交差点で横断歩道にはみ出して、停車したとき、横断歩道を歩いているご年配のおばあさんに、杖でボンネットを叩かれて、後ろに下がれというジェスチャーをされたことがあります。
横断歩道を渡っている歩行者にとっては、迷惑である。
信号が赤になって車を停車するときに、横断歩道にはみ出してしまったとき、バックして停止線まで下がる車をよく見かけます。
渡米後間もないころは、信号待ちで前車がバックしてくるので、不思議でしたが、歩行者優先が徹底しているので、横断歩道には、車は、停まっていてはいけないのです。

歩行者が多いところだと、横断歩道にはみ出して止まっている車には、数人がボンネットを叩いて歩いていきます。

横断歩道を横断しようとしている歩行者がいると、必ず一時停止して歩行者優先させることが徹底しています。
日本でも、交通ルールでは、横断歩道を渡ろうとしている人が歩道に立っている場合は、一時停止しないといけないのですが、車優先であることが常習化されていますね。 本当は、違反です。


30年前に普通免許した時も、教習所では、歩行者優先の運転をしていたはずですが、車優先の運転をしていました。
2種免許取得の試験の際に、試験官に歩行者優先は、徹底的に教えこまれました。歩行者優先の運転をしないと試験には受かりません。


これからの日本社会は、高齢者が増えます。 横断歩道を渡るにも時間がかかります。
米国では、歩行者が横断歩道を渡り終えるまで、車は停止していないといけません。
日本でも同じルールのはず。
一時停止している車に対して申し訳なさそうに高齢者が小走りで渡るようなことは、米国で見かけません。
歩行者は自分のペースでゆっくり歩いて、車もせかすことなく待っています。

2種免許を取得して、プロのドライバーとして、歩行者優先の意識が高まりました。

追加

昨夜、このブログを書いたのですが、今朝の新聞に小学生2人が通学途中、横断歩道を渡っていたところ、車にはねられ一人死亡というニュースが目に留まりました。

車は、横断歩道に接近した場合は、横断しようとしている人がいるか分からない場合は、横断歩道の直前で停止できる速度で進行しなければいけません。

横断歩道が前方にあることを示す白いひし形のマークがあるときは、アクセルを踏むのを止め、、ブレーキをいつでも踏めるように準備して、横断歩道を通過するように習いました。


車両側が青信号でも、横断歩道上とその周辺の安全確認を怠り、歩行者と事故を起こすと横断歩行者妨害違反になります。

横断歩道の安全確認をしないことが習慣化しているドライバーは、増えていると思います。

再度追伸

『横断歩道を渡っていた小4女児 はねられ死亡』というニュースが、昨夜に続き、流れました。
このブログを書いた後、2日続けて小学生が横断歩道ではねられている。

横断歩道は、歩行者の聖域であることを徹底的にドライバーに教えないといけない。
警察は、もっと厳しく取り締まり、一人一人のドライバーに横断歩道は歩行者優先であることを意識させる必要があると思う。