青春18きっぷ西日本旅 2019/08/30~09/04
夏休みも中盤に差し掛かってきたところで今回は『青春18きっぷ』を使っての旅行を計画することにしました。青春18きっぷ(↑)は、日本全国のJR線の普通・快速列車などに自由に乗り降りできる券で、それが5日分で販売しています。旅の始まりは新宿発の夜行バスで名古屋駅まで移動します!朝早くに到着し、この日は岡山県まで途中下車をしながら、移動する予定です。最初は滋賀県の彦根で降り、『彦根城』に行きました。 彦根城はゆるきゃらの「ひこにゃん」などで有名になりました。城自体は小さめですが、威風堂々とした佇まいで多くの観光客が見物していました。次は、滋賀県の大津市にある『石山寺』に向かいました。 東寺真言宗の寺院で西国三十三所観音霊場の第十三番札所に指定されています。様々な文学作品の中にも登場した747年創建の由緒あるお寺です。次の場所は京都・大阪を電車で通り過ぎ、兵庫県の『明石』にやってまいりました。明石には上の様な『魚の棚商店街』というものがあり、様々な魚介類を扱っています。明石は、全国的にタコが有名であり、市場の中ではたこ焼きはもちろん、タコせんべいなど、色々な食べ物を売っています。その中でも有名なのが、こちらの『明石焼き』です。生地や見た目はたこ焼きとほとんど同じですが、ソースで食べるのではなく、出汁につけて食べます。中のタコも美味しく、ペロッと食べられます!商店街を見終わった後は、ひたすら電車で移動し、岡山県の総社市の服部駅で下車をして、今晩は「砂川公園キャンプ場」でテント泊です!!夕飯は簡単に済ませて、1日目は終了です。2日目は、岡山県からスタートして、四国に入っていきます。JRの岡山駅から、快速マリンライナーという電車が出ており、いっきに香川県に入ることができます。まずは、『高松駅』に到着しました!皆さんはあまりご存じではないと思いますが、香川県は自転車王国らしく、駅近くで超格安で自転車をレンタルをしています。なので高松市観光は自転車で周ることにしました。自転車に乗って、市内を巡り、高松港の海を眺めているうちにお昼の時間がやってきました。今日のお昼は何といっても「讃岐うどん」です!私が頼んだのはとろろうどんですが、オプションで天ぷらもつけました。食べ方としてはこのうどんにダシ醤油をかけて食べます。釜揚げのうどんが美味しく、卵や天かすが麺に絡み、独特な味わいを醸し出しています。皆さんも香川で本場の讃岐うどんを召し上がってみてはどうでしょう?次はお隣の愛媛県に移動です!中でも松山市にある『道後温泉郷』にやってまいりました。道後温泉には、商店街が広がっている中に色々な種類の温泉があります。写真の中の建物は、宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」で出てくる湯屋のイメージとなった場所の一つです。ここで温泉につかり、疲れをとることができました~ このように町全体がレトロにアレンジしてあり、雰囲気に浸ることができます。2日目の最後は愛媛県の八幡浜という所から、大分県の「別府」までフェリーで移動します!今晩はこのフェリーの中で就寝です。おやすみなさい… 朝になり、『別府港』に到着です。別府と言えば、温泉が有名なので早朝からやっている場所を探しました。上の写真の高等温泉という名前ですが、200円という超格安で入浴ができます。お風呂は熱めでしたが、朝からサッパリすることができました。この日は広島まで移動という中々の距離となります。最初は福岡県の北九州市にある小倉という場所で『旦過市場』を見物しました。朝にも結構の人がいた中で私はヒラマサという魚の寿司を購入しました。脂ものっていて、非常に美味でした。そこから、一気に広島県まで移動することになりました。長い時間の電車移動となりましたが、昨晩のフェリーであまり寝られなかったらしく皆、爆睡でした。さぁ!広島県にやってきました。まずは、『尾道』で下車です!尾道は正面に海、裏に山と起伏の激しい場所ですが、山の中にはお寺があります。この『千光寺』は、中国観音霊場第十番に入っている寺です。 このように高い場所にあるため、絶景となっています!また、尾道は愛媛県の今治とを繋ぐ「しまなみ海道」があります。この海道はサイクリストの聖地と呼ばれる程、絶景が広がっています。今回は行くことができないので後ろ髪を引かれながら、さらに移動します。次に来たのが、皆さんご存じの『厳島神社』です。厳島神社は日本三景に数えられ、平清盛によって創建されました。赤い社殿が雅な雰囲気をつくりだしています。神社の荘厳な姿をこの日も多くの人々が眺めていました。ただ一つ!残念だったのが!厳島神社といえば、大鳥居が有名ですが…このような状態で現在修復工事中とのことでした…この日はここで観光を終え、広島駅まで移動してホテルでの宿泊となります。広島ならば、やはり「広島焼き」かなということで夕食はお好み焼きにしました。中の麺が特徴で非常に美味しかったです!この日は久しぶりにやわらかいベッドでの就寝です。4日目です。この日は広島県から途中下車をしつつ、行きに通った道も通り、名古屋駅に戻り、そこからまた夜行バスで東京に帰る予定です。また、一気に電車で移動するということであまり観光地を見ることはできませんが、中々疲れてきたので電車の中で寝ながらの移動となりました。そんな中でやってきました!『姫路城』!この日は雲一つない快晴で空の青さに城の白色が映えていました。姫路城は兵庫県にあり、その白さから別名「白鷺城」と呼ばれ、世界遺産となっています。城を見終えた後で近くでおみやげを見たりなどして、この日は観光を終え、移動に専念します。行きにも通った電車の道を眺めながら、思い出を振り返りました。そして、名古屋駅に戻ってきました。夜行バスまで時間があるので夕食をとることにしました。名古屋は「ひつまぶし」というウナギのお重の食べ方と「味噌カツ」という甘めの味噌で食べるカツ丼が有名ですが、私はこれらを合わせたカツのひつまぶし重を食べました。薬味にネギとのり、わさびとゆず胡椒がついており、ダシもついています。ひつまぶしの食べ方としてはまず最初に普通にカツ丼を食べ、次に薬味をのせて食べます。最後に薬味ものせた状態でダシをかけて、お茶漬けのようにして食べます。このお店ではこのメニューを頼んだ人はカツ以外のご飯、薬味、ダシ、これらすべてがおかわり自由という太っ腹!豊かな名古屋人の豪快さの様なものを感じました。今回の旅は夜行バスに乗って終了です。色々な場所を移動しながら見るなど、結構なチャレンジの旅行となりましたが、無事に帰ってくることができました。また、この青春18きっぷを使って、行きたいと考えています。