今年も箱根駅伝を楽しみました。僕は、東京に出てきた1973年以来、最初はNHKラジオで、テレビ東京で、日本テレビを聴き、見てきました。
最近は、日本テレビの番組が本来の中継に力を入れず、余計な話(エピソード、事前取材、シード権争い、タスキが途絶える、途中棄権など)の時間ばかり長くなりましたので、TVの音を消して、NHKラジオを聴いています。
今回のNHKラジオの解説金哲彦さんの「軽い走り」と「力強い走り」の話は特に面白かったですね。あと、柏原選手の登りの走りについての分析も。
早稲田の渡辺監督の努力を、「体重を減らしたとかゴルフの回数を減らしたとか」言って美談ぽく伝えていますが、そんなの当たり前じゃないというような話です。以前の方が監督失格なんですよね。それを真顔(多分)で話すアナウンサーもさぞかしつらかったでしょうね。
また、TVでは「シード権争い」に焦点を当てています(ある意味では優勝争いより)。当事者(各校)にとっては予選会の準備をしなくていい(楽ができる)ということで意味はあるのでしょうが、見る方には関係ないと思うのですが。本番の順位を見ると、予選会に出た方が良い成績を出しているような気もしますし。
早稲田の三冠というのについても一言あります。学生三大駅伝といっても、関東学連に所属していなければ箱根駅伝に出場できないわけです。他地域の大学はいくら強くても三冠は目指せません。チャンスが無いわけです。
出場資格が限定された箱根駅伝の優勝校が全国一のような扱いをするのはいかがなものか。もっとも、一番権威があり、この駅伝の優勝校が一番強いに決まっていますが。
今年の大会では、各区間の選手のタイム差が縮まっているのに気がつきます。各学校間で力の差が無いこと、本番で一定の力が出せること、選手層が厚いので故障や不調の選手を出さなくなったことがあると思います。日本テレビが期待するブレーキや途中棄権は、なくなっていくことでしょう。
それでも、選手一人の記録が設定タイムのプラスマイナス1分だとしたら、10人でプラスマイナス10分ですから、十分に駅伝の醍醐味(コンディション、レース展開などで順位が変動する)は味わえると思うのですが。
いろいろ書きましたが、駅伝は面白い、いや箱根駅伝は面白いということです。