「自己メンテナンス(セルフケア)」をする、ということ ①産後の身体編 | 【千葉・オンライン】 はじめのいっぽのブログ

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皆さん、こんにちは。
助産師ドゥーラ いし井とも美です。

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初めての確定申告を終えた後、
疲れが出てしまったようでした。

そこで、理学療法士さんでもあられる
水口かおりさん(ブログはこちら)に施術をお願いしました。
かおりさんは、訪問ケア・サポート、しかも「産後の方」を中心にケアをしてくださるので、
産後間もない外出できないお母さんたちには、とても嬉しい存在です。

私は「産後」なのか?うかがうと
とも美さんも十分産後ですよ。(産後3年)ある意味私の母だって「産後」です。
と受け入れてくださいました。

ひどく両足の長さが違っていたり、妊娠中からの姿勢のクセ…などご指摘くださり、施術+セルフケアを教えてくださいました。

「お願いしたい(看てもらいたい)」
「触れてもらいたい(これもきっと人は根本的な欲求としてあると思います)」
はあるのですけれど、
それでも四六時中看て下さるわけでもないし、自己管理(=セルフケア)も必要なんですよね。

自分の身体やココロ、病、出産、育児にしても…
最終的には自分で「責任」を持つ。
「おまかせ」ではならないんです。
言われたとおりにしかできない、言われたとおりにしかやらない。
それで思っていた結果と違ったりすると怒りを感じてぶつけてしまう…。

自分自身で自分の身体やココロと、感じたり、考えて、「対話する」。
結果、自分にしっくりする(納得、ともいいますか?)方法でされてみればいいんですよね。

施術していただいている間に、
もっと私たちは私たちの身体に関心を持った方がいい。
という話をしたりしました。

今の世代のお母さんたちは、私も含め「出産」でダメージを受けてトラブルをきたす方は多いです。
昔の方は、今のお母さん達よりも、
もっともっと体を動かしていたし、下半身も鍛えていました。

今のように洗濯機や掃除機、食洗器もあったわけではないですし、
ネットスーパーだってありません。
瞬間湯沸かし器だって、ガスだってなかったわけです。
お産直前ギリギリまで畑仕事をし、帰宅してお産。とかいうこともままあったわけです。

産後はそんなお母さん達でも「産後3週間」までは徹底的にしっかり養生をされていました。
いわゆる「床上げ」までは上げ膳据え膳していただいていたわけです。

現代はいろいろと生活が便利になった代償に、体力・筋力は衰えていきました。
なのに、産後はサポートをしてくれる存在・人間関係も希薄だったりで、
「自分がやった方が早い」「結局は自分しか動ける人はいないし」
となるわけです。

妊娠中はお産に向けて「リラキシン」というホルモンが分泌され、
お産がしやすくなるように、各靭帯を緩くゆるくしていきます。
それは現代人にとっては「緩ませられすぎ」くらいになるのです。
結果、その状態で「産後、動かざるを得ない状況」が「産後の身体のトラブル」に繋がることもあるのです。⇒まさに私はそれでした。

私は産婦人科外来で勤務していた経験もあるので、
子宮脱や尿漏れトラブルなどで受診される中年期から老年期の方を多くみてきました。
原因の一つとして「多産」であったり、「巨大児」出産、機械的に無理を要した分娩など
あります。
が、特に何の原因も見当たらなかったのに、産後間もなくトラブルに見舞われる方もいらっしゃいます。

私たちが老年期を迎えたころ、「産後に無理をした」ことがどう影響するか?
私たちが子どものころ以上に便利な生活になってしまった子どもたちが出産年齢になった時、
産後のトラブルは増えたりしていないだろうか?
などまで考えが及びました。

やはり「産後ケア」は必要!
そして産後のカラダの変化についてもっと私たちは知る必要がある!
と意見が一致しました。

サポートご利用者さまの中でも、
「産後の身体の変化について、産前のうちに知りたかったことがたくさんある」
というお声もたくさん頂戴しています。

「こういうことが予め分かっていたらもっとセルフケアもやっていた!」

「産後(入院中や産褥期)から取り組めるセルフケアを教えてほしい!」
というお声も…!

こういうことを妊娠中より、お伝えしていきたい!
と話し合いました。

かおりさんもブログアップしてくださっております。⇒⇒コチラ

今年度、産後の身体について~セルフケア含む~を展開していきます!