ヴィーナス占星術師の能勢みやびです。
いやー、この気持ち、誰かと共有したい。
西洋占星術で、冥王星が表すものは
・破壊と再生
・スクラップ&ビルド
・根源的な変化
・強制終了
など、強烈な意味を持つ天体です。
冥王星の影響を、特に受けやすい人というのがいて、それは生まれた時の星の配置で決まります。
いくつか見分ける方法がありますが、例えば、冥王星がアングル上に乗っている人。
アングルというのは、1ハウスのはじまり、4ハウスのはじまり、7ハウスのはじまり、10ハウスのはじまりの線の上。
あとは、火・地・風・水のエレメントがある中で、冥王星だけエレメントが違う人。(私はこのタイプ)
冥王星だけ、南半球にあるとか、北半球にあるとか、東半球にあるとか、西半球にある人も。
専門用語でシングルトンと言います。
1つだけ違うというのは、そこが際立つので、やはりその天体の影響力が強くでます。
実際、私は自分の太陽に冥王星が合になった時に離婚しました。
今思うと、強烈に根源的な変化をしたくなったから。
今のままだと、小さい世界から抜け出せなくなるような焦りが湧いてきたから。
まさに射手座で起こった破壊と再生。
私が射手座、元夫が蠍座ということも関係したと思います。
広い世界を見たい射手座と、深い関係を築きたい蠍座。
まだ20代だったこともあり、スクラップした後のビルドが容易に感じました。(若さゆえの自信って怖い。笑)
10年以上、冥王星の影響から離れて暮らしていたのですが、なんと今度は、自分のアングル上(10ハウス)に冥王星が乗っています。
冥王星は進行が遅いうえ、逆行もあるので、なかなかどいてくれない
10ハウスのアングルはMCと言って、社会における自分の看板を表します。
例えば、太陽が自分の使命だとしたら、MCはその使命を使って、どのような看板を立てかけるか。
私は太陽が射手座なので、叡智や真理を自分で噛み砕き、人に教えることが大好き。
それが占星術師という天職に深く結びついています。
教えることが好きな星座は、双子座と射手座ですが、方法は大きく違って、双子座が初等教育、射手座は高等教育を表す星座です。
分かりやすく言うと、双子座は小学校の先生や、多くの人に情報を伝えるマス向けタイプ。
射手座は学者や専門家などの、マニアックな研究者タイプ。
これまでの私は、占星術に少しでも親しみを持ってほしくて、双子座的な発信をしようと努力してきました。
しかし、何かが違う。
似ているけど、パズルのピースがうまくハマらない、あの感じ。
私は内向的な性格で、(興味や関心が内側に向かうタイプ)毎日、星の研究をしていることが至福の時間です。
プロの占星術師になって13年目。
星を読むのが仕事ですが、仕事以外の時間も、毎日2時間は勉強していると思います。
特に昨年から、イギリス人の先生から週に8時間、世界に通用する占星術を学んでいるので、知識が更新され続けています。
私は知識を得たら、すぐに自分や夫や家族など人生をよく知っている人のホロスコープで照合して、すぐに自分の占術に取り入れます。
ますます初心者向けとはかけ離れていく。
でも、MC(自分の看板)に冥王星(破壊と再生)が乗っているので、これまでの立ち位置を壊せという意味ですよね。
今の状況を、イギリス人の先生にも相談したら
「ビッグイヤー(重要な年)がきているね。
まずは冥王星の特性に敬意を払う事。
そして尊重する事。
計画を練る事だよ」と。
冥王星からは逃げられない。
強制的に向き合わされるって感じかな。
山羊座の22度〜水瓶座の2度くらいに個人天体や、ASC、MCなどがある方は、影響が出ている(これから出てくる)んじゃないかな?
大変なこともあると思うけど、念入りに計画を立てていきましょう。
積み上げてきたものを壊すことって勇気がいるけど、数年後、あの時の選択があったから今があると思える日がきっとくる!!
個人鑑定では、どの分野の破壊と再生なのか、それがいつくらいまで続くのか、どこに進めば良いのか?などしっかり説明させて頂きますね。
一緒にがんばろうねー!!