好きな作品がドラマ化されて、
見てみたら思ってたのと違った…
ってのはよくある話。
それが原作をよりよくする為の
スパイスなら良いけど、
趣旨が変わってしまった作品には
殺意すら沸く。
どうも、どんべえです。
先日、原作者の意向を無視したドラマ化により一つの命が失われたというニュースを知った。
原作もドラマも全く知らないけど、思い描いた道を他者により引っ掻き回される苦しみは知っている。
自分自身を否定される苦しみ。
生きていてはいけないのかと錯覚させられる。
俺が最期の場所を求めて、森をさまよった時の話。
原作者さんのコメントによれば、自己肯定感の低さ故生きづらさを抱える人達に、優しく強く寄り添える様な作品にしたいという思いが強くあったとの事なので、なおさら辛かったろう…
だけど決して脚本家だけが悪い訳ではないと思う。
視聴率を稼ぐ番組作りやスポンサーに寄り添う姿勢。
そういった環境が、周囲を見えなくさせてた可能性はある。
不倫サレた側のブログだけ見てると、シタ側は絶対悪の存在。
お花畑ブログだけ見てると、サレ側の事なんて眼中にもなかったり。
置かれた環境に慣れてしまうと、見えなくなる事もある。
だから時には視点を変える事も重要だと思う。
無用な争いを避ける為にも…
ご冥福をお祈り申し上げます。
ここ10年ほど、俺はほとんどドラマを見てない。
見たのは次の二つくらいかな。
世の中にあふれる不倫を嘆いて作品を生み出したのに、原作者の意向を無視して不倫を美化したドラマは、こちら!
サレ側が悲痛な思いで放った言葉を、不倫男の名言にしてしまったりとひどすぎた。
美化ドラマに釣られた不倫者達を、改心させる目的で原作に誘導する、という目的だったのなら良作。
こちらは原作に忠実!
財産や住む所を失っても男遊びを辞めないシタ妻が、人間としての尊厳まで失ってやっと我に返る話。
ドラマは散々虐げられてきたサレ側が、反撃を始めたところで終わってる。
続編、見たいなぁ。
ドラマが話題になってたので、原作読んでみたらガッカリした話はこちら。