この青い矢印、「指定方向外進行禁止」なわけですが、このとがりのない部分は何?

 指定しているんだから、この道にも進んでいいような気にもさせます。

 この部分は「副矢印」と言うそうで、ここの方向の矢印が無いのだから進んではいけないという意味だそうです。

 じゃあ、真っすぐの矢印だけでいいじゃないかと突っ込みたくなるわけですが、どうもこの道の構造に訳があるようです。

 この交差点を左折する前には、こんな注意書きがあります。

 つまり、左折してすぐに右に曲がって(直進といっていますが)進入(進行)することが禁止されています。

 でも、この細い道は左折して進入することはできるので、進入禁止の道ではないのです。そこで、副矢印(矢印じゃないけどね)をつけて、もう一度言うけど、その方向には行けませんよと言っているのだと思います。

 もちろん、左折ではなく直進してきた車も右折して進入することはできません。

 う~ん。勉強になった。10問中7問正解なら合格の「外免切り替え」の外国人には到底理解できないだろうな。

 

 散歩をしていると日々新しい発見があります。

 

住宅街にひっそりと佇む稲荷神社

昔ながらの飲み屋横丁

銀杏の大木。

3月にはこんなに剪定されていたのに、すごい生命力です。

 

 

 






  せっかく少し暑さが収まったかとおもったら、今日も朝から日差しが激しく照り付けています。

 中央高速は相変わらず朝のラッシュです。仕事とはいいながら毎日ここで1時間以上ロスして出勤するとしたらなんて無駄な時間なんでしょう。

 最初に開放 F.1.8で撮ったらなんかピントが甘い感じです(ISO 200シャッターは1/800で切れていました)。

 そこで、絞りをF.4まで絞って撮影したのが右のもの。

 今度は、木全体にピントが合っているようですが、絞り優先の設定で撮影しているので、ISO感度もシャッタースピードも変化(ISO 160 シャッターは1/4000)して色合いが違ってしまいました。

 今は後で修正がいくらでも効きますが、これがフィルムカメラだと、シビアに調整しながら写していたんでしょうね。

 

 






 ジャンク品をゲットした OLYMPUS OM-1。付属レンズの OLYMPUS F.ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8 をマウントアダプターを購入して、OM-D E-M10 Mark II で使ってみようと言っていたのですが、さっそく、アダプター購入しました。

 OLYMPUS の純正品が精度が良くて問題ないそうなのですが、もう市場には無いようだし、中古でも1万円近くもします。

そこで、評判はいろいろだけど一か八か

K&F Concept  KF-OMM43 を購入 

 

 

 

 何が評判悪いかというと

1.サクラチェッカーで「危険」と表示される

 

2.低評価のコメントを見ると、品質の精度が悪く、「ボディ側にがたつきが出る」、「レンズ側は異様に固く、変形してしまうのではないかと思えるほどの力をこめなければ装着できなかった」などの評価が多い。

3.「無限遠実現」と書いてあるのに、オーバーインフで無限遠がでない(なんのこっちゃ?素人には理解出来ないテクニカルタームじゃ!)

 

 で、到着した品物そのものは、しっかりと嵌ってボディ側のがたつきはありませんでした。レンズ側は確かに固いですが(あらかじめシリコンスプレーを綿棒にかけてリングに塗っておきました)、フォーカスリングや絞りリングを持ってハメるようなことをしなければ、レンズが壊れるほどではなく、カチッと止まってレンズ着脱ボタンも上がってきました。

 日頃の行いが良い所為でしょうか。問題のないラッキーな品物でした。

せっかくのコンパクトなレンズがちょっと大型化しますが

真鍮とアルミニウム素材を使用したボディは安っぽくなくてよかったです。

 本日、このレンズを装着したカメラをもって散歩に出かけました。

まず、初っ端から「無限遠が出ない」ということの意味を理解しました。
 これです、フォーカスリングを∞に合わせて撮ると、遠くの景色なのにピンボケになってしまいます。

 これは、フランジバック(カメラのレンズマウント基準面から内部のセンサーまでの物理的な距離)が、マイクロフォーサーズは19.25 mm なのに、マウントアダプターのフランジバックが短く設計(もしくは製造)されていて、無限遠の位置がずれてオーバーインフ(インフ=無限にあわせても、実際の無限遠を超えてピントがずれてしまい、どこにもピントが合わなくなる状態)になってしまっているのです

 ただこれも、E-M10 のファインダーが明るく精細なのが幸いして、ちょっとフォーカスリングを戻してピントを合わせるだけの手間が増えるだけということなので、それほど気になりません。

 これを本気で調整するには、シムをレンズ側に噛ませてフランジバックを稼ぐことで解決するそうですが、それほど労力をかけるほどのこともないでしょう。

 そうして調整して写したファーストライト。ちょっとピントが甘い。

 次は接写。いいじゃないですか!! 彼岸花が咲き始めていたんですね。

 さすが、単焦点 F1.8。ボケるボケる。

 50年前のレンズ(それも廉価版 当時18,500円)とは思えない表現力ですね。

 旧野川遊歩道のミケ猫は元気で、おじさんに可愛がられていました。

 もうちょっと絞らないと、手前のスズメがもうボケていますね。そこら辺が、マニュアルレンズの楽しみなのかも。

 GIMP の プラグイン「G'MIC」の GRAIN で、フィルム写真風にしてみました(やりすぎた)。


 最後は調整無限遠で。LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4 のようなシャープさと、こってり感は無いですが、いい味をだしているレンズだと思います。

 今回、本体は本当にジャンクでしたが、レンズで元がとれて、かつ結局、当初の目論見通り観賞用の OLYMPUS M-1 を手にできたことは、満足のいく結果となりました。 

 

 

 

 






 朝からポツポツと小雨が降るはっきりしない天気です。

 懐かしのアイテムを売る店発見!!

 仙川駅前。連休の中日とあって、いつもより人出があります。

 国分寺崖線の坂を下ります。いつもと違う道ですが、すごいことになっています。

 この階段、どう見ても家の玄関に続くように見えますが、れっきとした道路です。

 退陣が決まった石破(本当か?)。ポスターも影が薄くなっています。

 厳島神社の野良猫。

元気です。

トラも出てきました。

クロはいつまでもお母ちゃんに甘えて怒られています。

 

 

 






 OLYMPUS OM シリーズ の蘊蓄を語るうちに、本物の OM-1 を手に取ってみたいという欲望が沸々と湧いてきたという話をしていたのですが、悪い癖を出して、OM-1 手に入れました。

 昨今フィルムカメラが再び脚光を浴びているようですが、たった36枚撮りで、現像焼き付けの手間とコストを考えると、ケチをモットーとする自分としては、この沼に嵌るつもりは毛頭ありません。

 そこで、費用を抑えるためにレンズ付きのジャンク品を探しました。

 手に入れたこの個体のジャンクの理由は

「電池ケースが壊れているため、各部未点検の現状渡し。レンズ・ファインダーに埃、カビ汚れ」と言うような感じでしたが、写真で見た外観はまあまあ綺麗そうなので、他のジャンク品よりちょっと値は張ったけど、どうせ観賞用なのだから壊れていてもいいやということで購入。

 届いたときは、いろいろ汚れや傷っぽいものがあったので、無水アルコールで拭いたり磨いてみたら、なんと50年ものとは思えない新品同様の品物。

 OM-1 特有の巻き上げレバープラスチックの破損やアクセサリーシュー取り付け部のゴム部分が劣化して軍艦部プリズムカバー表面の塗装を浸食するダメージもありませんでした。

 

 このそろい踏みが見たかった。当時最小・最軽量の OM-1 と比べても、いかに OM-D E-M10 Mark II がコンパクトなのかが分かります。

 

 さて、期待はしていなかったのですが、ジャンク品の名の通り、なんと、フィルム巻き上げレバーが動きません。たしかに当初指摘の通り電池ケースの接点が外れていて電池を入れて電源を入れることができませんが、OM-1 の電池は露出計用の電池で、露出計を使わなければマニュアルで撮影できるので、巻き上げレバーのロックは、他の原因ということになります。

 インターネットや Youtube を検索すると、同じ症状から回復させる方法がたくさん出てきます。

 

 

 さっそくこの情報に従ってカメラの底蓋を開けます。

 電池ケースの接点は絶縁のため、プラスチックのネジで止まっており、これが容易に折れてしまうのが常のようです。これは簡単に直せそうですが、電池を入れて撮影する考えはありませんので放っておきます。

 さて、問題の部分は、真ん中にある巻き上げのカムが、回転してシャッターを切ったときに正常の位置に戻ってこず、右側の歯車(黄色の←  巻き上げレバーに繋がっている)がスタックしてしまうのが原因ということが分かりました。

 解決方法のとおり、カムの歯車嚙合わせ位置を正常の位置に戻してカムのネジを止めますが、1~2回シャッターを切ると、また位置がずれてしまい、またスタックしてしまいます。

 このカムの下にカムを元の位置に戻すためのバネが入っているのですが、形状に異常はなく働きはしています。ところが、長い間の伸び切った位置に固定されていたために、復元力がなくなってしまったのではないか(これもインターネットに上がっていた情報)と考えられます。

 下手にいじる(無理にバネを縮めたりする)とバネを壊してしまう可能性があるので、正常の位置にしたまま放っておいて、自然の回復力に任せてみようと思い、裏蓋を閉じました。

 ということで、当初の予定どおり(負け惜しみ)、立派なジャンク商品となり、コレクションケースに納まりました。

 件のホットシューをつけてみたのですが、やっぱりつけない方がすっきりしてかっこいいですね。

 付属レンズは OLYMPUS F.ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8。絞り、フォーカスともに問題なく作動しているし、撮影の支障になるような大きなゴミもカビも見えないようなので、マウントアダプターを購入して、OM-D E-M10 Mark II で使ってみようかと思います。これがうまくいけば、ジャンクの汚名返上になるのではないかと期待しています(中程度~レンズ内小ゴミあり(影響なし)、レンズ内小クモリあり、外観小スレ・小キズあり~のものでも6,000円ぐらいしますから)。

 

 

 

 OLYMPUSF.ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8は、OM-1の OMシステム用標準レンズとして開発され、当初はボディとのセット販売でのみ提供される形だった。
 レンズ構成は5群6枚のダブルガウス型(凸凹、絞り、凹凸というレンズ要素を前後対称に配置)、絞り羽根は6枚でコーティングはモノコート(特定の色の光の反射を防ぐ一枚膜)。
 レンズ名称の「F.ZUIKO」の「F」にはアルファベット順でレンズ枚数を表す意味。

 50mm F1.8 にも以下の通り3種類あるそうです。

・レンズ銘表記が「OLYMPUS M-SYSTEM F.ZUIKO AUTO-S 1:1.8 f=50mm」と表記されている(最初期 超レアバージョン)
・レンズ前面に銀環の飾りが有り「OLYMPUS OM-SYSTEM F.ZUIKO AUTO-S 1:1.8 f=50mm」と表記されている(初期型シルバーノーズ)
・銀環は無いが、レンズ銘表記が「OLYMPUS OM-SYSTEM F.ZUIKO AUTO-S 1:1.8 f=50mm」と表記されている(後期型ブラックノーズ)

 今回ゲットしたレンズは、初期型シルバーノーズということになります。

 レンズの特徴は、画面全体では6枚構成のダブルガウス型という点に由来する、わずかな非点収差(ぼやけ)が現れ、開放時からF2.8までは周辺光量の低下も見られる。また、マルチコーティングが施されていない為、逆光時ではゴーストやフレアが発生し易いレンズ。


© 2016 カメラ買取・販売専門店のカメラのナニワ

 このため、半逆光下での絞り開放時には薄いフレアを伴う淡い色彩系の発色があり、順光下では絞り込むにつれ力強いコントラストも現れる、ZUIKOレンズ独特の「味」や「世界観」を感じる仕上がりを目にすることができ、オールドレンズの楽しみが味わえるとのことです。

 

 






 まだまだ猛暑が続きます。これも悪夢の自民党政権(民主党の時も東日本大震災が起きたし)の所為なんでしょうか?

 田んぼは稲刈りも終わり、来年の準備でしょうか、土が掘り返されていました。

 可愛い毛虫発見!!おしりのアンテナがピコピコ動いています。

図鑑 セスジスズメの幼虫 

セスジスズメ(背筋雀)の成虫(蛾)は恐ろしいジェット機みたい

スズメ蛾の仲間ですね。

 ツユクサが咲いていました。9月になっても気温が下がらない所為らしいです。

 いつもの番をよくする高級洋犬 今日も良く吠えたててくれました(少しは顔を覚えてくれたらしい)

 柿の実がいよいよそれらしくなってきました。中にはすでに色がついているものもありました。楽しみです。

 散歩の途中でよく会う愛想のいい可愛いワンコ。1歳になったそうです。

 まだまだ暑い日が続くのでしょうか。急に冬になるんじゃないでしょうね。

 

 






 今回、OMシステム OM-D E-M10 Mark II をゲットして、何十年ぶりかで OLYMPUS の一眼レフカメラを持つことになりました。

 そこで、最新機種ではないけれど、この OM-D E-M10 Mark II に至る、OLYMPUS のカメラ開発の歴史を調べてみました(すごく言い古されたネタではありますが....)。

 

 OLYMPUS のカメラとの付き合いは、そりゃもう長くて、すでに記憶の彼方ですが、たしか最初は「OLYMPUS-PEN EES」(1962年発売)だと思うのです。

 それまでは子どもでしたから、子ども用のフジペットというカメラを使っていました(ブローニーフィルム【中判フィルム】を使う6×6判カメラ【56mm×56mm】だったんですね。そんなフィルム、当時子どもでも手に入ったんでしょうか?)。

 話は戻りますが、この「OLYMPUS-PEN EES」のレンズの周りにある自動露出機構の粒々がなんとも、子ども心を擽り、メカメカしくて、原理も分からず嬉しがって使っていました(絞りやシャッタースピードを気にせず、ただ写せばちゃんと撮れる画期的なカメラです)。

 そして、その後、初めて手にした一眼レフカメラが、フィルムカメラ時代の オリンパス ペンF です。

 ペンF は、1963年5月発売の世界初のハーフ判一眼レフカメラ。

 確か標準レンズと望遠レンズのセットだったと思います。このケースとレンズキャップが記憶にあり懐かしい!!。

 ハーフサイズカメラは、35mmフィルムを、いわゆる「ライカ判」(36mm×24mm)の半分のハーフ判で使用するカメラ。

 1コマの感光面が36mm × 24mmの半分の17 - 18mm × 24mmで撮影を行うため、単純計算で1本のフィルムで2倍の枚数が撮影できる。当時高価だったフィルムを有効に使えたのです。

 しかし、フィルムのカラー化に伴う現像・プリント価格の上昇(当時のカラープリントは非常に高価だったため2倍撮れることで逆に割高感を招いた)やフルサイズカメラの小型化・廉価化に伴い衰退していったそうです。

アサヒペンタックスSP
400万台以上を売り上げたというベストセラー機

 

 オリンパスでは、1960年代の後半、各社(キヤノン、アサヒペンタックス、ミノルタ、ニコン等)から本格的な一眼レフが登場するなか、一眼レフが抱えていた、大きく、重く、音・ショックが大きいという3大課題を解決すべく、独創的な35mmシステム一眼レフカメラの開発が進められていました(伝説の開発者 “米谷美久 まいたによしひさ”が設計チーフを務める)。


(Image credit: Olympus)

 「買いに行けばあるものを作るのではなく、無いものを作る」というコンセプトで開発を進めたそうです。

 構造部品を小さく、軽く、しかし強度や耐久性は向上させるために従来常用されてきた真鍮材に代えて、アルミ材や、軽く強度のある鉄材を使うなど、重量軽減を図る。
 また、下面が曲面となったペンタプリズムの採用(集光コンデンサーを省略した代わりにペンタプリズムの下面をレンズにする)。シャッターの幅広リボンをヒモに変更し、シャッターブレーキを組み込んだ小型フォーカルプレーンシャッターを開発。ミラー駆動部には大型ミラーの作動ショックを和らげるエアーダンパーなどが採用された。

 

 こうして昭和47年(1972年)に世界最小最軽量の35mm一眼レフとして OM-1を発売。
 サイズは 136 x 83 x 49 mm 510g(重量は通常の一眼レフの約半分)

 30年の時を超えて、この流れを汲むのが、ミラーレス一眼カメラ OM-Dシリーズとなります(2012年3月に、「OM-D E-M5」を発売)。


OM-D E-M5

 このシリーズは長い名前なので覚えにくいですが

 「OM-D」とは、OLYMPUSのミラーレスカメラのフラッグシップライン「OM-D」(Olympus Mirrorless Digitalの略)を示す。
「E-M10」は、

E-: Olympusのデジタルカメラの基本プレフィックスで、「Electronic」の意味。すべてのデジタルモデルに付く。
M: Micro Four Thirds(マイクロフォーサーズ)システムを指す。
10: エントリーレベル(初心者向け)の位置づけを示す数字。10、5、1と上がっていく。

 

 その中でも、全体の形状やスイッチの形状など、OM-1のノスタルジックな雰囲気を継承しているのが、入門機の OM-D E-M10 シリーズのような感じがします。

OM-D E-M10 Mark II

119.5mm×83.1mm×46.7mm
質量    約399g 

 

 これは、OM-1がOM-Dシリーズのデザインの直接的なインスピレーション源となっており、オリンパスが意図的にクラシックな外観を継承しているため。以下にその形状のコンセプトをあげれば

1. ボディ形状: 両カメラとも、横幅が狭く縦長のコンパクトなボディデザインを採用しており、手に収まりやすいスリムなシルエット。
 E-M10 Mark II はさらに小型化されているが、グリップの控えめな張り出し等、クラシックな「箱型」感を保っている。

2. 軍艦部のレイアウトとアナログ風コントロール: 軍艦部に、露出補正ダイヤルやシャッタースピードダイヤルが配置され、物理的なダイヤル操作が中心。
 E-M10 Mark IIのモードダイヤルと露出補正ダイヤルは、位置と形状が OM-1 に近く、金属製のクリック感が共通している。オリンパスはこれを「OM遺産」として宣伝しており、フィルム時代の直感的な操作性をデジタルで蘇らせているとしている。

3. ビューファインダーの配置: ビューファインダー(EVF/光学ファインダー)が中央寄りに位置し、シンプルで無駄のないデザインが、両者にプロフェッショナルな印象を与えている。
 この配置は、OM-1の「ミニマルデザイン」を E-M10 でオマージュしたもの。

4. 素材と質感: 金属ボディを基調としたマットまたはセミグロスな仕上げで、クラシックな高級感を共有。プラスチック多用を避け、耐久性と手触りの良さを重視した。
 OM-1はクロームメッキの金属ボディで、当時のプロカメラマンに愛された。E-M10 Mark II もマグネシウム合金ボディにメタル調の塗装を施している。このフィニッシュは、埃や傷に強い点でも共通し、デザインの耐久性を象徴。オリンパスのデザイナーは、E-M10の開発時にOM-1のプロトタイプを参考にしたと公言している。

 

 このようなコンセプトをもとに E-M10 Mark II が設計されているので、その伝統を感じられるものを手にしたいと考え、あえて最新型ではなく Mark II を選ぶことにしました(Mark I より劇的に性能は向上しているが、値段的にはこなれているのも、もちろん決め手となっている)。

 ということで、長々と蘊蓄を語ってきましたが、そうすると、どうしても、本物の OM-1 を手にしてみたい衝動が沸々と湧いてきてしましました。

 そこで、次の話に繋がっていきますが、それはまた後日に。

 

 

 

 






 水戸一泊旅行の2日目です。

  恒例の朝の散歩。千破湖がホテルのすぐ近くなので湖畔を歩きます。

 朝もやがかかって、少しは過ごしやすい。都会の真ん中なのですが、カモやサギが自由に暮らしていて、自然を楽しみながら散歩やジョギングをする人がたくさんいます。

 千波湖は、5000年から3000年前に古那珂川の堆積物により古桜川が堰き止められて出来た沼地(堰止湖)。

 1周3㎞と、45分もあれば一周できるのですが、偕楽園の入り口まで歩いたところでタイムアップ。

 ホテルに戻って汗を流し、朝食です。

 品数が豊富(ご飯も茨城県産 ただ、いつもの通り炊き方が硬い)でよかったです(全体的に味が濃かったけど)。

 いつも言うようですけど、朝食がついてこれで1泊 5,480円 で採算がよく取れるものだと感心します(昨晩は薬湯風呂まで浴びさせてもらいました)。

 リバーサイドと名前がつくだけあった、ロケーションもいいです。

 それでは、今日の目的地へ。10数年ぶりに香取神宮へ行くつもりだったのですが、これも奇遇か10数年ぶりの本殿改修(令和8年式年大祭の奉祝事業としての改修。 令和7年12月の完了)を行っているとのことで、予定を変更。

 いままで寄ったことのない鉾田市、涸沼のほとりの涸沼水鳥・湿地センター「鈴の音テラス」へ。

 屋上はラムサール条約の登録湿地でもある涸沼のビュースポットになっている。

 ところが、なんと月曜日休館。博物館じゃあるまいし、こんなとこ年中無休にすればいいのに。せめて屋上だけでも外階段で上がれるようにしてほしかった。

 と思ったら、なんと、環境省が管理している建物。さすが国の役人のやることはサービス精神がゼロだなと、納得。

 高いところから眺めたかった涸沼。

「涸沼」(ひぬま)は、淡水と海水が混じり合う全国的にも珍しい汽水湖。約6,000年前の海水面の上昇(縄文海進)によって形成された入江が、那珂川の土砂によって閉鎖されて誕生した海跡湖(かいせきこ)。

 致し方ないので、隣接する「みのわ水鳥公園」のビオトープ・湿地ゾーンを散策。約300mあるという木道を歩くと、湿地帯ならではの風景・自然を感じられました。

 次は、これまた恒例の農産物直売所へ。旭村にある「JA茨城 旭村 特産物直売所 サングリーン旭」。メロンの塔が特徴的。

 メロンは朝早く(9時)から争奪戦があるらしく、跡形もありませんでした。

 ここのカフェの名物が「ハーフメロン アイスクリーム」1,000円。

これも売り切れていました。

 まあ、最初から食べるつもりはなかったので、メロンソフトクリームをいただきました。暑かったし濃厚なメロンの味がしておいしかったです(あと、すごい量でしたが、400円とお値打ち価格)。

 さて、お昼はやはり港町で、ということで銚子に向かいます。

これも定番の 銚子電気鉄道線「観音駅」の近く「魚料理 常陸」。

 う~ん。やっぱりお刺身の厚さが薄くなったような。

魚河岸定食(1,760円 税込み)

刺身定食(1,430円 税込み)

 去年の8月に寄ったときの写真と見比べましたが、それほどの違いはないようで、どこもやりくりが厳しいとの先入観がなせる業による錯覚かもしれません(昨日の夕飯が酷すぎた)。

 

  さて、本日最後の目的地。犬吠埼の満願寺。

 ご本尊十一面観世音菩薩は、願いをかなえる観音さまとして、全国から参拝に来るそうです。
 境内には本尊を奉る本堂をはじめ、188ヵ所(四国・西国・坂東・秩父)を巡ったと同じご利益がある(のかな?)満願堂、大師堂、ウスサマ堂、薬師堂等様々なお堂が並んでいます。

 特に金色の大塔上層より望む太平洋は美しいです。

真正面に犬吠埼灯台が見えるのも何か因縁が感じられます。

 毎月18日は本尊十一面観音縁日が行われ、願い事を一つ書いて納める(奉納料1,000円)と、大護摩供(だいごまく)が行われるときに一緒に祈祷してもらえるというので「家内安全」を書いて納め、代わりにおみやげの福袋をもらってきました(中身はおたのしみ)。

 これで、今日の予定は終了。途中でトイレ休憩に寄った「道の駅 季楽里あさひ」で、またまた野菜を仕入れて無事にに帰宅しました。