「問題児」の「問題」は明らかなので〜佐藤輝明何が悪いのか2024年度版(会長記) | 堂島猛虎会のブログ

堂島猛虎会のブログ

タイガースファンの3人が綴る、猛虎愛ゆえの強く厳しい評論を発信していくブログです。

当ブログでは藤浪晋太郎を「元祖・問題児」として扱い

佐藤輝明をその継承者としている。

 

繰り返し書いているが「問題児の問題は明らか」

 

2人ともフォームに欠点があり、それを改善しないと問題は解決しない。

環境でもメンタルでもなくメカニズムの話だ。

 

結局「佐藤輝明は何が悪いのか」〜会長記

 

結局「佐藤輝明はどこが悪いのか②」〜会長記

 

今年にも記事を一つあげたが・・

 

 

改めて書くほどの進展はない。

 

同じ話の繰り返しになる。

 

2023の佐藤輝明のコース別

 

 

 

 

打てるのはベルトから下。

好きなコースから落とされるとバットに当たらなくなる。

 

今年のチャート

 

昨年と比べてボールの散らばりが少ない。

 

要するに「ボール球なんていらない」

と言うことなのだろうかと思う。

 

昨年は内角低めのストライクを18-8安打で.444の2本塁打と得意にしていたが今年は8-1の.143、5三振と一転して苦手コースに変化している。

 

とびぬけて数字がいいのは内角・真ん中低め。

ざっくり言えば「ほぼここしか打てない」というチャート。

 

そこから低めに落ちれば簡単に振る

このチャートでは球種までわからないがこのグレーのコースはほぼ間違いなく「落ち球・抜球」になる。

 

 

好きなコースを振りに行く→

そこから変化するので対処できない

 

と言う至極簡単な図式。

 

 

口がスッパマンになるが・・・

 

 

(c)バードスタジオ

 

グリップ位置が高い

グリップ位置が浅い(顔に近過ぎる)

 

から、低めの変化球にバットが止まれない。

 

福留孝介

 

スイングに入るときはグリップはこの位置。

「顔より下」で顔から「遠い」

 

だから・・

この位置で止まれる。

 

鳥谷も同じ

グリップは「顔より下」顔から「遠い」

 

 

問題児のグリップは

 

「顔より上」で「近い」

 

近本も

 

グリップは「顔より下」顔から「遠い」

 

 

佐藤輝明のグリップは・・

 

 

ここです。

 

 

なので

 

 

止まれない。

腰は回転して前を向いているし、グリップが体より先に前に出る。

 

 

村上宗隆は

 

 

ここになります。

 

なので止まれる。

 

 

 

グリップが遠いからヘッドが最後まで残る。

 

見逃しても「ヘッドが残る」

 

のです。

 

柳田も構えた時は確かに高いが

 

 

テイクバックで低く、顔から遠くなる。

 

sponishi annex

 

前に体重移動するときにグリップは後ろに残される。

 

これがよく言われる「ワレ」というやつだ。

 

 

 

輝明にはそのワレはない。

 

 

 

ここを直さないと昨年の数字は超えられない。

 

そしてその修正はシーズン中に出来るものではない。

 

シーズン中にやるなら二軍でミニキャンプを張るしかない。

ドライブラインに足を運ぶなど本人も危機感・向上心はあるかと思うが

元祖と同様、「いちばん大事で修正が難しい箇所」から目を背けていては進歩はない。

 

 

 

↓ブログランキングにご協力ください。

こちらをクリックお願いします↓

※画像の無断転用・持ち出しを禁止いたします。

※イラストは著作権で保護されています。