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佐藤竜志 オフシャルブログ

はじめまして
不動産業25年以上の経験から、不動産に関することはもちろん
相続や終活、建築・リフォームのことなど知っていることをお伝えします
日々の出来事や営業職についてなど、楽しみながら発信してゆきます

こんにちは、本気不動産の佐藤です。

今日は急なお知らせになりますが、
本日11月9日 13:00〜14:30 に、リアルセミナーを開催します。


■ セミナーテーマ

「冬を迎える前に!空き家の管理のポイントを徹底解説」

最近、空き家についてのご相談がとても増えています。

  • 実家をそのままにしている

  • 誰も住んでいない家がある

  • 将来的に空き家になる可能性がある

  • 雪国ならではの「冬の凍結・破損」が心配

  • 維持費は? 管理は? 売る? 貸す? そのまま? どうするべき?

こうしたお悩みは、冬を迎える前の準備で差が出ます。

特に北海道の冬は、
水道凍結・屋根からの落雪・換気不足によるカビ・劣化が起こりやすく、
放置すると修理費が数十万円単位になることも珍しくありません。

今回は、その「防げる出費」を事前に避けるための 実務的な管理ポイント を、
私・佐藤が直接、わかりやすくお話しします。


■ 開催情報

項目 内容
開催日 本日 11月9日(土)
時間 13:00〜14:30
会場 TKP札幌カンファレンスセンター 北3条
参加費 無料
定員 20名限定(※席に限りあり)
講師 本気不動産の佐藤(直接お話します)

※ご家族・ご夫婦・お一人でもお気軽にどうぞ。


■ 参加対象はこんな方

  • 実家や空き家をどうするか決められずにいる方

  • 売却・賃貸・管理の違いを整理したい方

  • 「いつか考えよう」と後回しにしている方

  • 冬に向けて今なにをすべきか知りたい方

ひとつでも当てはまれば、ぜひご参加ください。


■ 最後に

空き家の問題は、
「まだ大丈夫」から一気に悪化することが多いです。

しかし、
正しい手順少しの事前準備で、
費用も不安も大きく減らせます。

今日はその「具体的な手順」を、
現場で見てきた経験と実例を交えてお伝えします。


参加希望の方は、
ブログのコメント欄メッセージ にて
「参加希望」とだけ書いていただければ大丈夫です。
こちらから折り返しご案内します。

先着ですので、お早めにどうぞ。

会場でお会いしましょう。
本気不動産の佐藤でした。

中古マンション購入で「後悔したくない」あなたへ。マンションの寿命とは何か?そして“外れマンション”になってしまう物件にはどんな兆候があるのか?見た目の劣化、管理組合・資金状況、住民意識の3つの軸で分かりやすく解説します。札幌・苫小牧・千歳で約1,200件の売買実績を持つ本気不動産・佐藤が、安心して暮らせるマンション選びのコツをお届けします。


こんにちは、本気不動産の佐藤です。

今回は「マンションの寿命と“外れマンション”の見抜き方」について、親しみやすい語り口でお届けします。中古マンション購入を検討中の方、老後住まいを考えている方、ぜひ最後までご覧くださいね。


 

■ 動画はこちら

  • 終の住処は〇〇が狭い方がいい?老後に住みにくいマンションの特徴7選を住宅購入のプロが本気で解説します!

     

     

  • 立地が◯◯なら買いです!築年数が経ったマンションでも速攻買うべき理由を住宅購入のプロが本気で解説します!

     

     

  •  

    【築年数の限界】住めなくなる可能性がある!?終の住処に最適な中古マンションを不動産歴25年のプロが解説!

     

     

リンク先で動画をご覧いただくと、本文で紹介するポイントがより理解しやすくなりますので、ぜひ併せてチェックしてください。


■ 1. 序章:マンションの寿命と“外れ物件”の存在

マンションって「寿命が長いから安心」と思われがちです。たしかに、きちんと管理されれば50年・60年・それ以上住める例もあります。ですが、実際には「見た目は綺麗だけど、管理がズサンで将来が不安」という“外れマンション”も存在します。
この動画でお伝えしたとおり、物理的な劣化・管理運営・住民意識・資金計画など、複数の側面が絡み合って“寿命”が決まるのです。
このブログでも「安心して住めるマンションとは何か」「避けるべきマンション像とは何か」を具体的に整理します。


■ 2. 見た目で分かる重要指標

(i)外観のコンクリート化粧材の劣化・剥離・浮き・クラック

  • 外壁・共用部の化粧材が薄くなってきて剥がれ・浮きがある状態には要注意です。

  • ひび割れ(クラック)は必ずしも即リスクではありませんが、幅0.4mm以上であれば補修が必要とされる基準があります。凍結膨張が起きやすい北海道ならではの“爆裂”・“剥落”リスクが高くなります。

  • 直線的なクラックであれば許容されるケースもありますが、ギザギザ状の入り方・剥離・落下の明らかな兆候は「黄色信号・赤信号」です。
    内覧時には「外壁の浮き・剥落していないか」「クラックの入り方・幅」をしっかりチェックしましょう。

(ii)外壁ネット貼付・ブルーシート掲出

  • 外壁一面にネットが貼られていたり、ブルーシートで覆われていたりするマンション。これは“鳩対策”だけでなく、剥落防止や部材落下リスクを懸念しての応急処置というケースが多いです。

  • ネットやシートが貼られているということは、既に外壁部材の劣化が進んでおり、修繕や改修が遅れている可能性が高い。

  • 住む側からすれば、「将来的に大規模改修が必要」「費用負担増が見込まれる」というサインとも言えます。
    このようなマンションでは、管理状況・直近の大規模修繕計画・修繕積立金の状況を必ず確認しましょう。

(iii)外壁タイルの浮き・剥落・高層階の確認困難性

  • タイル張りの外壁では、加湿・凍結・経年変化で浮きが起きやすく、剥落の原因になります。

  • 特に高層マンションでは足場をかけて確認しないと、「本当に大丈夫か?」が視認できないことが多いです。

  • 落下事故が起きた場合には、所有者(分譲なら管理組合)が責任を負うため、単なる資産価値維持ではなく“安全性の担保”という側面も重要です。
    つまり、外観で「タイル剥落の兆候が明らか・放置されている」物件は、管理運営が追い付いていない可能性が高く、「避けたほうが安心」なケースです。


■ 3. 管理・資金・空室の課題:マンション寿命のもう一つの側面

空室増加と買い手心理

  • 相続や活用不全によって空室が増えているマンションは、印象面・実務面ともにマイナスになりがちです。例:ベランダに鳩ネットが増える、共用廊下が暗くなるなど。

  • 不動産取引時には説明義務がありますが、販売資料だけでは“空室の将来動向”までは把握できないことが多いため、現地確認・管理組合へのヒアリングが不可欠です。

  • 空室が増え、修繕積立金・管理費が回らなくなると、住民全体の資金耐性・買い手心理が劣化します。

住民の年齢構成と“資金耐性”低下

  • 築年数が40年を超えると、住民の多くが年金生活に入り、管理費・修繕積立金の値上げに対する耐性が弱まります。

  • 建築費・工事費の高騰も背景にあり、たとえば月6,000円、年間7.2万円の負担増という例もあります。

  • 大規模修繕で積立金が不足し、「一時金徴収」が発生するケースもあり、年金生活者にとっては突発的負担が大きな不安材料です。

一時金徴収と管理組合の借入連鎖

  • 修繕積立金が足りないと「一時金徴収→金融機関から追加借入→返済のため積立金値上げ」という“雪だるま式”の負担増が起きることがあります。

  • 例えば、積立金残高5,000万円+一時金5,000万円でも工事費2億円に対し1億円不足、自己資金5,000万円を条件に1億円借入、という構造も現実です。

  • 住民にとっては「管理費・修繕積立金アップ+一時金+借入返済」の三重負担が発生し、資産価値・居住の安心性ともに影響が出てきます。

情報開示の限界と購入時の把握タイミング

  • マンションの借入情報(管理組合負債・一時金徴収予定など)は、販売資料に掲載されないケースが多く、「購入意思決定後の終盤で初めて知らされた」という事例も少なくありません。

  • ですので、購入前に可能な範囲で「修繕計画」「借入状況」「過去の理事会議事録」などを確認しておくことが賢明です。

  • 実例として、高齢住民が一時金支払いを困難と訴えたにも関わらず、管理会社主導で借入・徴収が進んだ例も紹介されています。


■ 4. 住民意識・管理会社対応:外れマンションを生む構造的要因

住民の管理意識低下が招く「値上げラッシュ・借入依存」

  • 管理費・修繕積立金の段階的値上げ、一時金徴収、組合の借入という流れに至っているマンションは、住民の管理意識が十分でない可能性があります。

  • 住民が富裕層ばかりであれば一時金で賄えて借入を回避できることもありますが、実際に借入に至っているケースは“資金耐性の不足”“意思決定の弱さ”の表れです。

  • こういったマンションは、ただ返済を継続するだけの構図に陥り、資産価値も居住の健全性も損ねる恐れがあるため、選ばない方が安心です。

管理費の水準と見直し不足

  • 比較対象物件と比べて管理費が1.5倍以上なのに、値上げ前の「管理員勤務日・時間削減」「委託範囲見直し」「工事適正性の検証」などコスト圧縮努力がなされていない点が問題です。

  • 工事時期の柔軟化・内容最適化など、マンション固有の特性に応じた対応が必要なのに、型通りの修繕運用だけでは改善が難しいのです。

  • “住民主体でコストと必要性を吟味する仕組み”が欠けているマンションは、長期的に不安を抱えやすいといえます。

管理会社の提案責任とマンション固有計画の再構築

  • 管理会社には、積立不足・工事費高騰という状況に直面したとき、「工事方法の変更」「時期の延期」「内容の精査」などを提案し、マンション固有の修繕計画に立ち返る責務があります。

  • 住民の高齢化により意思決定力が低下していても、「考えないことでお金がなくなる」という状況を回避するため、管理会社と住民(管理組合)が協働し再計画することが求められます。

  • このような協働体制が機能していないマンションこそ、「見た目は綺麗」「築浅でも安心」と誤認されがちですが、将来リスクを抱えている可能性があります。

住民意識の再定義:コストではなく投資として捉える

  • 管理費・修繕積立金を「毎月のマイナス」ではなく、「みんなで直すための前向きな投資」と捉える意識の転換が必要です。

  • 十分な積立を行っている住民主体のマンションでは「突発的な修繕・工事」にも備えられ、先送りせずに計画的な補修が回っていることが多いです。

  • 住民意識の高さは、マンション寿命の延伸・資産価値維持に直結します。つまり、見た目の劣化よりも“内的運営の質”こそが寿命を左右する大きな要因なのです。


■ 5. 事例と結論:蓄年数ではなく運営で判断

賃貸と分譲の違い

  • 例えば札幌で、庇が落下した賃貸マンションを再生するより土地売却の方が収益性高という判断で解体された事例があります。

  • 賃貸物件は所有者が単独で意思決定できるため収益性・撤退判断が早いですが、分譲マンションでは“区分所有”で住民の合意が必須。そこでこそ住民の管理意識が特に重要になるという構図です。

  • 分譲マンションでは、住民の管理意識・運営状況次第で、寿命・安全性・資産価値が大きく左右される点をぜひ押さえておいてください。

蓄年数だけでは判断できない

  • 「築何年だから危ない」かどうか?それだけでは判断できません。重要なのは“住民の意識”と“管理運営の質”です。

  • 実際、築50〜60年でもしっかり管理されているマンションは多数あります。逆に築20~30年でも、管理運営が悪ければ“外れマンション”になる可能性があります。

  • 住民主体で「みんなで直す」体制が機能しているか否か、住人年齢構成・理事会体制・積立の状況・修繕履歴などをチェックすることが、安心購入の鍵です。


■ 6. 視聴者への呼びかけ&相談窓口

これまで紹介したように、すべてのマンションが対象というわけではありませんが、現実に「外れマンション」「運営が破綻しかけたマンション」も存在します。
皆さまにお願いです:

  • 「うちのマンション、ちょっと不安だな…」という体験・疑問があれば、コメントでぜひ共有してください。動画製作の参考にもなります。

  • また、マンション運営・管理・買い替え・資金相談など、気になることがあればぜひ 本気不動産 の相談窓口をご利用ください。ホームページ公式LINEにてお気軽にお問い合わせ頂けます。


■ 7. 終盤トーク:計画の立て方と修正の重要性

マンション運営も、人生設計も“完璧な計画”だけを待っていては動けません。計画は「やらない選択肢」も含めて整理し、修正可能な柔軟性を持つことが大切です。
「理想のタイミング」「フル完璧な状況」を待つよりも、「今できる一歩」を踏み出し、状況を見ながら軌道修正する姿勢が、良好なマンション運営・暮らしの安心につながります。
今後も本気不動産YouTubeチャンネルで、マンション購入・運営・住み替えに役立つ情報を継続的に発信していきますので、チャンネル登録・高評価・LINE登録もよろしくお願いします!


 

 

■ まとめ

  • 中古マンションの寿命=築年数だけでは図れません。重要なのは「見た目の劣化」「管理・資金の健全性」「住民・管理組合の意識」です。

  • 外れマンションに共通する兆候:剥落・浮き・外壁補修の応急措置(ネット・シート)・空室増・借入依存・住民の高齢化による運営力低下。

  • 物件を選ぶ際は、内覧だけでなく「理事会議事録・修繕計画・積立金額・借入状況」なども可能な範囲で確認を。

  • 管理会社・住民が「みんなで直す意識」「未来を見た資金計画」を持っているかが、長期的な安心を左右します。

  • 動画を見て、物件選びの目を養ってください。そして「相談する・聞く」ことを躊躇しないことが、一番の防御になります。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
「このマンション大丈夫かな?」と少しでも不安がある方は、ぜひ本気不動産・佐藤までご相談を。皆さんの安心・安全な暮らしのために、これからも全力でサポートします!
それでは、また次回お会いしましょう。

マンションの「何LDKが正解?」に迷う方必見。5LDK・4LDKの大空間から1LDKのコンパクト住戸まで、家族構成・使い方別の最適解を不動産歴25年・売買1200件超の佐藤が本音で解説。広さの感覚差・維持費・管理コスト・リフォーム可変性まで現場目線で徹底整理!


📺関連動画紹介

今回のテーマに関連する動画はこちら👇
1️⃣ 【マンションの間取り】〇〇㎡のマンションで老後に後悔?買うべき間取りと失敗する間取りを住宅購入のプロが徹底比較します!

 

 

2️⃣ 【マンションの方角】2000年以降の物件は要注意?意外と重要な住宅の向きについて不動産社長が本気で解説します!

 

 

3️⃣ 【終の住処】実は健康への被害も?老後に避けるべき危険な立地ランキングを不動産歴25年のプロが徹底解説!

 

 


こんにちは!
本気不動産の佐藤です。

今日は、誰もが一度は悩む「マンションの間取りと広さ」について、
5LDKから1LDKまでの実例を交えながら、“ちょうどいい暮らし”を見つける考え方をお話しします。


■「何LDKが正解?」は人によって違う

間取りの「正解」って、実は一律ではありません。
家族構成や生活スタイル、さらには“モノの量”や“将来の使い方”まで関係してきます。

たとえば、6畳を広いと感じる方もいれば、10畳でも狭く感じる方もいます。
図面だけで判断せず、実際の生活動線や家具のサイズ感を一緒にイメージすることが何より大切なんです。


■5LDK・4LDKのリアル:広いけど持て余す?

5LDKクラスになると専有面積は100㎡を超え、
リビング22畳、個室5部屋というまさに“豪邸クラス”。

子どもが独立したあとは空き部屋が増え、
管理費・修繕積立金・光熱費がズッシリ重くのしかかるケースが多いです。

4LDKも同様で、夫婦二人暮らしだと「広いけど落ち着かない」「掃除が大変」なんて声も。
広さは贅沢に見えても、維持コストを含めた“現実的な快適さ”を考えることがポイントです。


■3LDK・2LDK・1LDKのバランス型:使い勝手と管理の両立

3LDKは今の新築では65㎡前後が主流。
LDK隣の一室を取り込めば、2LDKのように広く見せることも可能です。
リフォームで可変性を持たせると、長く住み続けやすい間取りになります。

2LDKは夫婦二人暮らしに最適。
寝室+趣味部屋(または書斎)で、生活の密度もちょうどいい。
50㎡台でも家具配置を工夫すれば“広く暮らす”ことができます。

1LDKは単身者向けですが、ベッド・通路・家具サイズの調整が超重要。
ベッド周り60cmの通路確保を意識するだけで、動きやすさが格段に変わります。


■広すぎる家の「見た目の罠」

大空間は素敵に見えますが、家具が少ないとスカスカで落ち着かない。
そんな時は大型照明や観葉植物、アートパネルなどで「間を埋める」工夫が大事です。
逆に、来客が少ないなら思い切って2LDK程度でリビングを充実させたほうが満足度は高くなります。


■生活に家を合わせる発想

多くの方が「生活に合う物件を探す」ことに集中しますが、
マンションは構造的に増改築が難しいため、**“物件に生活を合わせる”**方が現実的です。

たとえば、まとめ買い用の「ストック部屋」をつくるより、
在庫を減らして回転率を上げる発想に変えるだけで、暮らしの快適度が大きく上がります。


■ダウンサイジングでコストを賢く抑える

管理費・修繕積立金・光熱費は、面積に比例して上がります。
子どもが独立したり、使わない部屋が出たら、
思い切って“ちょうどいいサイズ”に住み替えるのが正解です。

最近は廊下を短くした効率設計の新築も多く、
「小さいけれど快適」な住まいが増えています。


■立地と暮らし方の新発想:都会コンパクト+郊外の拠点

都心ではコンパクトに効率よく、
地方や郊外ではゆったりと過ごす“二拠点生活”という考え方もおすすめ。
仕事効率と暮らしの質を両立でき、今の時代に合った選択です。


 

 

■まとめ:生活にフィットする“ちょうどいい”間取りを

住まいの広さは“多ければ良い”ではありません。
掃除・光熱費・維持費を含めた「管理のしやすさ」が満足度を左右します。

無駄を削りながら、毎日が楽になる住まいを一緒に考えていきましょう。

皆さんの「理想の間取り」や「広さのこだわり」もぜひコメントで教えてください!
チャンネル登録やLINEからのご相談も大歓迎です👇
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こんにちは、本気不動産の佐藤です。
今日は、最近話題になっている 不動産まわりのニュース をまとめて、わかりやすく解説していきます。
「へぇ〜」で終わる話ではなく、今後の生活や資産に確実に関わる内容 ですので、ぜひ最後まで読んでください。

 

①「みんなで大家さん」集団訴訟

不動産投資商品として知られていた「みんなで大家さん」。
昨年から少しづつ怪しい話題がありましたが、

ここにきて 出資者 1,191人が、総額 114億円 の返還を求めて集団訴訟 を起こしました。

要点はここです👇

  • 配当が止まりはじめ、不安が加速

  • 「投資」ではなく「預ける」感覚で始める人が多かった

不動産投資は「不労所得」でも「簡単に儲かる商品」でもありません。
情報を精査し、誰が運営して、何に投資されているのかを確認することが大切ですね。


②「フラット35」借入上限が引き上げへ

これまでは 上限 8,000万円 でしたが、
今後は さらに上限拡大 が検討されています。

背景には👇

  • 新築価格の高騰

  • 首都圏を中心に住宅取得が困難になっている現状

フラット35は「低金利 × 長期固定」が魅力。
ただし、借りられる金額が増える = 家が買いやすくなる のではなく、
借りすぎのリスクが上がる という認識が必要です。

無理なく返せる計画、ここが全てです。


③ 東京都23区の家賃がついに「25万円台」へ

ファミリー向け賃貸で 家賃25万円を突破する勢い になっています。

そこで東京都は、
相場より約2割安 の賃貸住宅を提供する制度の検討を始めました。

ただし、実際に供給されるのは👇

  • 数が限られる

  • 立地選択に制限がある

  • 申し込み競争が激しくなる可能性大

「高くて借りられない」 → 「補助住宅に殺到」
となれば、結局は選択肢の幅が狭くなる かもしれません。


④ 東京都心5区のオフィス空室率が 2.59% に低下

これは地味に大きなニュースです。

  • 企業の都心回帰

  • 出社・対面業務の復活

  • コロナ後の働き方の再調整

つまり、
「都心はまだ終わらない」
という動きがはっきり出ています。


🔍 佐藤の見解(今後予想される流れ)

  • 不動産投資は「人任せ・商品任せ」より「理解できるもの」を選ぶ人が増える

  • フラット35の上限拡大で 買える人は増えるが、焦って買う人も増える

  • 東京の家賃が下がる可能性は低い → 交通利便性の高い郊外エリアに注目が移る

  • オフィスは「本当に良い立地」に集中し、弱い立地は空室が続く 二極化時代へ

不動産は「上がる・下がる」で見る時代ではなく、
どの地域・どの用途に価値が集中するのか を見る時代に入っています。


📌 まとめ

今回のニュースは、
「不動産はただ持つだけではなく、選び方が問われる時代になった」
ことを象徴しています。

迷ったら、聞いてください。
情報の差は、そのまま資産の差に直結しますので。

住宅購入でつい間取りやインテリアに目が行きがちですが、今回は“金利と返済ルール”に焦点を当てて解説します。変動金利の「125%ルール」と固定金利(フラット35)の比較を通じて、自分に合うローンの考え方・判断軸をしっかりと掴んでいきましょう。YouTube動画もあわせてご覧ください!


こんにちは、 本気不動産の佐藤です。

今日は「住宅ローンを組むなら変動金利?それとも固定金利(フラット35)?」というテーマに、わかりやすく切り込んでいきます。
間取りや設備の話もワクワクしますが、実は住宅購入の成功・失敗を左右するのは「資金計画=金利・返済ルール」なんです。今回はそこを掘り下げ、失敗しないローン選びの“基礎のキ”を皆さんと一緒に確認していきましょう。


① 企画の趣旨と視聴者への狙い

不動産歴25年、売買1,200件超、査定相談4,000件超の経験を持つ私が、この動画・ブログでお伝えしたいのは、「夢のマイホーム=いい間取り・いい設備」だけじゃない、資金面の“地味だけど超重要”な視点です。
全国的に「変動金利」が人気ですが、その裏には“見えづらいリスク”もあります。
そこで今回は、変動金利に付随する「125%ルール」の仕組みを具体例で紹介しながら、固定金利(特に フラット35)との比較検討をします。最後まで読んで、自分ならどっちを選ぶかの判断軸をしっかり持って帰ってください!


② チャンネルの実績と情報提供スタンス

私、佐藤竜志は北海道千歳市生まれ、株式会社エリアネット代表として25年間この道一本。年間数千件の査定・相談を頂いています。
このブログ/YouTubeチャンネルでは、「住宅購入で後悔しないため」に、できるだけ実務的・数字的に“見える化”した情報を提供しています。
今回も「変動金利とは何か」「125%ルールとは何か」「フラット35との比較でどこに落とし穴があるのか」を、実例ベースで解説します。


③ 変動金利の基本フレームと125%ルールの位置づけ

まず、変動金利の仕組みから確認しましょう。
・変動金利でも、最初の5年(多くの住宅ローン商品で)は返済額(月々の支払い)は固定されるケースが多く、「返済額がずっと上がる」わけではありません。
・ただし、金利上昇時には「元金返済割合が減る・利息が増える」方向に変わり、返済計画が揺れる可能性があります。
ここで登場するのが「125%ルール」。これは“返済額が一気に跳ね上がるのを抑える”ための上限変動幅が設けられているというものです。
ネット上では「有無」で議論がありますが、私は「有っても無くてもよいが、最悪ケースをイメージしておくこと」が肝要だと考えています。


④ 125%ルールに基づく変動金利の最悪ケース試算とリスクの可視化

ここから具体的数値で見ていきます(あくまで“最悪ケース想定”です)。
前提条件

  • 借入額3,000万円

  • 期間35年

  • 初期金利0.5%(元利均等・ボーナス返済なし)
    →当初5年間の月額返済:約77,876円と仮定。
    ・125%ルールで返済額が上限まで増加したと仮定すると:
     1期目(月)77,876円
     2期目上限:約97,252円
     3期目上限:約121,517円
     4期目上限:約151,841円
     5期目上限:約189,000円相当
    さらに残高推移も仮定して、5年時点残高2,280万円、10年時点1,990万円、15年時点1,710万円、20年時点1,410万円…という見方をします。
    この数字から、「想定したより元金の減りが鈍る」現実感が見えてきます。


⑤ 金利上昇の影響、利息制限法の上限、総返済額の負担感

続いて、金利が上がった場合を“極端想定”でシミュレーション。
仮に:2期目2.08%→3期目4.12%→4期目6.83%→5期目10%超と上昇し、25年目以降は利息制限法の上限(15%)で頭打ち…という前提を置きます。
その場合、返済額が25年目以降でも月額22万6,000円前後の水準になる可能性があるとし、当初の約3倍になる負担が発生しうるという“体感”を共有します。
これを積み上げると、最悪シナリオでは“当初想定より倍以上払わされる”という印象が数字上でも明らかです。


⑥ 現実的な想定、備えの必要性、貯蓄と資金計画の要点

もちろん、「125%規制の上限まで毎回到達」というのは極端な想定です。現実にはそこまで行くケースは稀です。ただ、例えば“金利が2%程度まで上がる”という想定は十分に現実的とみています。
ですから、変動金利を選ぶのであれば、次のようなポイントで備えを持っておくことが重要です:

  • “当初月々支払額 + 予備費”という視点を持つ

  • 年齢・収入・支出のバランスを返済開始時点だけではなく、5年・10年後という時間軸でチェック

  • 貯蓄・支払い耐性を「金利2%上振れ」レベルでシミュレーション
    「安い金利だからお得!」という短絡的な判断ではなく、“もし金利が上がったら?”という耐性を持つことが安心につながります。


⑦ フラット35の固定金利シミュレーションと変動金利の優遇構造の実態

では、固定金利(フラット35)ではどうなるか。仮に:借入3,000万円・期間35年・当初金利0.85%・5年経過後1.85%固定とします。

  • 当初5年の月額:約82,880円

  • その後31年間の月額:約95,337円

  • 総支払いイメージ:当初5年 約497万円+残期間 約3,432万円=合計 約3,929万円。
    変動金利(初期0.5%)との比較では、当初5年で約30万円の差が出るという試算です。
    つまり、固定金利は入口は高めですが「見通しが立ちやすい安心感」が最大のメリットと言えます。

合わせて、変動金利の“表面金利0.5%”が“基準金利2.0%から優遇1.5%引き”という構造で、優遇幅が変わったり基準が上がったりすると実効金利もガラッと変わる可能性があるという落とし穴にも触れておきます。


⑧ 当初差額の回収期間目安と選択の考え方の枠組み

当初5年間で約30万円の差が出たとして、それを“変動金利で低く支払った分”を回収するには、条件次第で約16年が必要という目安です。
つまり「初期の月々差」が小さいからといって固定を選ばず、また逆に「低月々だからと飛びつく変動」もリスクを知らずに選ばない。
借入額が増えたり返済期間が長くなったりという最近の傾向を踏まえると、固定の「シンプルさ」と変動の「低コスト挑戦」のトレードオフを、実測・数字ベースで見極めることが肝要です。


⑨ 実務的な判断材料:処理コスト、団信、自己資金、LTV制限など

ここは“見過ごされがちなコスト”の話。
・事務手数料:借入額の約2%(1.8~2.2%)の商品が多く、3,000万円借入なら約60万円にものぼる。
・団体信用生命保険(団信):金利上乗せの有無なども要確認。
・融資比率(LTV):例えば「融資8割」という制約下では、3,000万円物件でも2,400万円までしか借りられず、残り600万円は自己資金が必要――など、低金利商品でも“使えないケース”がある。
これらを加味した「総コスト比較」を抜きにしたローン選びは、結論として甘くなりがちです。プロの助言を得る価値がここにあります。


⑩ 相談時の伝えるべきポイント・視聴者への呼びかけ・エンディング

ローン相談時に私がまず聞くのは、この2点です:

  1. 「月々いくらなら無理なく払えるか」

  2. 「ボーナス払いの有無」
    この2つを具体値で出してもらえたら、複数の金融商品の違いを資料化し、「この条件ならこういうシナリオもありますよ」という提案がスムーズになります。
    家族構成・年齢・収入・支出・将来見通しを踏まえ、「もしもの金利上振れ」に耐えられるかどうかも一緒に設計しましょう。
    今回説明が数字多めで難しく感じた方もいるかもしれませんが、「直感+逆算」で伝わりやすく構成していますので、ぜひコメントや質問もお待ちしています。

お問い合わせは、 株式会社エリアネット 公式LINEまたは概要欄のホームページからどうぞ。次回動画もぜひご覧ください、ありがとうございました!

 

 


📺 関連動画のリンク(ぜひ合わせてご覧ください)

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    【比較】〇〇より持ち家の方がコストが安い!?年金だけで住宅ローンの支払いが可能なのかを不動産歴25年のプロが徹底解説!

     

     


それでは、次回も「実務的に使える、不動産を買って後悔しないための情報」をしっかりお届けします。よろしくお願いいたします。
本気不動産の佐藤でした。