ここでは菅さんの擁護を続けてきました。安倍さんや麻生さんだったら、このように書いたかどうか。そういう意味では菅さんのことが好きなのかもしれません。
毀誉褒貶のある人ですが、初当選の時の衝撃が余りに強かったから、仰ぎ見てしまいました。泡沫候補だと思っていましたから。松下政経塾出身者とはわけが違います。
でも、これだけ人気がないと、坊主憎けりゃ袈裟まで憎いで、何をやっても評価されません。原発事故も一段落つきそうですし、辞めどきかもしれません。
今日の日経新聞の私の履歴書はブッシュ大統領の最終回でした。大統領の仕事の評価は、時間が経って変わっていくもの、その時には本人は生きていない、というようなことが書いてありました。
今の日本では、悪いことはみんな誰かのせいにすることが当たり前になっています。産業が衰退し、将来の日本が危ういことも、そして東日本大震災の被害も、リーダーの対応が悪いからということにすれば、その深刻な状況から一時的に逃避できます。
メディアは、ひたすら国民(消費者)に迎合するサービス業になり下がって、国民の理不尽な行動に根拠を与え続けています。
日経新聞の本日の大震災の記事では、原発事故についての政府の対応の検証が冷静になされていました。ここをしっかり理解すれば、大震災時に何があったか、そして日本の現体制で可能であったことがわかります。
昨日、内閣府参与の一人が辞めました。子供の被ばく量の基準値が甘く、学者の良心から容認できなかったそうです。自説が通らなければ辞める、そういう人はもともと政治・行政に関与すべきではありません。これで、また一つ、メディアの菅さんへの悪口が増えました。
今朝、NHKの『課外授業 ようこそ先輩「目を向ければ見えてくる!?~湯浅誠~」 』を見ました。同じく内閣府参与です。動かない行政・官僚を相手によく耐えているなと思います。でも、NPOではできないが行政ならできることがあるんでしょう。
どちらの態度が正しいかではなく、学者先生は所詮そんなもの。大震災後にTVに出てきた、原子力や地震の専門家(学者)の話は、科学的には興味深いものですが、実際の事故の対応という意味では全く役に立ちません。