今日のサンスポWEBで、福島県の原発30km外の地域に物資が届かないという記事がありました。業者が運転手を出さないということで、そうした風評被害がおこるのは政府の責任であるという内容でした。
政府が正確な情報を公開さえすれば風評被害はおこらないということらしいですが、この程度の記事しか書けない記者・デスクの能力にびっくりしてしまいます。
政府の情報公開が無くて、風評被害がおこっているケースってあるんですか。
1、この記事のケース
政府は20km内からの退去、30km内では屋内退避を求めていますが、外国政府は自国民に80km外への退避、西日本への退避、日本国外への退避を求めているケースがあります。
運送業者が40kmぐらいまでを危ないと考え社員に業務をおこなわせないというのは、風評のためではなく事実に基づく判断であるといえます。もし、それが常識外れの行動であるなら社会からペナルティーを受けるかもしれませんが。そうした場合は、別の風評被害(あの会社は地震の時に反社会的行為をしたという噂をきいたので取引しない)になります。
2、東京で子供を外に出さない
昨日ラジオを聞いていたら、投書で赤ちゃんが生まれたばかりで、外に出すのが不安だというのがありました。東京でも自然界に存在しない物質が検出されたのですから、公的機関が無視できるレベルといっても、個人が不安に思って子供を外に出さないのは自由です。
3、東京で買い占めがおこっている
大地震が起こってすぐに小売店に人が殺到したわけではありません。報道で震災の規模・被害の甚大さが伝えられてから、商品が棚からなくなったり、ガソリンスタンドに長蛇の列とかできたわけです。或る意味、正確な情報に基づく行動と言えます。
マスコミが作り出す、風評被害という風評。また、情報が公開されることで、国民が望ましい行動を取るとの神話。もうちょっと考えて記事を書いてください。