ユースホステリング部に4月に入部して以来初めてとなるテント泊となった今回の長瀞キャンプ。まず野上駅に集合し、第一の目的地である『長瀞フィッシングセンター』まで徒歩で移動。ニジマスやイワナなど渓流魚が釣れる釣り堀という事で各自、様々な餌を使い部員全員が釣れたので良かった。

 

午後になり今回泊まるキャンプ場である『フォレストサンズ長瀞』へ移動、フォレストサンズ長瀞は最寄り駅である野上駅から徒歩約10分程度の比較的アクセス良好な林間キャンプ場であった。

           

紅葉に色づいた林の中、すぐ目の前には長瀞の代名詞でもある壮大な岩畳という好立地な場所でテントとタープを設営。経験がまだ浅いので初めは手間取ったが、部員で協力して何とか形になり無事日が暮れる前に建てることができた。

しばらく岩畳と紅葉の景色を堪能した後は、早めの風呂に入るため秩父鉄道近くの『満願の湯』まで移動、多くの観光客で溢れていた。帰宅後途中のスーパーで購入した食材で夕飯の準備。確か、そこそこおいしかった気がする。(思い出補正)

二日目、早めのチェックアウトを済ませ一行が向かった先は国指定の天然記念物になっている長瀞渓谷である。休日という事もあってか、多くの観光客、さらには海外からの観光客も散見された。次に向かった先は宝登山神社である。標高 497.1mの宝登山の山麓に位置する『宝登山神社』は秩父神社、三峯神社とともに秩父三社の一社として神日本磐余彦尊、大山祇神、火産霊神を祀る神社である。参拝し終えた後は、長瀞駅前で昼食後、各自で秩父名物を食べたり、お土産を購入したりして、自由解散となり、長瀞キャンプは無事トラブルも無く終了した。

ユースホステリング部として初めてのキャンプとなったがなかなかの手際の良さだったのではないかと思う。アウトドアを通じて、自然の豊かさに触れたり、その土地土地の歴史などを学んだりして、実のある学生生活を送っていけたらいいと感じた。

 

                               執筆者:新井 龍之介