小栗上野介の本 | 大器は早成し、小器は晩成する

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本日、小栗上野介の本を買いました。まだ、読んでいませんが、戊辰戦争の時に、敵対もしていないのに捕えられ切られた人物(幕臣)です。フランスと組んで幕府の延命を図ろうとした売国奴というイメージが強いのですが、幕末の優秀なテクノクラートだったそうです。


薩長は、暴力で幕府を倒し、有司専制の独裁国家を作りました。そして、明治維新以後、憲法が公布されたあとも大正時代中ごろまで実質的に権力の中枢を支配しました。そのいびつな権力維持の構造が軍人の台頭を招きました。


それでは、天皇を中心として、徳川家が主導する諸藩連合が新たな政府を形作っていたらどうなっていたでしょう。たらればの話は無駄なことですが、明治維新だけが日本の近代化の唯一の道筋ではなく、それがベストでもなかったと考えることは大切です。