みいちゃんといっしょ -19ページ目

みいちゃんといっしょ

みいちゃん と みいちゃんのパパの日記

 梅雨に入る前にと、最近、あまりこの方面には出かけていなかった、群馬県へ一泊旅行に出かけました。

 天気予報では曇りとのことでしたが、小雨模様です。

 まずはお昼休憩を兼ねて、高崎市内を一望できる、観音山みはらし台公園へ。

なかなか休めるところが見つけられず、見晴らしはできない東屋でお昼を食べました。とにかく外食はろくなものがないので、お弁当に限ります。

さて、このままここを去るのも何なので、 高崎白衣大観音へ行ってみます。なんと、2019年9月にここへ来ているのに、すっかり忘れてしまっていました。これ、やばいな.....。つぎの目的地、榛名神社へ向かいます。

古来より鎮火、開運、五穀豊穣、商売繁盛のご利益があるといわれており、 雨乞いの神社として、また、修験者の霊場として古くから榛名山信仰の参拝者を集めてきました。

 その所為か、雨足が強くなってきました。

りっぱな山門をくぐり

川に沿って延々と山を登っていきます。

途中巨岩したをくぐるトンネルなどがあり、パワースポットの雰囲気満点です。

15分ほど登ると、やっと本殿に続く階段が見えてきました。

残念ながら本殿は改修中で全体像は拝めませんでしたが、後方の御姿岩の洞窟の中に祀られている御祭神の雰囲気はうかがえました。

神聖な空気が漂うパワースポットとして多くの人たちが参拝に訪れているのもうなずける神社でした。

 途中榛名湖に寄りながら次の目的地伊香保温泉に向かいます。榛名湖は霧で何にも見えませんでしたが、リゾート地としての雰囲気は素晴らしいところで、是非気候のいい季節にもう一度来てみたいと思いました。

 30分ほどで伊香保温泉に到着。徳冨蘆花記念文学館の駐車場に停めました(大した距離の違いはないのに200円ほど安くて広いメリットがあります)。

 ここには観光地として有名な365段の石段街があるので、そこを登っていきます。伊香保温泉のシンボルで、約440年前に日本で初めて温泉都市計画に基づいて整備された温泉街と云われているそうです。

目安の段数が表示されています。

階段の中央には、黄金の湯が流れ下っており、途中には足湯もあります。

若い人もいましたが、健脚の年寄りが目立ちました。ワクチン禍を逃れた人たちでしょうか?

振り返ると遠く山並みが見えていいロケーションです。

石段を上りつめたところに伊香保神社があります。

境内からは温泉街や渓谷が望め、ここに宿泊に来たら楽しいだろうと思わせるさすがの温泉地でした。

 今日の予定は終了で、前橋のホテルに向かいます。宿泊は、1-2-3前橋マーキュリー。

今どきめずらしい和室ですが、サービスが行き届いていて快適でした。

夕食は定番のホテルの外で。ちょうどとなりに「真心庵 そばひろ」というお店がありました。

元首相の福田家御用達、創業40年以上になる地元の老舗だそうで、福田赳夫氏の揮毫がかけてありました。

麦とろセット(1,650円)

飛び魚のさつま揚げ(480円)

板わさ(500円)

揚げた蕎麦ののったサラダ(650円)

とリーズナブルで、美味しかったです。

おまけに、ホテルで無料で用意されてた、軽食のサラダとラザニアまで食べて就寝した一日でした。

カレーとか麻婆豆腐とかコロッケとかもありましたが、さすがにこれは無理でした。

 

明日に続く

 

 

 






 

 今月は誕生月。この歳になると「嬉しくもあり、嬉しくもなし」

 まあ、政府に騙されず、mRNAワクチンも打たなかったので、毎日元気にいられることが何よりの幸せですね。

 

 ところで、先月既に自分へのプレゼントをゲットしてしまったので、今日はもうプレゼント無し、ということになるのですが、それではあまりに寂しいので、また、古い機材を買ってきてしまいました。

 

 Roland PCR-M1 

MIDIキーボードです。

 発売 2004/10/16 当時の価格  ¥24,900(税込)と強気の価格設定商品だったようです。



 

 MIDIキーボード・コントローラーPCR-1の機能(軽量・コンパクトでモバイル環境に合わせたうえ、USBオーディオ・インターフェース機能付き)を受け継ぎながら、MIDI機能に特化し、スタンド・アロンのMIDIシステムにも対応した製品とのうたい文句。
 超コンパクト設計ではあるが、MIDI入出力に特化したモデルとして、MIDI IN、MIDI OUTの端子を搭載して、直接外部MIDI機器と接続できるため、パソコン不要でコンパクトなMIDIシステムの構築が可能というのが売り。

 

 MIDIキーボードは、もう腐るほど持っているのですが、「S.L.I.M(Short-stroke Low-profile Impact Mechanism)」キーボードの弾き心地が独特で面白かったので、つい気の迷いでゲットしてしまいました。

 新開発S.L.I.Mキーボードはそのストロークを従来の半分以下にすることで薄型フォルムを実現しつつも従来と変わりないタッチでの演奏を実現したものだそうです。

 

 

 さて、問題は製品が古すぎて、対応ドライバが Windows8.1 までしか対応していないことです。Rolandは、他のメーカーよりもサポートを切りあげるのが早いんですよね。これ何とか方針を転換してくれないですかね。

 これについては、tan.j さんのブログに解決方法がのっていたので、さっそく実行して事なきを得ました(最初からこれを読んでいたので心配なく購入したということもあります)。

    ただ、これは FPT 技術(=Fast Processing Technology of MIDI Transmission MIDI 情報の転送量に応じて、USB バンド幅を有効に活用し、常に最適な MIDI 情報処理を行い)を使用して、高速な MIDI 転送を可能にしようとするときや、PCREditor 更に ASIO ドライバ(M1 にはもともとオーディオ出入力はついていないので必要ない)を利用するときに必要なドライバのようで、 Generic ドライバ (OS が提供する標準 MIDI ドライバ)を使用するつもりであれば、その設定にあらかじめしておけば(EDIT⇒SYSTEM⇒鍵盤6:USB MIDI DRIVER MODE ⇒ENTER⇒GEn:Generic ドライバ⇒ENTER)、USBポートから電源供給(PCに認識されないと電源供給もされない)もMIDI信号も送受信できます。

  問題は、M1 に各種機能をアサインする PCR Editor  が、これまた Windows8.1 までしか対応しておらず Windows10 にはインストールできないことです。
 しかしこれも、互換性のトラブルシューティングのテストを経て(setup EXE を右クリックすればメニューが出る)解決しておけばインストールできるようになります。

 ただし、PCR Editor を起動すると、PCR -30のインターフェースが表示され、PCR-M1 には装備されていないフェーダーが表示されていて戸惑うことになります。

 

 

 

 ということで、古い機材をなんとか使いこなせる状態までもっていくことができました。これもインターネットという情報の泉のおかげですね。

 河野太郎とか石破首相(あと腰巾着の平将明)とか、どう見ても情報弱者としか思えないような老害は、なんでもデジタルにすればうまくいくようなことをすぐ言いますが、使いこなせて初めて有用なツールとなる訳で、もともとリテラシーの無い人を相手に、いくらそんなことを説いたり用意してあげても状況は一向に改善しないということが分かっていないんですよね。まあ、利権がらみなんでしょうけど。

 

 ささやかだけれど、しばらく遊べるガジェットを廉価で入手できた誕生日でした。

 

 

 






 野川を歩くと、河床改良工事が一段落したようです。これから更に上流に向かって工事が進むのでしょうか。

 図鑑 カルミア(アメリカシャクナゲ)

ナガサシシャクナゲともいう。
 多数の花が集まって咲き、花の一つ一つが花笠のような花をつける。日本には明治末期に輸入された。

図鑑 ウツギ(空木・卯木)

アジサイ科ウツギ属の落葉低木。別名はウノハナ。

旧野川の遊歩道にいる三毛猫も元気でした。

なんども名前を忘れてしまう花

図鑑 オオムラサキツユクサ

これは見たことが無い

図鑑 ムシトリナデシコ(虫取り撫子) 

ナデシコ科の越年草。ハエトリナデシコ、コマチソウ、ムシトリバナの別名がある。
原産地はヨーロッパで、現在は世界の温暖な地域に広く分布する。

厳島神社のクロも元気でいてくれました。

 

 

 






 東京に戻ってきて、さて散歩をしようと支度をはじめたところ、カメラを田舎の家に置いてきてしまったことに気が付きました。

 MOVIE 用の Gopro は忘れていなかったのですが、Goproでは、写真を撮るのが面倒くさい。HERO7 Black では、動画撮影中にシャッターボタンを押すと、動画撮影が中止してしまうんですよね(使いかたが違うのかも?)

 さて、東京の家にカメラはあったのかと考えを巡らせると、中華アクションカメラがあったのを思い出しました。

     7年間もお蔵入りになっていたんですね。

 なんといってもおもちゃみたいなカメラですから、どの程度代替が効くのかは未知数です。

 試しに写してみたら、12Mで撮ってこんな感じ。

 光学式望遠は利かないけど、スナップショットには何とか使えそうです。

 5,000円のカメラにしちゃ優秀かも。

 

 

 

 

 






 今日はまた朝から小雨模様。もう梅雨の走りなんですかね?五月晴れの日なんて数日しかないようです。

 

 ところで、先日ピックアップを換装した Fender TRADITIONAL II 50S TELECASTER。

 

 

 

 

 よく見ると、ネック側のピックアップがネック側に傾いていました。

    もとのピックアップはこんなことなかったと思うので、もとのネジ穴が曲がっているわけではないようです。

 そこで、Mounting Rubber (スプリング代わりのチューブ)の切り口が曲がっているのかと、平らに切り縮めてみたり、もとのスプリングに換えてみたりしたのですが結局直りません。

 おそらくボビン底面のバルカンファイバーと金属カバーとの取付が曲がっているのではないかと推測しました。

 これは、直しようがないので、ネック側にクラフト紙のシムをはさんで矯正し、なんとか水平を保つようにしました。

 気にしなくてもいいのかもしれませんが、電気的には影響は少なからずあると思うので、直せてよかったです。

 ところで、エクストラキャビティ にBridge ピックアップ方向に向かって穴が開いているのを発見したのですが、これ何でしょう?
どこにつながっているのか確かめなかったのでよくわかりませんでした。

 あっ!! いま写真を見てて気が付きました。これネック側ピックアップからエクストラキャビティに配線を送る穴をあけるときに、ドリルのビットが進みすぎて開けた穴ですね。ネックポケット側からドリルを入れて開けているところが目に浮かびました。

 あと、ピックアップを換装して、Black Star のチューブアンプで弾いてみても、いまいち音の変化が感じられなかったのですが、VOX MV-50 CL(Nutube アンプ)をヘッドアンプにして、Fender コンボアンプ を鳴らしてみたら、最高の音がしましたね。
 やっぱりアンプとの相性が大事なのでしょう。

 

 

 

 

 

 






 散歩の途中に出会う、犬を連れたおじさん(年下だとは思うけれど)が行って面白かったと教えてくれた、「市原みつばち牧場」にいってみました。

 

 市原市で放棄された農地や山林を整備し、養蜂のための蜜源植物の栽培を軸に里山再生に取り組んでいるそうです。
 森の中で焚き火やキャンプ、ヤギの餌やり、養蜂体験など、自然体験ができる施設。

 

 

 デイキャンプエリアに登ると山羊がいました。

 

 人になれていて、寄ってきますが、頭を撫でようとすると、嫌がるという、犬や猫にはない不思議な態度が面白かった。

 

 ピーターラビットに出てくるようなウサギも人に慣れていました。子どもを連れてくるには楽しい施設です。

 

 子どもではないけど、ブランコや置いてあるトラクターに乗ってみました(いいのかどうか分かりませんでしたが、特に注意されませんでしたのできっといいのでしょう)。

 

 ジョンディアというアメリカの会社が製造しているトラクター。 鹿のロゴに緑色の車体がいかにもアメリカぽくって、このメーカーの大型トラクター(一千万以上します)は国産よりも使いやすく馬力があると評判が良いそうです。

 

 入園料は無料ですが、みなさん絶対に食べるであろう「はちみつソフトクリーム」を入園料代わりに食べようと思います。

 

 いすみ市の高秀牧場のソフトクリームに天然はちみつをかけた「はちみつソフトクリーム」500円

 

見ている前でトロ~っとはちみつをかけてくれます。

 

 はちの巣枠を遠心分離機にかけて、はちみつを分離する作業場の前で、美味しくいただきました。

 

 この時期は ひなげしが咲いていましたが、菜の花やひまわりの季節に訪れたら更に楽しいのじゃないかという、自然あふれたいい施設でした。

 

 

 






先日は「Fender  TRADITIONAL II 50S TELECASTER (MIJ)」のピックアップを  American Vintage II 1951 Telecaster に乗っている「Fender  Pure Vintage '51 Telecaster Pickup」に換装したという話をしたのですが、肝心の新しいピックアップのインプレッションがまだでしたので、もとついていたピックアップとの比較をいろいろな角度からしてみたいと思います。

 

 そもそもFender Made in Japan TRADITIONAL II 50S TELECASTER(以下 MIJ Tele と約します)の改造をはじめたのは、このギターが1950年代当時の仕様、形状、ロゴデザインやカラーリングなどのデザインデータを採用しているとしながら、本家USA  Fender の Vintage ラインナップに比べ中途半端な部分が多く不満がありました。 

 そこで、Telecaster としての様式が整った、1952年仕様に外見だけでも近づけようとしたのがきっかけです(ターゲットを52年にしたのは51年仕様だと、ネックジョイントやブリッジプレートのスクリューまでマイナスになっているので、これはやりすぎだし、メンテナス上も問題と思ったからの妥協案です)。

 それ以来、ストリングガイド、ピックガードやコントロールスイッチのスクリューをマイナスのものに代えたりと一応の完成はみていたのですが、どうせなら音もオリジナルに近づけようということになりました。


 

 ところが、リプレース用ピックアップを探してみると、52年仕様と銘打っているものは、 2008年発売の古いもので、すでに生産中止になっています。

 このピックアップは、 アメリカン・オリジナル・シリーズに乗っていたもので、特定の年ではなく、大まかな各「年代」のサウンドを再現するというコンセプトを採用し、現代のプレイヤーが即戦力として使えるシリーズとしたものだったようです。(DC Resistance Neck: 7.7K, Bridge:7.2K  Inductance
Neck: 2.45 Henries, Bridge: 2.45 Henries)

 

 

 

 

 また、イーロン・マスク(X)の Grok に聞いても、

 「1951年と1952年のTelecasterピックアップの差異は、主に生産の安定性と微細な仕様変更に起因します。1951年製は個体差が大きく、より「荒々しい」キャラクターを持つ一方、1952年製はトーンの一貫性とバランスが向上しています。どちらもTelecaster らしいブライトでクリアなサウンドを提供しますが、1951年の方がややヴィンテージ感が強いと言えるでしょう。」と回答してくれています。
 

 ということで、現在販売されている 51年用のピックアップではありますが、52年のレプリカを目指すものにとっても、十分当時を偲ばせる音がするものと考え、「Fender  Pure Vintage '51 Telecaster Pickup」を乗せることにしました(現在のUSA Fender のどの機種に乗っているかもはっきりしているし、価格も安いしね)。

 

 

 

まず、形状を比較します。

Pure Vintage '51 に特徴的な点として()内は既存の MIJ TELE のピックアップ

・Bridge ピックアップのポールピースがフラット(⇔スタガード)

・ボビンがバルカンファイバー製でワインディングマシン用の穴が開いている(⇔プラスチックで穴無し)

・配線がクロス(布)ワイヤー(⇔ビニール線)

・Bridge ピックアップのボビンに巻かれているタコ糸が黒い(50年代前半はタコ糸を巻いた後黒鉛を多く含むワックスでポッティングが施されているため真っ黒にタコ糸が染まっているのだそうですが、Pure Vintage '51 が、このために黒いのか黒いタコ糸を使ったかは不明)

・製品仕様のDC抵抗:DC Resistance Neck: 7.8K, Bridge:7.15K (⇔Neck: 5.30K, Bridge:5.95K )Inductance
Neck: 2.39 Henries, Bridge: 3.9 Henries ブリッジのインダクタンスが高く設定してあり、以前のアメリカン・オリジナル・ピックアップより高域を抑え、低域を強調している。
また、出力が高い代わりに、マイルドな音色を目指している設計といえる。

 この時期のピックアップは基本的には Broadcaster 期を踏襲しているが、リアピックアップはワイヤーが AWG#42へ太くなり、マグネットがアルニコ5から3へ変更になり、抵抗値は7kΩ前半まで落ち、これがよりクリアで歯切れの良いサウンドになったといわれています。もとの MIJ TELE のピックアップが設計上、現代の音楽に合わせ、当時のものより高音成分を強調したのかもしれません。当時のサウンドは太くウォーム。そして、アコースティックなニュアンスをたっぷり含んでいる点も特徴のようで、少し非力に聞こえるいわゆる『ブラックガードの枯れたサウンド』はこの頃のサウンドをイメージした言葉のようです。

・ポールピースの磁性体がアルニコ3(⇔アルニコ5)
 

実際の音質を比較してみました。

 

     すぐに気が付くのが、もともと MIJ TELE についているピックアップは性能が良くて、Pure Vintage '51 に負けない音がするということですね。

あらかじめ Grok に尋ねたときも

「標準ピックアップも悪くないため、劇的な変化を期待する場合は他の高出力ピックアップも検討する価値あり」とアドバイスしてくれていましたものね。

 

・Bridge :どちらも歯切れの良いサウンドですが、Pure Vintage '51 の方が中域が膨らんでいるのが分かります。出力にはそれほどの差は感じられません。アルニコ3といってもコイルの巻き数など他の要素が影響するのでしょう。

・Bridge+Neck :どちらも似たような音ですが、若干Pure Vintage '51 の方が鈴なり感があります。

・Neck :明らかに差がありますね。MIJ TELE の方はこもった音がするのに対し、Pure Vintage '51 の方は、ソフトではあるけれども、クリアでさわやかな音がします。

 

 以上の違いが、いいアンプにつなぐと、こんないい音がする基を作っているのでしょうか?

 

 

 この不景気な時代に、けっこうな出費と労力をかけて、全然もとのピックアップと変わらなかったのではショックを受けること必至なので、見た目のヴィンテージ感のアップと、ヴィンテージならでのウォームな枯れたサウンドを手に入れられ、更に、価格にして3倍くらい値が張るUSA製ギターとほとんど変わらないクオリティを手に入れられた価値はあったと思いました(あと異なるのは アッシュボディ⇔バスウッド、 ニトロセルロースラッカー仕上げ⇔ポリウレタン塗装 、キャパシターが WAX PAPER CAPACITOR⇔ポリエステル(マイラー)コンデンサーぐらいとなりました)。

 

 

 

 

 

 

 

 






 きょうは、曇りがちで、肌寒い朝となりました。 5月ってこんな陽気でしたっけ?

 

草原の一面にいろいろな花が咲いています。

 

図鑑  アオオニタビラコ
花が開くと黄色い花になる。

 

紅葉の花 何か紅葉時の赤を匂わせる色です。

 

図鑑 待宵草(マツヨイグサ)と オオバコ

 

 池に出てみるとスイレンが少しですが咲き始めました。

 

 白やピンクの花を豪華に咲かせて見せてくれるのはもうすぐ。そうするともう初夏ということです。

 

 今日はちょっと足を伸ばして、公園の竹林の中を散歩しました。イノシシ出没注意だそうです。

 

飼い猫発見。 遠くから見たらタヌキかと思いました。

 


図鑑 ホメリア
球根性の多年草。 茎は枝分かれし、 葉は線形。 枝先に花がつき、1つの花は1日でしぼむ。

 

イチゴの季節もあと少し。今のうちにたっぷりと味わっておきたいものです。

 

 

 






 今日は雲が点々と浮かぶ天気。晴天とは言わないのでしょうが、こういう天気も気分がいいですよね。

 

 道の法面にぽつんと咲いていた可憐な花。

図鑑 ヒルサキツキミソウ(昼咲き月見草)

「月見草」は、アカバナ科マツヨイグサ属の植物全体を指す呼び名で、マツヨイグサ、オオマツヨイグサ、コマツヨイグサ、アレチマツヨイグサ、ヒルザキツキミソウなど、さまざまな種類がある。

 

 歩道の草花にも様々な勢力範囲があって、ここはムラサキツメクサを押しのけて、シロツメクサが見事に咲いていました。
 ツメクサの原産はユーラシア大陸で、明治時代に牧草として日本に導入され、その後野生化したそうです。

 

見慣れない草

図鑑 ヘラオオバコ (箆大葉子)
オオバコ科オオバコ属の植物。ヨーロッパ原産の雑草で帰化植物。和名は、オオバコのなかまで、葉がへらのような形なことに由来。

 

家に帰ると、庭がアヤメ園みたいになっていました。

 

様々な花が咲く、いい季節です。

 

 カラスノエンドウも若芽やさやをおひたしにするとおいしいそうで、むやみに雑草としてむしっちゃいけませんね。ただ、毒があるので、加熱して無毒化してから食べる必要があるそうです。

 

 

 






 さて、自分への誕生日プレゼントで購入した  Fender  Pure Vintage '51 Telecaster Pickupが届いたので、Fender  TRADITIONAL II 50S TELECASTER のピックアップと換装していきます。

 

 

 

 

 

 

 まずは検品です。断線していたらアウトですからね。

製品仕様のDC抵抗:Neck: 7.8K, Bridge:7.15K 

となっていますが、

計測した結果

Neck: 8.0K, Bridge:7.16K  でした。合格です。

 

もともとついているピックアップが

Neck: 5.30K, Bridge:5.95K ですから、だいぶ出力が高い代わりに、マイルドな音色になっているということでしょうか。

 

 まず、コントロールプレートを外して、配線具合を写真に撮って記録します。その後両ピックアップのワイヤーをハンダごてをあてて取り外します。

 

 もっとも、Fender のピックアップセットについてきた標準配線図で配線方法は後から確認できるようになっています。

 

更にピックガードを外し、ネジやブリッジの位置などを書き留めておきます。

 

 既存のネック側ピックアップを外します。木ネジで直接ボディに留めてありました。
 あとで反省したんですが、既存の木ネジと新しいピックアップ付属のネジの長さを確認しておくべきでした。そんなことは無いかとは思いますが、新規の木ネジの長さが長くて、ボディを貫いたら涙ものですものね。

 既存のピックアップは「PTP1071 A56T-PU42-730 TTC F 」という部品番号でした。ボビンのベースはプラスチック製で、残念ながらワイヤーはどんなものか金属カバーに隠れて外から見えませんでした。

 

Pure Vintage '51 を見てみます。「AV 51」と手書きされています。

 この Pure Vintage '51 Telecaster Pickup と銘打ったピックアップは、2022年10月に発売された American Vintage II 1951 Telecaster に搭載されているピックアップそのものなんですよね。だから「AV 51」ということなんでしょう。

 

 

 

 

 

 ボビンはバルカンファイバー製。あずき色のエナメルコーティングワイヤー(倍音が出やすいとされる)が見えます。ハウリングやマイクロフォニック抑制対策のワックスポッティング済みだそうです。

 

 最終的にピックガードに隠れて見えない部分ですが、マウントネジにもマイナスの木ネジが付属されているというヴィンテージ仕様に対する Fender の拘りようです。
 既存の木ネジ穴に正確にねじ込めているか、結構苦労しながら取り付けました(最初失敗して別の穴をほじってしまいました)。特に固定用スプリングに代えて付属のゴムチューブ(ネック用の長いのが2つ、ブリッジ用が3つ付属)にするとネジの先端が見えないので非常に困難になります(先に両面テープか何かでチューブをネジ穴に固定しておいてやればよかった)。ヴィンテージ仕様に拘らないなら既存のスプリングを使用した方が安全かと思います。

 エクストラキャビティーに配線を通していくときは、クロスワイヤーに弾力性がないので、穴の出た先から引っ張らないで、押していくように通していかないとピックアップとのハンダ接続部分が断線しそうで怖いです。

 

 次はブリッジピックアップ。

既存のものは、金属のベースプレート(evelation plate というそうです)がボビンにネジ止めされています。

「PTP1072 A56T-PU42-830 TTC R」という部品番号です。

 

 ポールピースはスタガード(階段状)。
 もともとプラスチックでちょっぴり梨地だが光沢があって、いかにもプラスチック然としていたボビン表面に、黒のアクリルガッシュで着色したクラフト紙を張り付けて、さもバルカンファイバー製のように加工したので、見た目は高級品と区別がつかない力作でしたね。この力作フェイクともお別れです。

 

 

Pure Vintage '51 のブリッジピックアップを見てみます。

evelation plate は、冷間圧延鋼から打ち抜かれた鉄製で鈍い色をしています。

 前モデルの American Vintage Telecaster  のBridge ピックアップのエレベーションプレートには、銅メッキが施されていました。

 これはプレートの錆びを防ぐとともに、アース線のハンダ付けが容易になるためだそうですが、初期のブロードキャスター、エスクァイア、テレキャスターにはメッキされていないエレベータープレートが採用されていたので、これもオリジナルにこだわった仕様のようです。

 

 また、初期モデルの鉄製のエレベータープレートはピックアップにワックスで固定されておらず、大音量で演奏するとピックアップからマイクロフォニックノイズが発生していたそうですが、今回のピックアップは、Formvarコーティングワイヤー(全体のブライトネスを向上させる)にワックスポッティング済みとのことです。逆にネジ止めされていないので、経年劣化でプレートがはがれ、マイクロフォニックが発生する可能性はありますね。

 

 

 1955年までのTL用ブリッジピックアップはポールピースの高さがすべて均一な、「フラッシュマウントポールピース」であったそうです。このオリジナルに従って、今回のピックアップもあえて「各弦の出力バランスを均一化するフラッシュマウントポールピース」になっています。
 これは元々スティールギター用に開発されたPUであり、全弦を同時に弾くコードストロークという奏法を考慮していなかったためと言われている。
 
 指板の半径は緩やかに凸になっているので、指板の真ん中に位置する3弦と4弦は、端に位置する他の弦よりも、ピックアップからの距離が遠くなることになる。TLの、1Eと6Eの両弦の出力が大きすぎて(逆に3弦と4弦 の出力が少なく、また当時、3弦にまでフラットワウンドと呼ばれる、断面が平面なワイヤーが巻かれている弦だったため、更に出力が弱かったのも相まって)バランスが悪いという指摘に、レオ・フェンダーも応じ、距離を合わせ、音量のバランスをとるために、3弦と4弦のポールピースを上げたのがスタガードポールピース。以降のブリッジPUでは「スタガード」ポールピースが標準になったとのこと。

 

 あとで、何のピックアップを乗せたか分からなくならないようピックガードの裏にラベルを貼っておきました。因みにメキシコ製ではなく、Made in USA でした。

 

 配線のハンダ付を終え、何とか無事にピックアップ換装を終えることができました。

 ゲルストマン症候群の私としては、綿密な事前準備と細心の注意を払って作業をしても、必ずどこかで大失敗をしてしまうのが常なので、毎回本当に神経をすり減らす作業です。

 朝の10時から初めてお昼をはさんで午後の3時までかかってしまいましたが、達成感が半端ないものがあります。 

 

 さて、これでどのくらい満足できる仕上がりなのか、肝心の音の変化が気になるところですが、この点は後日報告したいと思います。